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千獄ヶ谷

作者: 藪犬


 その話を源一が聞いたのは猟師の集会所であった。集会所では罠や獲物の話をし尽くすと、常日頃のことながら話は脇に脇にと逸れていった。酒を飲み皆良い気分になって、各々好きな話をし始めようとした所に、喜兵衛(きへえ)という男が大きな声で語り出した。

 この喜兵衛という男、三十と少しの歳で、平生から恐れ知らずでやる事なす事無茶苦茶な無謀物。体は大きく頑健で病のやの字も知らなかった。十五の頃から猟に出て、二十五の頃には人食い熊と三日三晩の格闘の末討ち取り、首は今でも喜兵衛の家に飾られている。大胆不敵の内にどこか冷静なところがあり猟師の仲間内からも一目を置かれている。そんな男の武勇伝が始まったかと、皆静まって傾聴の姿勢になった。


 「俺はこの年になって初めて、千獄ヶ谷(せんごくがや)に立ち入った」


 喜兵衛を取り囲んでいた猟師たちは驚きのあまり互いに顔を見合わせた。千獄ヶ谷はこの辺りに住む全ての人に畏怖されており、子供の頃から魔所として教えられていた。事実、千獄ヶ谷に立ち入った者が再び外の世界に戻ってくることは一度も無かったのである。悪ふざけや度胸試しで入った者は皆悉く帰ってこなかったのだ。

 喜兵衛の帰還は千獄ヶ谷の存在の格を落とすように思われたが、そうはならなかった。


 「あの厳かな鳥居をくぐると、初めは平坦な横に広い道が続くだけだった。だらだらと長いその道を行けば、先に鬱蒼とした森が見えた。森に立ち入った瞬間から何か空気が変わったのが分かった。一種の獣臭さというかそういった匂いが辺りにほんのりと漂っていたし、異様な静けさを森全体が纏っていた。そこから俺は警戒し直して進み出した。驚いたことに、道中までいた小鳥や纏わり付いてきた虫なんかは、森に入ってからは一度も見かけなかった。半時間ほど歩いただけで道の傾斜は段々と急になり幅も狭くなった。それからもう半時間ほど歩けば道という道は無くなり、もはや獣さえ嫌がるような道になった。

 俺も最初は命をくれてやる気で入ったものだが、不意に命が惜しくなってきて引き返そうかと思った。すると、不気味なぐらい静かな森になんだかすすり泣くような声が聞こえてきた。最初は何処かに小さな川でも流れているのかと思ったが、音が止んだりまた始まったりするのだから川の訳がねえ。どうせ棄てた命だと腹をくくって音のする方へと歩き出した。その方へと歩いて行けば行くほど、森に入ったときに嗅いだ獣臭さは強くなって行く。終いには鼻がひん曲がりそうになっちまいそうだったが、音の正体を突き止めることが出来た。

 女が突っ伏していたんだ。そこまでの道中は鬱蒼として日なんぞ差していなかったが、女がいる所は木々が一本も無く明らかに手入れされていた。初めは(あやか)しかと思って息を潜めて眺めていたが、女は突っ伏して泣くだけで害はなさそうに見えた。ここが意地の見せ所と、俺は勇気を振り絞って女の前へと出て行った。

 女は俺の足音に気づくとパッと顔を上げた。泣きはらし老けていたが、俺はすぐさまこの女の名前を思い出した」


 この先の言葉を聞いた猟師らは皆々愕然とした感覚に囚われた。それも無理のないことで、喜兵衛はお蝶の名を口にしたのだ。お蝶は村一番の長者の娘だったが十年前に神隠しにあい、それからは行方知らずだった。


 「俺が驚いて声をかけると、お蝶も随分と驚いたようだった。お蝶は口を半開きにして何か言いかけては止めたりと、感情の起伏をどうにか落ち着けようとしていた。

 俺はそんな姿を見かねて、

 (どうして、こんなところにいるんだい? さっさと村へ帰ろう)と言った。

 そう言うと、お蝶は顔を曇らせ、自らの体を掻き抱くようにして、

 (それは無理なことです。私が村からいなくなった理由をお話しましょう)とこれまでの経緯を語ってくれた。

 十年前、お蝶さんは家に帰る途中、すっかり暗くなっている道を一人で歩いていたらしい。そうすると、何処からともなく猿のような声が聞こえてきた。お蝶さんは不気味に思って早足でその場を去ろうとしたが、体に衝撃を受けた。目が覚めると、暗い洞穴の中にいた。目が慣れてくると、視界の端でもぞもぞと動くものが見える。それが少しずつ近づいてきた。近づいた奴の姿を見てハッと息を呑んだ。そいつは毛むくじゃらで八尺ほどもある、魚のような目を血走らせた魔所の住人だった。

