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「カンパーイ!」

「「カンパーイ!!」」


ダンジョン4層にある白い家屋で4人は乾杯をする。時々魔物襲撃もあったがそこまで強くなかったので余裕を持って4層は通過できた。そして、この街はどうやら人は住んでいなくゲームで言うNPCも居ないので食材を街にあるところから買って適当なところで休憩することにした。


「あまり飲みすぎるなよ〜。魔物の襲撃とかあるだろうしな。もしかしたら盗賊共も隠れる可能性もあるから」

「大丈夫なのですよー」

「私は元から強くないのでそんなに飲まないですし」

「飲むに決まってるだろ!」

「おいおい、ルック大丈夫か?」

「なんとかなる気がする」

「はぁ心配だ」

「ほら、そんなこと言ってないで飲むぞ!このワインめっちゃうめーぞ」

「ほんとか!?少しくれ!」

「結局2人とも飲むじゃない」

「あははー楽しそうでなによりです。ですが、早くもどうやらご登場のようですよ?」


ルックが買ってきたワインをグラスに飲んでオークの肉を食いながらガルムにワインを飲ませようとすると、ノアが2人を一旦食べさせるのを止め忠告する。


「はぁ本当に来るとはな」

「この感じは人間だろーな。めんどくさい」

「セレナお前はどうする?相手は人間だぞ」

「えぇわかってます。無力化してーーー」


「おい、どうやら今日は月が俺たちに味方したらしいな」

「あぁ本当だ。2人も上玉がいやがる」

「ゲゲ、美味そうじゃねーか。味わってもいいか?」

「ダメに決まってんだろ。大事な商品はだろ」

「ゲゲ、買うしかねーか」


ルック達を前に下品な会話を繰り返す盗賊のような男達。

ガルムとルックの裏にはドスグロいオーラが漂いノアとセレナは男たちをみて嫌そうな顔をする。


「おぃ、てめぇら何者だよ。下品な会話しやがって」

「俺らB級だけど大丈夫か?その人数で」

「気色悪いですねー」

「無理ですね」


1番前に立つ大柄の体格の男は大剣に手を掛け後ろにいる仲間たちと顔を合わせる。


「どうやら、俺ら舐められてるよーだぜ!?」

「ヒック。この人数で女2人と男2人のたかがB級冒険者4人が勝てると思ってるのか?」

「あはは、無理だろ!おい男見逃してやるから2人を置いて逃げちまいな。ついでに金目の物もな」


38人くらいだろうか?その大人数がゲスな笑みを浮かべながらルック達を見る。やはり人が少ないからか必然的に力のある盗賊もここに住み着くようだ。


「うるさいお前ら。俺らの酒を邪魔するな」


「おい┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈」


ルックが手を薙ぎ払うとただそれだけで盗賊と近くにあった建物が上下真っ二つに別れた。血が切れた胴体から溢れ出しすぐに血の海とかした。


「ルックお前…」

「ルック強くないー?」

「ルックあなた…出来れば殺さないで欲しかった。」

「いやぁごめん。酒を邪魔されるのは俺としたらムカつく事だからね!さ、ゴミ共を片付けて飲もう!!」

「そうだな!!」

「はぁこれだから男は…」

「まーいいんじゃないですかー。楽しそうでなによりなのです。どうせ気絶させて冒険者ギルド行っても改心はしないでしょうしね。こういうヤツらってー」

「まぁそうだけどね…」


セレナはまだ聖職者としての矜恃が捨てられないようだ。

そう、ルックは心の中でも思っていた。


(まぁいずれは、なれるだろう。人を殺しちゃダメって言っても自分が死んだら元も子もないのだから)


そんなことを思いた4人は塔の朝が来るまで騒ぎながら飲んだ。


「あぁ朝かぁー。寝みぃ〜」

「ふぁああ。おはよぉ」

「んっおはようございます」

「おはーなのでーす」


各々、体を起こし背伸びをしながら昨日のあまりの食事を温めなおし朝ごはんをとる。今日は飛ばして10層のボス部屋に行く予定なので早めに行動する。



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