#48 後悔先に立たず&ツンツク…ツン!
遅くてゴメンでヤンスよ。
モッチット早く書ける様に頑張るでやんす。
「昨日ね、ママから全部聞いたよ…明日ね
パパの様子が変でも何も言わないであげて
パパは和真君と勝負して和真君を大好きに
なったわ。 だからおねがいねっ!って
言われたの…」
ミリアはそう言ってワタシの顔をじっとと見る
切れ長の目を細めてだんだんと眉間にシワを
寄せ…
「和真はパパの身体を心配してダメだって
言ってるのに…パパはわかってないみたい
だから今からワカラセマス!」
私の右側に少し間を開けて座るミリア
突然、エイって可愛らしい声を上げて
ワタシの右腕を突く!
「ンホォォアダダダッ」
ちょっと突かれただけで声が出てしまう痛み
逃げなければ、動こうとしたが身体中が痛くて
ゆっくりとしか動けない。
「ナニ逃げようとシテルのパパ…ダメだよ?」
動け、動け、ワタシのカラダ、動いてくれ!
エイ、エイ、エイってミリアの声に合わせて
ワタシの右腕をミリアの指が3回つつく。
「フングゥヴヴダダダッ、やっやっヤメて!
ヤメてミリアっヤメて! 誰か助けてくれ!」
容赦ないミリアのワカラセに涙目のヴァン
ソレをジトッと見ている茉莉花に雷兎に理恵
残念ながら後ろを見てはいけないとミリアに
言われてる和真は止めることができない。
そしてミリアは…まだ指先をヴァンに向けて
かまえている。
「わっ、分かった、ワガママ言わない
皆が楽しそうだから混ざりたかったんだ…
ゴメン、ミリア…すまなかった和真…」
大きな身体をショボンとさせて謝罪するヴァン
子供かっ、皆が思った瞬間であった。
「和真、もう大丈夫だよ! パパがワガママで
ゴメンね」
そっと振り向くと大男のヴァンさんが涙目…
気の毒だけどしょうがない
ましてや父娘の間に割って入る訳にいかないし
「そんじゃ…大人しく見てて下さい!
姉ちゃん、始めても良いよ」
トレーニング再開だ、順番は姉ちゃん
マシンの設定50キロ
す~ふ〜す〜ふ〜す〜ふ〜っと淀みなく
10レップ終わらせてベンチ台からゆっくりと
身体を起こす姉ちゃん
ほんのり汗をかいている姉ちゃんにタオルを
渡し、ミリアをマシンへと移動させる。
先ほど25キロで少し余裕があったから
今度は30キロで10レップする。
す〜ふ〜す〜ふ〜す〜ふ〜っと8レップ目
少し苦しそうだ…9レップ…
「補助に入るよ!」
バーに繋がる右アームをミリアのスピードに
合わせて押し上げる。
左右のアームは連動しているから問題なく
補助ができる。
10レップ、真ん中まで押し上げたが限界
空かさず補助に入る
「頑張れ、補助に入ったよ!」
俺の補助によりミリアの押し上げるバーが
ジワジワ上がり始める
「フウゥゥゥ~ッ」
息を吐き切りミリアは10レップを上げきった。
目を瞑り深呼吸するミリア
一瞬、俺の視線はミリアの胸元を捉える!
パステルグリーンのスポブラの真ん中
小さく真っ赤な⚡稲妻マークがぷるぷる震える。
目を開けて、ホイッと手を俺に伸ばすミリア
差し出された手を握り、そっとミリアを
引っ張り起こす。
「和真の…エッチ…」
顔を赤くしてボソッと呟き俺の胸をツンツンと
つつきまくるミリア
えっ、胸見てたのバレてる!?
「ごっ、ごめん」
慌てて謝罪をするけど…
「エヘっ、エヘっ、ちょっぴり柔らかいのに
押すほど硬くなる…ちゅごい…エッチ」
熱心に俺の大胸筋をつつきまくるミリア
チラ見したのがバレたんじゃないんだ…よな?