 それからお蝶さんはそいつに契りを結ばされ、子供も産んだらしいんだが、子供たちは皆・・・・・・いや、こんなことは関係ない。ついつい酔いが回っちまったらしい。

  まあ、そんな訳で今に至るというんだが、しかし村に帰ることは出来るだろうと聞くと、

 (いえ、もう私は半分魔の者です。あなたもここの瘴気にあてられる前に早くお帰りなさい。私は大丈夫ですから)

 出会ったときと正反対の表情でお蝶さんは言ったよ。俺もその時は長居をしちゃまずい気がしたから、ちょっと別れの挨拶をして山を下り始めた。来たときよりも遙かに長い道のりだった。

 下り終わって、鳥居の立っている所まで来ると、ようやく安心できた。鳥居をくぐって山を振り返ると視線のようなものを感じた。確かに山中でキラッとしたのが攻撃的に光った。そのすぐ後に猿声のような怒号が千獄ヶ谷を震わした。耳元で直接叫ばれたように響いて、立ちすくんで動けなかった。きっとあれが噂の化け物なんだろうな」

 

 喜兵衛の話が終わって暫くしても、集会所は沈黙に包まれたままだった。皆が思い思いに化け物の姿を描き出していた。それから猟師たちは漸く口を開き喋り始めたが、話は一向に先ほどの恐怖を打ち消すほど盛り上がることはなくそのまま解散した。

 

 × × ×


源一は帰路を辿っていた。項垂れ、考え込んでいる。

 源一は今年で二十八になる。彼には妻と一人の娘がいる。この関係を打っ棄って、お蝶を助けに行くべきか。普通ならばこんな考えは棄てるべきだが、彼には喜兵衛の話を聞いたときから、この考えが待ち構えるようにして立っていた。

 彼は答えが出ては否定して、答えが出ては否定して、ぐるぐると同じ所を回る考えを止めることが出来なかった。

 源一は自分の家を通り過ぎかけて、ハッとした気持ちになった。こんな馬鹿げたことを何時までも考えているものではない。もし自分が喜兵衛の言った化け物に喰われてみろ、妻や娘はどうなる。明日には路頭に迷い、ゆくゆく乞食の仲間入りではないか。ああ、なんと情けない。もう俺は二十八じゃないか。尻の青い若造の情熱なんぞとは、最早無縁なんだ。

 彼はそう自分に言い聞かせて、寝間までゆっくりと音を立てないように入った。妻と娘はすうすうと寝息を立てていた。彼は起こさないように細心の注意を払って、娘の隣に横になった。

 娘はぷっくりとした頬を、呼吸の度に上下させてぷくぷくと寝ている。なんて可愛いんだろうと源一は夢の中にいる娘の頭をそっと撫でた。

 源一の胸は一杯になって、涙が滔々と流れ出た。俺はこんなに可愛い娘がいるというのに、昔の女を心の片隅に住まわしている。さっぱり諦めたら良いのに、ふつふつと滾る情熱がどう冷まそうとも底から湧き上がってくるのだ。忘れられない、忘れられない。切っても切れぬ恋の糸。

