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続きが気になるプロローグ  作者: 烏猫 秋
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春の夜は美しい

 春宵一刻

 春の夜は美しく心地よい、という意味だ。

 しかし、こういう意味にとらえることはできないだろうか。“春宵”は、そのまま春の夜。“一刻”はわずかの時間、頑固で人の意見を聞き入れないさま、せっかちなさま、などの意味がある。となると、春の夜は頑固でせっかち、という解釈になる。あくまで自分なりの考えだが。

 自分の考えた意味でこの言葉をとるならば、ある意味君にぴったりの言葉なのかもしれない。君は元来、頑固でせっかちだったから。

 君の名前は‥‥‥春、春、春‥‥‥

 あれ、思い出せない。春、何だったか。霧がかかったみたいに思い出せない。

 

主人公には同級生の彼女がいた。

しかし、ある日その彼女が何処か消えてしまい、同時に主人公の中にある彼女に関する記憶が薄れていった。

主人公はあともう少しで思い出せそうな「彼女の名前」を捜して、日本中を旅する。

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