「ハイハイ、お触りはそこまでよ!」
茉莉花さんが止めに入ってくれる。
「えっと、女性陣の胸トレの仕上げを
したいと思います…バーの設定を変えますね」
このマシンのバーは取り外し可能で色々と
用途に応じたバーと取替できる。
今回は胸の中央、女性で言うと胸の谷間を
鍛えるトレーニング。
バーの形状は梯子型
用途に応じた幅で梯子の縦掴み。
ナローグリップでトレーニング!
握る手と手の間を狭くして押し上げると
胸の中央に効くのだ。
「ホイッ、バーの設定と…高さは…これぐらい…」
一度実演して見せる、ほ~って言う声が聞こえ
茉莉花さんから質問が出る。
「下まで下ろさなくて良いのかしら? それに
ずいぶん両手の間を狭くバーを握るのね?」
茉莉花さんの問にこの種目は押し上げる事が
主体と説明し、胸の間をを鍛える為に両手の
間を狭くする、下までバーを下ろすと手首の
角度が宜しくなく、手首を痛める可能性大
っと注意するべき点を説明。
「百聞は一見に如かず、体験しましょう
茉莉花さんからです! この位置からの
押し上げるのは力を入れやすい位置だから
先程より重量を増やします。」
さっきより5キロプラスして20キロで
バーをプッシュアップの指示を出す。
「胸の谷間を意識して下さい! バーが頂点に
達する時、胸の谷間にギュッと絞り込む様に
力を込めて下さい。 腕の方はなるったけ
意識しないで、ハイっ限界まで続けて…」
13レップ目で限界を迎えて終了。
マシンのベンチ台から立ち上がり、無言で
自身の胸元を凝視する茉莉花さん…
「パンパンに胸が張ってるわ!!」
満面の笑みを浮かべて俺を見る茉莉花さん。
俺はニカっと微笑み返し
「ハイっ、次は姉ちゃん!」
30キロにセット、28レップのハイレップ
ふ〜っと深呼吸してマシンのベンチ台から
起き上がった理恵さんに僕はタオルを渡す。
さっきのセット終わりに和真君が渡してた
だから今度は僕が渡さなきゃって学習したんだ
「ふ〜っ、ありがとう雷兎君」
「どういたしまして!」
「雷兎、私には?」
僕は慌てて側に置いてあるタオルを母さんに
渡した。
「二人共、水飲むなら持ってくるけど?」
僕は壁際に設置されているウォーターサーバを
指差すと、ミリアが終わったら3人で飲むと
返事が返ってきた。
ミリアも和真の指導を終えて理恵さんに肩を
借りてこちらに来る。
「今度は俺と雷兎さんでダンベルプレス!」
和真君が見本を見せてくれる。
最初は普通にダンベルプレスだけど
ちょっと疲れたらダンベルを縦向きに持ち
左右のダンベルを合わせて上げ下げ…
マシンでやっていたナローグリップと似てる
和真君は30キロダンベル
僕は15キロダンベル
僕は8レップからダンベルを合わせて5レップ
和真君は15レップから合わせて5レップ
「雷兎さん、Tシャツ脱ぎましょう!」
和真君の大胸筋は右胸と左胸の間がビキビキと
筋張るほどパンプアップ
母さんに支えられたミリアが和真君の大胸筋を
ニヤニヤしながらツツキマクッテイル
ソレをにこやかに見ている母さん…
いいのだろうか?
僕も姿見に映る自身の大胸筋がパツンと
さっきよりパンプアップしていて驚いた!
いつの間にか隣に理恵さん…僕の大胸筋を
ツンと突付いて
「一緒にもっと育てようね!」
上目遣いで僕を見る理恵さんにドキッとした。
「みんな、ワタシの事…忘れてないよね?!」
ヴァン父さんの悲しげな声が聞こえてきた。
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