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「よいしょっと。ガルムそっち行った」

「了解!はァっ!」

「星神よ聖なる加護与えたまえ」


彼らは順調に魔物を倒し技術を高め合いながら塔を攻略していく。日に日に彼らの力は塔を登り始めた時より強くなっており精神ともに図太くなった。


「これがボス部屋か」


ガルムがつぶやき各々が喉を鳴らす。扉には大きな巨体に1本角を生やしているユニコーンみたいなのが刻まれている。


「これはまさか、モノケロスでしょうか?」

「セレナしってるの?」

「えぇこれは厄災級の魔物です。伝説では一晩で国を滅ぼしたとか。雷を操り一瞬で地獄に変えたとか言われています。」

「厄災級…。いきなりレベルがあがるのかよ。このダンジョンは思った以上に凶悪なのか…」

「じゃああけましょー」

「ノアはやいよ!?」

「開けちゃったー笑」


ノアが開けたことにより中に吸い込まれるようにルック一行はボス部屋に吸い込まれていく。


「これがボス部屋」


中は大理石のようなツルツルとし綺麗な石で出来ており

周りには赤い炎が灯されさらに奥には1匹の魔物が鎮座しており中に入ってきたルックたちをまるで試すかのように見ている。


『ほぅ久しくみるな。小さき人間よ。』


「は?魔物が人の言葉を喋るだと?」

「興味深いですねー!」

「まじかよ。」


目の前の一角獣は、明らかに喋っておりルック達は困惑する。魔物が喋るなど聞いた事などないのだから。


『さぁ、この先を通りたければ妾を倒してから行くとよい倒せるかは汝ら次第だがな』


そういうと一角獣は魔力を練り上げ虹色のオーラが部屋全体を巻き込んだ。


「これ程の濃密な魔力って…」

「やばいな。段違いすぎる」

「皆さん大丈夫です!私の回復と加護が力になります!!」

「そうですよー男2人ともー。可愛くて強いー私と加護を与えれるセレナがいるんですから。」

「たしかにな。こいつくらい倒せないんじゃ他にも勝てねーしな」

「だな。じゃああのデカブツを狩るか」


『いい面構えだ。では行くとしよう』


「ッ!星なる神よ我ら凡人に彼の者を討ち滅ぼす加護を与え給え アスティール!! 」

「流れるは千の濁流。この水は全てを飲み込み噛み砕くだろう! アニマ・テンペスト 」


セレナは詠唱によりピンク色に包まれさらにそこからガルムとルック ノアにも加護が行き渡る。

さらにノアは詠唱により巨大な魔術陣が発動し青色の龍が一角獣に噛み砕かんとする。


「じゃあやるか!!」

「あぁ女二人だけにやらせるわけにいかんよな」


ガルムは得意のロングソードで一角獣に狙いを定める。

ルックは刀に手をかけ居合の構えをする。


『ムッ。これはまずい!』


「今だな。」


ノアの魔術により体勢を崩された一角獣はその一瞬の隙をねらいルック達はお互いには攻撃を仕掛ける。


「ッ!」

「はァァァァ!」


『舐めるでないッ!!』

「まじかよっ!」

「ヤバっ!」


一角獣が咆哮を上げると部屋全体がゆれ渦巻いていた虹色の魔力が具現化したようにルックとガルムを掴みとり握り潰さんとする。


「ッ!こいつ!」

「魔力を具現化させるとかどんだけの魔力密度だよ…。これはやべー」

「ルック ガルム!」

「この駄獣離してー!」


『汝。調子乗りすぎではないか?』


ノアの言葉によりキレた一角獣はルックとガルムをさらに締め付ける。


『死ねっ!!』


雷鳴とともに締め付けられている2人にむかって黒雷が落ちる。


「ダメです!加護よ2人を護りたまえ!」

「こっちですよー雷」


ノアが鉄を投げたことによりそちらに雷が流れを制御を出来た。


『まさか、防がられるとわ。だがこいつらは握り潰せば汝ら2人には無理だろう』

「さぁどうかな?」


居合一刀 月


『グアアアアア。なんだこの痛みは。傷がいえない!?』

「今だガルム」

「あぁ任せろ!」


ガルムはロングソードに自身の青い魔力を纏わせ詠唱をする。


神なるもの変化の極みなり


万物に妙にして言を為し


形を以て話すべからざるものなり


剣虚斬


ガルムから放たれた一撃はまるで空間ごと断ち切った認識させるほどの力強さがあった。

攻撃をくらった一角獣は為す術なく切り裂かれた。


「は、はは。ガルムお前やばい力隠し持ってたな」

「えぇこれは凄い魔力いえ、また何かの力を感じました」

「さすがですね〜」

「セレナさすがに感が鋭いな。これは勇者の子孫としての力だよ。汰虚剣気っていうどこかの世界の武術なんだ。それに気功ってやつを使ったのさ」

「「すごいねー(な)」」







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