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独立した強さ

作者: 遥香
掲載日:2026/07/29

独りでも強く生きられるようになりたい。例えば、永遠でなく完全な理解ができない友人や恋人との関係ではなく、信仰によって常に心に留まる神が欲しい。


私は人間を求めると依存してしまうし、自分の人生が生きられなくなる。何より不器用だからようやく獲得した人間関係に重心を置く。


人への愛はないと思います。ないというより、不可能というか。やはり皆自分のことが何より大切で、自分にとって利益になるか、満足する場合に、他者を求め付き合います。その中で心から大切にしたいと思える仲間はいますが、いずれ別れることは必至です。自分もしくは相手のエゴに賞味期限があるからです。だから、心の中にそれとは別の次元の、形態の、神でも哲学でも信条でも、なんでもいいから必要になると述べています。私には今それがなくて辛いのです。


神を信じるのは私にはできないでしょう。素質がない。聖書や経典を読んだり、教会に行ったりしたが、それを人為的なものだと客観視する私が常に存在していて、神がそれを超越することはない。


無知であればよかった。変に日本の教育を、私の場合高度な教養教育を受けたし、受験の機会にも恵まれたから、宗教がいかに人工的でバカげているか理解している。世界史を勉強すれば、宗教はその時代と環境に適合した教義を備えたものが何者かによって創造され、布教されることも、宗教には系譜があることも、宗教が為政者に都合によって形を変えられたことも知っている。宗教を信仰する人々は総じて馬鹿である。教育がないか、迷信を振り切れない馬鹿である。


神を信じられない人間がその後他の価値を創造できるとするのも、無茶だ。人間を過大評価している。人間は理性的ではないし、進歩的ではない。大抵、他から与えられた価値にすがることで平生を保つことができる生き物なのだよ。外圧がなければいけない。内側から価値を創造して信じる?その価値が崩れ去るのは時間の問題ではないか!キリスト教であれば何千年かはその素性を隠していられた。でも、私が内側から創造したものははるかに脆弱であるに違いない。


ああ、辛いよ。

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