 源一は小声で謝りながら、目を瞑った。


 × × ×


 「私、今度長太さんとお見合いをするんですって」

 お蝶は(あわせ)(えり)を直しながら、悲しげな表情で言った。

 蒲団の中の源一は、不意なことでどう答えて良いか分からなかった。

 「ねえ、源一さん。私達遠い所へ逃げましょうよ。ここの人が知らないような遠い所へ」

 お蝶は源一によりかかるように、抱きついた。

 源一は煮え切らないような返事をした。この提案が良いものだとは到底思えなかった。

 「貴男(あなた)はどうしてそうなの。私にばかり気があって、貴男には一寸もないのね。本当に、本当に私の事を・・・・・・」

 ほの暗い灯りに照らされ、目尻に蓄えた涙がきらりと揺れた。

 源一は何か言わねばならぬと思い、ようやく重い口を開いた。

 「俺も出て行きたいのは山々だが、一体何処に行って、どうすると言うんだい」

 「そんなのは、何処でも良いじゃありませんか。私今度のお見合いが最後になるんです。もう今日しかないんですよ、私達が一緒に居られるのは」

 源一の心では、お蝶と両親どちらを優先するべきか判断がつかなかった。確かにお蝶のことは好きだったが、お蝶が源一に持っているほどの思いはなかった。

 「私は貴男と一緒なら何処だってやって行けますよ。たとえ、それで死のうとも貴男となら良いんです」

 源一はこの発作とも言うべき女の執着心が恐ろしくなった。彼には故郷を棄てるべき決心も、女を棄てる決心も持ち合わせていなかった。

 彼の優柔不断はお蝶を怒らせるに十分だった。

 「しかし・・・・・・」

 「貴男はまだしかしなどと言って私の心から身を逸らすのですね。行きたくないならはっきりと言って下されば良いのに、判然としない態度ばかりおとりになって。悔しい、悔しいわ。貴男が来て下さらないのなら、それならば、それならば・・・・・・私の命はもうない物です」

 お蝶は涙を流しながら早口に捲し立てて、驚くべき素早さで出て行った。

 源一は蒲団を急いで剥ぎ、お蝶の後を追った。戸外に出てみればこんこんと雪が降り、ろくすっぽ前が見えない。嗄れるばかりに声を出し、お蝶、お蝶と繰り返す。透徹した雪が体を蝕んでいく。段々と自由が奪われる。降り積もる銀に伏せれば、意識は遠のいた。


 × × ×


 鶏声が朝の村に響き、源一は目を覚ました。さっきまでの夢を思い、娘の頭をなでる。

 俺が抱いていたのは恋心ではなかった。そんなものは、とうの昔に無くなっていた。用はこれは罪滅ぼしだ。きっとあの夜にお蝶は千獄ヶ谷に入り命を絶つつもりだったのだ。それを妖に捕らえられ死ぬとも死ねぬ世を過ごしている。あの大雪の中、夢とは違い俺はあいつの後を追えなかった。これは全く俺の責任だ。これは俺の罪滅ぼしだ。

 源一は準備をして家を出た。彼の心には澄んだ風が吹いていた。千獄ヶ谷を覆うように雲が取り巻いていた。

 

 × × ×


お蝶は森の中をふらふらと歩いていた。


 私はどうして今も生きているのかしら。十年前のあの日にこの世を去らなかったのが、悔やまれて、悔やまれて仕方ないわ。今は気も抜けてしまってそんなことすら出来やしないもの。

 私が汚されたことを喜兵衛さんはきっと話したのでしょうね。そうしたら源一さんの耳にも入っているはずだわ。ああ、あんなこと口にするんじゃ無かった。恥ずかしい! いっそ消えてしまいたいわ。こんな仕打ちってあるかしら!

 

 源一さんは今頃どうしているのかしら。きっと奥さんもお子さんも出来たに違いないでしょうね。思い浮かべるだけで幸せな家庭じゃない。その奥さんが、私であればどれ程良かったでしょうね。

 源一さんが猟をしている間は子供達と遊ぶのよ。夜になって帰ってきた源一さんをうんと抱きしめて、これからの未来について幸せな空想を巡らすの。こんな幸せが本当だったら、本当だったら。


 お蝶はそんな事を考えては今の現状を思い出し、悲嘆に暮れた。


 全く馬鹿らしい妄想ね。こんな馬鹿らしい事ってありゃしないわ。そんなことは叶っこないもの。でもこんなこと考えなくっちゃ、やり切れないわ。私はこの詰まらない化け物の住処で一生を暮らすんだもの。ええ、そうよ。あの醜い猿みたいな化け物に慰み者にされて、お婆さんになったら玩具みたいに壊されるのでしょうね。それが、私の人生だもの。だからこんな夢ばかりを考えなくちゃならないのね。

 

 目元に諦めの涙がたまり、それが大きな粒となって落ちた。

 もう私どうしたら良いのか分からないわ。生きるってこんなに苦しいことでしょうか。神様! 私を可哀想だと思ったなら救って下さい。こんな私を不憫に思うならどうか救ってください。

 お蝶は足腰に力が入らなくなって、蹲るように拝んだ。ただ一心に天に祈っていた。その時、森の中を銃声と猿の叫び声が鳴り響いた。お蝶は、はっとしてその場に佇んだ。その音は千獄ヶ谷を駆けずるように移動していた。

 何でしょうこの音は。まさか私が居ることを知って、誰か助けに来たのかしら。だとしても、一体誰が。

 お蝶はその人物に思い当たると、急いで音のする方へと駆けだしていった。


 × × ×

 

 源一と木々をものともせず、猿のような化け物と応戦していた。化け物に対して何度も弾を打ち込んだが、効果は見られなかった。とんでもなく硬い毛が、弾の威力を打ち消しているようだった。

