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散文集(エッセイ的なもの)  作者: 咲田涼人
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第15回 あのドラマを考察する

 さて、普段あまりテレビを見ない小生だけれど、最終回を迎えた【あなたがしてくれなくても】だけはTVerで全話視聴した。終わってみれば『なるほどな』と思えるラストだったけれど、世の中の視聴者の多くは、やはり誠とみちが幸せに……なんて展開を望んでいたのだろう。しかし公衆の電波に乗せて配信される番組としては、不倫がハッピーエンドで終わる展開には無理があるというもの。あの終わり方がベストであろう。セックスレスという夫婦のタブーに切り込んだドラマとして注目されたけれど、結局は二人で作り上げた歴史であったり、お互いを思いやる気持ちであったり、第一にお互いのことを『好きだ』という気持ちがセックスよりも優先されるということを伝えたかったのだろう。陽ちゃんはみちのことが大好きだったし、みちも子どもの事はあったにせよ、陽ちゃんのことは好きだったはず。つまりは『あなたがしてくれなくても、あなたと一緒にいたい』と解釈するのが良いのではないだろうか。


 そもそも男と女は別の生き物であり、動物学的にはオスとメスである。ヒトとしての本能によって、オスはより多くの子孫を残そうとするし、メスはより良い遺伝子を残そうとするもの。そんなことはダーウィンの時代から知られていることゆえに、不倫など必然なのである。それを人は理性によって制御しているだけのことだと小生は思うのだ。


 ドラマの二組の夫婦に順位をつけるとするならば、1位は楓だろう。仕事が大好きで、それを誠が認めて許してくれていたから、仕事に没頭して家庭という部分を軽んじてしまった。マイナス点はそこだけだろうし、誠の母親の葬儀の際も妻として立派に振る舞っていた。人としては完成していると思う。

 2位は誠か。仕事ができて社内でも人気かあって愛妻家で、女性にとっては理想の夫かと思うが、ちと恋愛経験に乏しいのだろうかと小生には見えた。心の内にあるものを楓に伝えることができない弱さがある。その半面みちに想いが向くと真っ直ぐで、貫こうとする強さも見える。楓とやり直すことは無理だろうが、いい戦友になると思う。

 3位は陽ちゃん。まず子どもすぎるわ(笑)これは永山瑛太が上手すぎるから3割増しだけど。自分の想いばっかりで、みちの気持ちに寄り添おうとしないのはダメだ。病気のことがあるとはいえ、みち以外の女性と関係をもったのはアカン。小生には単なる性処理にしか思えなかった。それならプロが相手でも良かったのではないのか?「陽ちゃんはずるい」と言われても致し方なかろう。

 さて最後はみち。4人の中で一番ずるいのはあなただ! 周りの人たちを掻き回すだけ掻き回して、「自分は一人で強く生きていきたい」って、何じゃそりゃ〜って感じ。それなら新名家を巻き込まずに、陽ちゃんと納得出来るまで話せば良かったんじゃね? 


 ドラマのエンディングは、みちと陽ちゃんが仲睦まじく買い物から帰っているシーンだったが、いつもパンツスタイルだったみちがワンピース姿だった。ひょっとしたら子どもを授かったのかも……と思わせる演出だったように思う。

 それにしても、陽ちゃん最後まで「いただきます」言えるようにならんかったな(笑)

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