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第9話 第二王子密使クロウ「殿下が王都で待っておられます」

貴族連合結成翌日。

父上が王都へ戻る前、執務室で最終打ち合わせ。


「第二王子殿下とは既に水面下で話をつけてある。

三日後に王都公爵邸で正式会談だ。」


```

【父上最終確認】

連合貴族:3領主(ロット・グリム+父上人脈)

第二王子:王位継承権+聖女リアナ工作

国王陛下:視察誘導(公爵家経由)

```


父上が豪快に笑う。

「王太子め、陳情団で凍結を強いられたのが悔しいのだろうな!」


***


**昼過ぎ・第二王子密使到着**


静かな午後、馬車が門前に滑り込む。

降りてきたのは、黒革鎧の長身騎士。腰に第二王子直属の銀狼紋章。


「リリアベルタ領主殿。第二王子ユリアン殿下の密使、クロウでございます。

殿下が『王都公爵邸にてお会いしたい』と仰せです。三日後の夜に。」


```

【密使クロウ】

忠誠:第二王子100% 役割:連絡役

伝言:三日後夜・王都公爵邸密会

警戒:王太子派刺客なし(98%安全)

```


私が微笑む。

「かしこまりました。父上と同道いたしますわ。」


父上が頷く。

「クロウ殿、ユリアン殿下の心得は分かっているな。

公爵邸の隠し通路、手筈は整えておく。」


クロウが一礼し、馬車と共に音もなく去る。


***


**三日後・王都公爵邸隠し部屋**


公爵邸書斎の隠し扉を抜け、地下の重厚な隠し部屋へ。

燭台の明かりが石壁を照らす中、銀髪の青年が待っていた。


「エルウィン公爵令嬢リリアベルタ、よう来られた。

第二王子ユリアン・フォン・レオンハルトだ。」


```

【第二王子ユリアン】

忠誠心:王族42%/改革派88%

政治力:A 知力:S

隠しステ:王太子失脚計画/聖女接触済

```


公爵邸執事が無言で紅茶を注ぎ、静かに退出。

父上が悠然と構える。

「予定通りですな。第二王子殿下。」


***


**第二王子の直談判**


ユリアン殿下が羊皮紙を広げる。

「兄上が直轄化を企む中、お前は民衆支持を得た。

改革派連合の内政顧問にならんか?」


チート解析が展開。


```

【連合参加メリット】

成功確率:87% 王太子失脚加速

リスク:王位争い巻き込み(32%)

報酬:内政特区指定(全国改革可能)

```


私が問う。

「王太子殿下の軍事力と聖女リアナ殿下、どう対抗なさるのです?」


ユリアン殿下が燭台の火を見つめ、低く笑う。

「軍事は公爵連合で封じ、聖女リアナ殿下とは既に接触済み。

クロウから報告を受けている。お前の改革が決め手だ。」


***


**三者同盟成立**


```

【改革派三本柱】

①リリアベルタ:内政改革(離職率64%改善)

②エルウィン公爵:貴族連合(5領主)

③第二王子:王位権+聖女工作

```


ユリアン殿下が右手を差し出す。

「新王国で八時間労働を国是とする。改革派連合、正式結成だ。」


父上、私が順に手を重ねる。

燭台の炎が、三者の決意を厳かに照らし出す。


```

【エルウィン辺境領】

改革派支持:王族1名+公爵1名

直轄化阻止確率:91%→95%

貴族連合信頼度:87%

```


重厚な隠し部屋の扉が、静かに閉ざされた。

公爵令嬢と第二王子の共闘が、新たな歴史の歯車を回し始める。


(第9話 完)

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