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第1話 冒険者生活始めました

第1話投稿致します。

僕の名前は洲崎碧、女の子みたいな名前ですが、れっきとした男の子です。僕は自分の名前と容姿があまり好きではありません、

それはー名前と容姿が原因で酷い虐めを受けたからですー


僕は虐めにあって以来、長い間学校には通っていない所謂引きこもりだ、自宅に引きこもりゲーム三昧の日々を送っていた、そんなある日、僕がいつも遊んでいるゲームソフトの最新作すの先行プレイが出来るイベントのチケットが当選した。


イベントに参加する為、僕は久しぶりに外出した、駅に向かう途中の交差点で信号待ちをしていた、そこへトラックが突っ込んできた、僕はそのトラックに轢かれてしまった。


気がつくと、僕は何も無い空間にいた、ここはどこだろう?


『洲崎碧さん、貴女は不幸な事故で死んでしまいました。』

『僕が事故で死んだ……?』

『はい』


イベントに参加した後で死にたかったな……まだプレイしてないソフトが沢山あるのに、これじゃあ成仏なんて出来るはずないよ。


『ところで、気になったんだけどキミは誰?それとここはどこ』

『自己紹介がまだでしたね、私の名前はメア、ここは死後の世界です』

僕の目の前にいる女の子はメアという名前で、ここは死後の世界らしい、これから僕は天国か地獄に連れて行かれるのだろうか?


『洲崎碧さん、貴女には二つの選択肢があります』

『どういうことですか?』

『まず一つは、誰かの子供として生まれ変わることです』

『もう一つの選択肢は何ですか?』

『貴女はMMOとかRPGは好きですか?』


何でここでゲームの話題が出るのだろう、何か関係があるんだろうか?まぁ好きだからいいけど。


『はい、好きですが何か関係があるんですか?』

『ちょっと、言いにくいんですが……』

王道的なRPGとかだと、王様が勇者に魔王を討伐して欲しいなんていうことがあるけど、まさかね……


『まさか僕に魔王を討伐しろって、ことじゃないですよね?』

『あの……、そのまさかです』

『無理です』

『そこを何とかお願いします』


何言ってるんだ?普通に考えてただの人間が魔王と戦えるはずないでしょ……頭がおかしいのかな?とりあえず話しだけでも聞いてみよう。


『魔王を倒してください、私が全力でサポートしますから』

『本当にサポートをしてくれるんですね?』

『はい、この女神メアが全力でサポートします』


本当にサポートをしてくれるのかな?先行き不安なんだけど……、


『貴女がこれから行く異世界はRPG風の世界です』

『はい』

『これから、キャラメイク的なことを始めますね』


こうして僕は異世界へと旅立つ準備を始める。


『洲崎碧さんはRPGでどの職業が好きですか?』

『僕は魔法使いや賢者が好きです』

『じゃあ、パラメーターは魔法使い系列で設定しますね』


何も無い空間に僕のステータス表が現れる、よく見ると一ヵ所だけ間違えているところがあった、それは性別が男ではなく女になっていた。


『女神様、僕の性別間違っています、女じゃなく男です』

『あっ、本当にごめんなさい、何でもしますから許してください』

『じゃあ、お金と装備品をサービスしてくれます?』

『はい、喜んでやらせていただきます』


なんか、さっきより身長が縮んだような気がするけど、気のせいかな、そう思っていたら、何も無い空間から何かが現れた。


『やぁ、メアまたやらかしたようだね?』

『ア、アレス様すみません』

この人は女神様の上司だろうか?


『洲崎碧君だよね?』

『はい、そうです』

『キミの身長を縮めたの俺だから』

『何ですかっ!?』

『メアが間違えてキミのことを女の子にしたんだよね?』

『はい、そうみたいです』

『やっぱり、女の子と言えばロリっ娘に限るよね』


アレスっていう神様は、ロリコンなのかな?


『洲崎碧さん、お金と装備品の準備が出来ました』

『ありがとうございます、女神様』

『洲崎碧さん、貴女の活躍を陰ながら応援していますね』


僕は女神様にお礼を告げて異世界へと、旅立つはずだった。


『何言ってるんだい?メア、キミも洲崎碧君と一緒に異世界に行かなきゃ駄目じゃないか?』

『えっ……、アレス様冗談ですよね……?』

『俺が冗談を言うと思うかい?』


どうやら、女神様はアレスという神様に頭が上がらないみたいだ、女神様の顔が青ざめている気がする


『洲崎碧君、お金と装備品を奮発したから、頑張ってくれよ』

『はい、頑張ります』


こうして僕は女神様と一緒に異世界へと旅立った。


紆余曲折を経て、僕は異世界で冒険者としての第一歩を踏み出した。



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