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続きが気になるプロローグ  作者: 烏猫 秋
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春は君を思い出させる

 春宵の甘い香りが鼻腔を突く。

 この匂いに近いものを嗅いだことがあった。それは『ロクシタン チェリーブロッサム』だったか。彼女が休日に外へ出るときに好んで使っていた香水だ。

 一か月前の出来事だった、彼女が事故死したのは。

 カーテンを開けた窓から吹き込んでくるフローラルな香りは、彼女との思い出をよみがえらせるには十分だった。

 自然と溢れる涙を雑に拭う。俺はちょうど一か月前に完成した彼女を描いた絵に手を触れた。

 確かにそれは、甘い香りを放っていて温かみを持っていた。

 一か月前に彼女を事故死で亡くした主人公。ある日、主人公に気になる一報が入る。その一報は彼女の事故死は、人為的に起こされたことを示唆する内容だった。高校生が彼女の事故死を解明するため東奔西走するミステリー小説。五感の表現を巧みに使った文章にも注目の作品!!

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