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「ここが4層か…。川しかないのか?事前に情報知ってなかったらこれは苦労したな」

「そうだね。確か川を下った先に大きな街があると言っていましたね」

「ああ、そこの街を抜ければ上にいける」

「魔物がいなければ泳ぎたかったーです〜」


この階層は今までの1.2.3層とは違い小川から運河くらいの大きさの川が流れており中心に形成されている湖に向かっている。更に湖の上には街が作られておりここは魔物などが住み着き迷宮とかしている。そのため夜でも休むことは難しい。


「じゃあこれに乗って行きましょー!」

「そうだな。事前に聞いてなかったらこの船作るのはだいぶ時間かかったしな」


ルックが5.6人くらい乗れそうな船をさしながらいう。

3層で取れた木材を魔術で加工して作ってたからあ空間袋に入れて置いたのだ。即席ではあるが魔物に攻撃を受けなければ川を下ることは可能だと思われる。


「じゃあ行くか」

「「おぅ!」」


船に乗り込み川に沿って進ませる。ルックたちより先に進んでるものも多くおり凄くちっちゃく脆そうな船から小さいが頑丈そうな船まで様々だった。魔物に攻撃され船が解体されてるところもいくつか見えるが、不用意に助けることはほぼ不可能。


「あっ!大変だよ!あの人たち魔物に殺されちゃう」

「まってくださーいセレナ。直ぐには進めませんし〜彼らもそういう覚悟でこのダンジョンに〜きてます。下手に助けると〜トラブルに巻き込まれますよ〜」

「あぁ、ノアがいってることがただいしい。セレナまずは落ち着いて」

「で、でも!」

「セレナ、君の判断でこのチームを危険に追い込むかもしれない。それでも助けるかい?」

「それでも、人を助けることが大事だよ!」


セレナは聖職者だ。そのため人を助けることが大事なことを幼少期から教わってきた。簡単に折れることは無い。そなため、ルックが機転を効かせ話す。


「セレナ、直接助けることは、出来ないが風魔術と水魔術でで船の速度を上げてあの大破した船より先にいって近くの魔物を倒そう。そうしたら、立て直すこともできるだろう。これでどう?」

「そうだね。それなら魔物を倒すだけだしいいんじゃない?」

「分かった。そうしよう」


セレナの同意を取れたということで早速船を進める。

道中襲ってくる魔物を殺して大破した船にちかずく。


「大丈夫ですか?」

「あぁ、まさか大破するとは思わなかった。作りがわかるかったんだろーな。俺らは陸から行くとする」

「ありがとなあんちゃん達。それにしてもその船凄いな。

ここら辺の魔物じゃビクともしなそうだ」


ルック達の船は他と比べ明らかに頑丈そうだった。

真ん中に半円にそった丸太にそこにくっつくかのように円の4分の1部分がちゃんとハマっており両側がっちり固定されている。船の作り方は知らないが即席では充分だ。


「それじゃあ俺たちは行くよ。陸からいくならだいぶ遠いいだろうが頑張れよ」

「ありがとよあんちゃん達、また今度あったら酒でものもうぜ」

「あぁそれはいいね」


その後少し会話し再び街を目指す。


「いやーのどかですねー。意外に魔物が少ないですね〜」

「確かに。今日は冒険者達が多いいようだし、結構狩られてるんだろーな」

「確かにそうっぽいですね」

「なら先を急ごう。攻略するならこんなところで立ち止まってられないしね」

「たしかにな。じゃあノアと俺でこの船に風をあたえるからセレナとガルムは水流を操作してくれ。周りになるべく影響を与えないように」

「分かりました」

「分かった。」

「分かったのですー」


ルックは帆も作っていたので魔術で風を操り風を2人で当て更に空気の壁を作り抵抗を減らす。セレナとガルムは魔術で水流を操作し後ろから押されるようにする。


「うおお!めっちゃ速いな!」

「ははははっ楽しい!」

「私酔いそう〜でも楽しいのですー」

「これは、凄いですね」


ルック達の船はどんどんスピード上げ進んでいき前にいた冒険者達を次々に追い抜き驚いた顔でルックたちを見たりしていた。まるで水上バイクかのように思えるスピードが出ていた。特に舵の心配もなくどんどんスピードも上げていく。それでいて周りに影響を与えないのは水魔術で水流をあやつってるからだ。


「ここから見る街すごいきれーだな」

「ほんとですね。まるで1つの白亜城みたい」

「確かにね。どこの建物も白いから余計一体感があるね」

「綺麗なのですね〜。早く行きたいです!」


前にある街は全ての建物が白く塗られており中心に向かって大きくなっている。さらに中心には大きな円柱のものがある。街を抜けなくては上の階には行けないらしい。

3層の冒険者たちに聞く限りは、街は入り組んでおり迷ったら出ることは難しいらしい。


「この魔力…」

「なんかこちらにむかってきてますね」

「どうやらお出ましなようだね」

「この魔物はポイズントードでしょうか?」


ポイズントードとは大きな紫色の蛙で名前と見た目どうりに強力な毒をもっている。船の上に乗られたらすぐに転覆して川に落とされるため早めに討伐しなくてはいけない。

そして大変なのが物理攻撃をほとんど無効化してしまうことだ。強い力で叩き切ることは可能だが船の上では無謀である。


「トードは物理攻撃効かないからノアとセレナ頼むよ」

「任せてください!」

「はーいなのですー。」


蛙が顔をだし舌をだしてルックたちを威嚇するように鳴く。


「ゲロォ!」

「うえー気持ち悪い。死んでください炎よ槍となり敵を刺し殺してくださいのですー」

「聖なる光よ魔の者を滅ぼしなさい!」


ノアが杖を持ち蛙に炎の魔術をくらわせ更にセレナが

聖魔術で追撃する。


「ゲロロォ」

「煽ってくるなんていい度胸してますねー」

「蛙むり蛙むり!!」


「炎よ〜業火となり焼き尽くせ〜」


真っ赤な太陽の様な炎が蛙が泳ぐ川にぶつかり水柱が上がる。


「ノア!?俺らまで転覆するだろ!」

「あははは、やっぱおもろいなノアは」


男たちはノアの魔術に驚き声を上げて笑う。


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