1日目死神と処女との出会い
この世には死神と言う奴らが存在する
人は死神は釜を武器にすると言うイメージがある
その通りらしい。しかし中には死神の騎士と言う
存在もいるのでは?これはそんな世界を描いた
物語である。
ある日のこと死神の騎士ユザキは夜道を歩いていた
そんな時だった。女が死神みたいな者に襲われているとこを見たユザキは少しニャケながら
「あらまぁ!女が化け物に襲われてんじゃん」
と言った。死神みたいな者は不気味な笑い方をしながら女に近付いていく
「ウケケケカカケケ」
女は恐怖に怯えながら叫ぶ
「たすけてぇー!!!!!」
その声を聞いてもユザキは冷たい目をしている
「人間はあんな下っ端の奴でも怖がるのか
助ける価値もない...と言いたいとこだが。」
「まっ助けてやるか。」
と言いながら口を開いた
「おい!女!」
「?!」
「逃げろ!」
ユザキがそう言っても女は恐怖で動けなかった。
「に、逃げれないよ...」
ユザキは頭をかきながら
「たく...これだから面倒いんだよ!人助けはよ!!
このクソバカめ!」
そう言って彼は走り出し死神みたいな者に走り
蹴っ飛ばしたが
死神みたいな者は不気味に笑うだけだった
「ウケケケカカケケ」
ユザキは目を鋭くして
「来いよ。出来損ないのバイド」
あの死神みたいなのはバイドというらしい...
バイトとは何か...はその内知ることである
バイドは大きな釜を振り回しながらユザキに
向かって振り下ろすがそれをユザキは受け止めた
ガキン
ユザキがあっという間に抜いた刀は死刀である
死刀に斬られた者は無となる。
ユザキは恐ろしい顔をして
「でっけぇ釜を持ってる奴ほど弱いってな!」
そう言いながら釜を死刀で受け流し
掠れる音が聞こえ鳴り止むと
いつの間にかバイドは斬られているがそれでもなお
笑っていた。
「ウケケケ...ケッケッ」
ユザキは地面に死刀を刺し何かを呟いて居る
しかしそれはすぐに終わり今度はバイドにハイスピードでバイスに飛び掛かり何回も切り裂く
「これで終わりたぁー!!!」
「ウエエエエエエェ〜!!!!!!」
バイスは砂になって消えて行った
そうすると女は安心したのかユザキに近付いたその
瞬間ユザキは女に死刀を向ける
「おっと!近づくんじゃねぇ女、いや
小娘この刀でお前も切ることになるよー?」
しかし女は笑う。それを見たユザキは涼しい顔をしながら
「何笑ってんだ?クソガキ」
「切ってもいいよ?」
女かそう言うとユザキは怒り始める
「切っていい?もうどうでもいい?
はっ!?小娘!オメェー!さっきは
助けてって叫んでたくせになんだよ!
その切り替えようは!!!!」
女は少し悲しい顔をして
「もうどうでもいいんだ。私は」
「どうでもいいならっ...さっきの助けを呼ぶ声はなんだ?あ?!」
ユザキは元々人間が嫌いな為その言葉がユザキを
怒らせるのである。しかし女は何故か話し続ける
「早く切ってよ。私を」
ユザキは考えた一年経ったらお望み通りにしてやろうと。何故ならこの少女は一年経ったら...ぬのだから
「じゃ、一年経ったら殺してやる。」
そんな物騒なことを簡単に言うユザキだが
何処か迷いがあってなさそうな目をしていた。
「じゃっ約束。嘘ついたら針千本ノーマ命切った。」
ここまで読んでくださいさった皆様ありがとうございました。