表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/82

ダンジョン攻略 二人の戦闘開始

 「ウォーターボール!」


 怖い顔で怒るアンデットさんに、詠唱を素早く済ませたアンズが先制攻撃を仕掛ける。


 えっ?

 そんないきなり戦闘を始めるの?

 いきなり攻撃したらますます怒りを高めると思うけど大丈夫?

 最初に「始めるよ」って声かけた方がよくない?

 油断してるところに攻撃したら可哀そうじゃん。


 「ルー様……不意打ちも立派な戦法ですよ?」


 私が少し驚いているとサーシャは私の考えを理解し、話しかけてくる。


 「でも、ちょっと卑怯じゃない?」


 話かけてきたサーシャに再び疑問に思ったことを訊いて見る、

 

 「そんなことはありません。敵は明らかに敵意むき出し。

 それに、この状況だと大した不意打ちにもなりません」


 そうかな?

 私だったら話していた相手にいきなり攻撃されたら驚くけど。


 「……あいつは私たちを殺すと言ってましたよね?

 そんな相手から攻撃されるのは普通では?」


 「そう言われればそうかも」


 うん。そうだね。

 誰だって無抵抗で殺されるわけないもんね。

 

 「まぁ、ルー様が本気で殺意を抱いたなら、諦める可能性の方が高いですが……」


 そんなことないと思うけど。

 

 少し呆れているサーシャと話しながら戦闘に目を向ける。


 「ふっ」


 だけどアンデットさんは慌てた様子もなく防御行動をとることもなく、飛んできた水球を真正面から受ける。

 だけどアンデットさんはノーダメージ。

 ただ濡れただけだ。

 

 けど、凄いな。

 私なら突然水を駆けられたら驚いて少し固まって姉妹そうだけど。

 アンデットさんは全く驚かずに鼻で笑うだけ。


 「その程度、我に通じるとでも思ったか!」


 あれ?

 ちょっとだけ期限良くなったかな?

 声が明るくなってる気がする。


 「<属性変換>!」


 余裕を見せるアンデットさんの言葉は効かずにアンズがアンデットさんについた水をスキルで氷に変える。


 「何!?」


 突然水が凍りになって身体が拘束されたことに驚くアンデットさん。

 

 流石にこれは驚くよね。

 これでも驚かなかったらどれだけ心臓に毛が生えてるのかと思ったよ。

 でもアンデットさんは骸骨だからこの言葉そもそも当てはまらないのかな?


 ていうか、そもそもどうして心臓に毛が生えてたら心が強いのかな?


 そんなどうでも良いことを考えてると、今度はクレアが魔法を放った。


 「ファイアーランス!」


 放たれた炎槍はまっすぐにアンデットさんに受かっていき、顔面に命中した。


 「くっ」


 今度は先ほどの水球とは違いダメージがあったみたい。

 でも、少しだけみたいだけど。


 「アイスランス!」


 アンデットさんが炎槍を受けた直後、詠唱をしていたアンズが今度は冰槍を放つ。


 「調子に乗るなよ!」


 だけど氷槍はアンデットさんに直撃することなく、アンデットさんの目の前に現れた土の壁に阻まれてしまった。

 

 「む、無詠唱!?」


 今のつい壁を作る魔法は無詠唱で発動されそれにアンズとクレアが驚く。

 

 「そこの子供の前に、まずはお前たちから殺してやる!」


 驚いて少し固まってしまった二人に対してアンデットさんが怒りのこもった言葉で叫ぶ。


 「二人とも、何固まっている。

 その程度で驚いていては、あいつに勝てんぞ」


 そしてかたっまた二人に対してサーシャがアドバイス?を送る。


 だけど、ちょっと厳しくない?

 驚くなって言うのはちょっと難しすぎると思う。

 魔王である私だって色々驚くことはいっぱいあるんだから。


 「……ルー様は甘すぎます。

 ルー様と違って今の二人に固まっている余裕なんてありません。

 今は戦闘中。相手がどんな攻撃をしても常に冷静でなければ命とりです。

 それから、ルー様は他のものと少しずれているので、ルー様の基準で測られると困ります」


 たしかにそっか。

 戦闘中に固まるのは危険だよね。

 サーシャの言葉には納得できるところがある。

 確かにちょっと甘かったかも。


 でも、何で私だと違うの?

 私だって戦闘中に固まったら危ないよ?

 それから、私はどこもずれてないからね!?


 してれいなサーシャに文句を言いつつもアンズとクレアの様子を伺う。

 二人はサーシャの言葉にはっとして、冷静にアンデットさんの方をしかっりと見る。


 「「1?」」

 

 するとその直後に黒い槍が二人の眼前に迫って来ていた。

 それを見た二人は慌てて左右に分かれて飛びのき何とか回避する。


 あ、危なかった!?

 あのまま二人当たってたら大怪我だったよ。

 私もつい慌てて二人に防御魔法張っちゃった。

 危うくサーシャには気づかれなかったけど、次はバレるかもしれないから気を付けよう。

 バレたら怒られそうだし。


 それじゃあ、防御魔法をばれないようにこっそりと解除しよう。


 そう思ったんだけど、辞めた。

 どうせバレてないんだからこのままでいいよね。

 もしもの為にこのまま防御魔法は張っておいた方がいいかもだし。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