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散文集(エッセイ的なもの)  作者: 咲田涼人
24/26

第24回 『おいしい』はご馳走なり

 いつまでも暑くて異常気象だと騒いでいたら、突然の寒波で体が追いついていかない。雪の降る地域に住む小生としても、長期予報が気になる季節になってきた。数年前の大雪のときには、積もった雪の重みで車のガラスが割れ使用不能に。除雪も追いつかずに9km離れた勤務先まで徒歩で通勤するハメになった。あんなことは二度と御免だ。


 寒くなってくると食すものも温かいものを体が欲するようになる。ぐつぐつと音を立てている鍋もいい。コンビニの肉まんも然り。中でも日本酒をすすりながらのおでんなど最高だ。

 小生は食事に関してはカミさんに任せきりであるから、たとえ空腹でなくとも出された食事はすべて食すことにしている。小生のために手間と時間を掛けて作ってくれたカミさんに対しての礼儀としてだ。もちろんだが食器を洗うまでが小生の食事となる。

 ある時「寒くなってきたし、おでんが食べたいなぁ」とカミさんに言ったところ、「面倒くさいし、外で食べてきて」と素っ気なく言われたことがある。先にも書いたように熱燗におでんは最高なのだけれど、本音はそうではない。『お前の作ったおでんが食べたい』のだ。長年一緒に暮らしていても伝わらないものなんだと痛感する瞬間だ。


 男性と女性は全く別の生き物であり、心と脳の構造は明らかに違う。言わなくてもわかるだろうと思うのが男性。どんなに小さなことでも声に出して伝えてほしいと思うのが女性。単純なことなんだけれど、頭ではわかっているつもりだけど行動が伴わないからスレ違うのだろう。

 男性に言わせれば『気付けよ!』ということであろうし、女性に言わせれば『言ってくれなきゃわかんない』ということ。本当は簡単なことなんだよ。お互いに見たこと伝えたいことは声に出して伝えればいいだけ。きっとコレを完璧にできる男性はモテるだろうな。


 小生の拙い散文を読んでくれている男性諸君! 言葉というのはヒトだけに許されたツールです。「ごちそうさま」では伝わりません。大事なのは「おいしい!」の方です。言葉に飢えている女性の皆さん! 時には「おいしい?」って訊いてみませんか? きっと「美味しかった」って言ってくれますよ! くれぐれも『だったらそう言えよ!』と思わないこと。堂々巡りですぞ。

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