 逃げ回って撃つの繰り返しでは、こちらが不利になる。覚悟を決めて相対するしか無い。

 

 源一は木々の生えていない場所へと出て、身を翻した。化け物はのそのそと木々の間から這い出てきた。自らが生物として上に立っている余裕が、その緩慢な動きに表れていた。

 源一は照準がぶれないようにどっしりと構えて、いつでも撃てるように引き鉄に手をかけていた。対して化け物は、その豆鉄砲で何が出来ると、醜悪な顔に嘲りを浮かべて、一歩ずつ近づくだけだった。


 源一の鉄砲が火を吹き、鉛が化け物の片目にめり込んだ。その瞬間、化け物には苦しみの爆発が起こった。もんどり打って暴れ回り、鼓膜を揺るがすような叫声を上げた。

 源一はもう何発か撃ったが、毛に遮られてしまった。そうこうするうちに、化け物は目から血を流し、顔には怒りを貼り付け、この小人をなぶり殺してやろうと詰め寄ってきた。

 化け物の攻撃は一方的であり、盲目的だった。今まで二つの目があったのに、突然半分になってしまったのだから無理もない。そしてこの不規則な暴力は予測が出来ないといった点で有効だった。

 源一はこの怒りに任せた単調な動きを避けることは簡単だったが、相手の弱点へと攻撃することが難しくなっていた。敵が冷静になる前に仕留めるべきだという想念が、源一を焦らせた。

 源一は距離を取る際に足下に注意がいっておらず、石に躓いてしまった。まずいとは思ってもどうしようもない、化け物はこの隙を逃さず、怒りに任せて源一に飛びかかった。

 

 源一は遅く過ぎる世界の中、木々の間から出てくる何者かの姿を認めた。その者は、化け物の脇っ腹に体をぶつけ、源一を救い出した。


 「お蝶!」

 

 化け物は何がどうなったか分からないようだったが、もう一心不乱に暴れ回った。それに巻き込まれたお蝶は肩が大きく裂け、体が地面を転がった。しかし、お蝶は声を振り絞った。

 「源一さん! 早く!」

 源一は、今一度冷静になり照準を定めた。化け物は荒れ狂い、無茶苦茶な動きをしているが、そんなことは問題にならなかった。源一の目には全てがゆっくりと映った。化け物が大きな口を開け、此方に食いつこうとしてくる。その口の中に源一は鉛玉をたたき込んだ。化け物は怒りと苦しみの表情を浮かべ、最後には恐怖を抱いて身を伏した。そして、その体は粉状になって、初めから居なかったかのように消え去った。

 この一部始終を見届けてから、源一はハッとしてお蝶に駆け寄った。

 

 「お蝶! 今、村まで連れて行ってやるからな!」

 お蝶は地面に血を流しながら、それでも微笑みを浮かべて、紡ぐような息をしていた。

 「も、もうこの怪我ですし、助かりっこないわ。そ、それより、どう、していらっしゃったの」

 「君がいると聞いたからだ! それよりもう黙っていたまえ! このままだと死んでしまう!」

 「い、いえもう、最後なんですから。わたしの、さいごの、しつもんですから」

 源一はもはや助からぬと悟って、絶え絶えの言葉を聞こうとしていた。


 「あなた、いまのかぞくは、しあわせ?」


 さめざめと泣きながら、お蝶を抱きしめた。

 「ああ、ああ、幸せだ。幸せだとも」

 お蝶は莞爾とした笑みを浮かべた。

 「よかった」

 

 そう言い終わった瞬間、お蝶の体は灰になり、抱きしめていた源一の手からさらさらとこぼれ落ちた。

 源一はそれをかき集めようとしたが、突如として風が吹き、その灰は空高く舞い上がった。そうして高く高く上がっていき、やがてその灰が龍の形となった。空を掻き分けるように、大きく、激しくうねり、曇天の中に入り込んでいった。曇天の中で何かが光った。

 そうして、千獄ヶ谷を覆っていた雲は跡形も無かった。ただ赫奕と、日が源一の背を差した。


 源一は泣いていた。ただ蹲って泣いていた。源一は泣くことしかできなかった。

 彼に必要なのはただ心を落ち着けることだった。そうして、漸く前へ進めるのだ。彼の十年に及ぶ降り積もった後悔は、春の麗らかな日差しで雪解けを始めたのだ。

 

この作品は遠野物語にある話を元にして作られております。興味がある方は、是非遠野物語を書店でお買い求め下さい。

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