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「ギギャアギギャ」

「ふっ!」

「氷よ槍となり敵を貫け」


大森林の中で戦っているのはルック一行だ。

まだ一層のボスのためゴブリンやスケルトンなど下級の魔物しかいない。そのため余裕を持って戦う事が出来た。


「ふぅやっぱり相当な広さがありますね。王都ぐらいの大きさがあるじゃないですか?」

「確かにな。だがこれくらいの大きさなら余裕だネ」


4人は、走りながら真ん中にある塔へむかう。

ゆっくりしていては、10層に行くのに何日かかるか分からないので基本雑魚モンスターは無視して突っ走る。


「ダンジョンじゃなければーこの景色はたのしめるんですがねー」

「ここでピクニックとかしたら気持ちよさそうですよね」

「女子の会話だな。たのしそうでなりよだ。な、ルック」

「ここぐらいならダンジョンの魔物も弱いしあとでピクニックもありかもな。今回は俺らの実力確認だから無理だけど」

「本当!?やったー!」

「嬉しいですね〜」

「どうやら、2階層にいく所に着いたみたいだぞ」


白い円柱のまでたどり着いた。2mくらいの長方形の穴が空いており中は魔法陣があった。


「2階層はどんなところなんだ?」

「確か聞いた話では主街地があってその外にまたフィードが広がってると聞きました」

「街があるのかそれは、楽しみだな。」

「本当ですね!元々私たちのように突っ走って攻略いないので街があっても不思議ではないですしね。確か2.3階ごとに間違えるとかないとか」

「意外にあるんだな」


このダンジョンは中に街すらありそこで冒険者なども暮らしていたりするようだ。食料も金で買えるので生活に困ることはほとんどない。面白いことに経営しているのは、人型魔物など、どこの技術かすら分からないような機械人形なども。


光がはれ柱を抜けるとそこに拡がっていたのは先程の大自然とはまた違った大自然が広がっていた。

まるで蓮の葉っぱのような岩場がありその上に魔物や動物が居た。さらに場所によっては村などもあり人が住んでいるように見える。


「こりゃー凄いね。落ちたらどうなっちゃうんだろう」

「これは…ゲームなら何回かわざと落ちるヤツだな」

「なにそ!ゲーム?」

「あぁいやなんでもないよ。ただの独り言」

「そうなのね」

「あそこに橋があるみたいだ気おつけて渡ろう。」

「うん」


どうやら全ての岩場に橋がかかっているらしいのでそれを渡る。少し揺れるが落ちることは内容だ。


「うわ怖いね」

「本当にこれ下はどこ行くんだろう?1回の時とか上に穴は空いてなかったし」


そもそもダンジョンのことはよく分かっていない。

学者が答えを探そうとしているが結局謎は解明できないままお手上げ状態なのだから。だれが何の目的でどうやって作ったのかすら分からない。

楓は1つはしっているがそれでもそれでもよく分からない。


(悪神は魂を浄化する装置と言っていたが本当にそうなのかすら分からない。全てのダンジョンがそうだとは限らないし。最近悪神も接触してこない…)


気になることだらけすぎて何から解決すればいいのか分からない。思考を分けられる彼ですら異世界では、お手上げだ。


(そういえばラムの分体いや、全部でラムか。ほとんどの国に渡っただろうな。これで上位の魔物を吸収したら俺は事実世界を破壊できる。ささっとこんな世界と悪神とはおさらばしたいしな)


今は、仲良くやっている彼らもただの娯楽の一貫でしかない。彼女である胡桃すら彼からすれば心に何故か残る、凝りていどなのだから。


「お、あの魔物はホブゴブリンか?」

「またゴブリンですかー。本当にどこでもいますよねー」


ゴブリンの個体数は非常に多く人間より多くいる可能性はある。そしてゴブリンは進化種も多いいため低級でも見かけたら討伐対象だ。


「炎よ敵を焼き滅ぼせ!」

「氷の礫よ敵を穿て」


ルックとノアの魔術により目の前にいた5.6匹のホブゴブリンはなすすべもなくやられた。


「そろそろ外は夜だろうし村に向かって泊めてもらおうか」

「ご飯美味しといいですね〜」

「私は、お風呂があると…」

「俺は、酒があればなんでも」


思い思いに村に期待を寄せるルックたちだった。


数時間後


「カンパーイ!」

「「カンパーイ!!」」


木のジョッキを持ち皆で乾杯をする。


「うーん!このエール美味しぃ!」

「濃さもちょうど良くて美味しいね。冒険者の街じゃ高いお金払わなくちゃいけないくらいだよ」

「このワインも美味しいですよ〜」

「明日も攻略あるんだしほどほどにね」

「うふふ、分かってますよー」

「はぁノアあなた酒癖を治しなさいよ」

「私はいいですよー」

「いくら冒険者の女でもダメなものはダメです」


「なぁルックこれ食ってみろよめっちゃ美味いぞ」

「まじ!?ガルムなら、この手羽先みたいなのも美味いぞ」

「うめぇ!こりゃ酒進むな!」

「あぁこれは美味しい。すいませーんエール2瓶ください!」


ノアとセレナは酒を飲みたいのとあまり飲ませたくない母と娘みたいな感じで話している。ガルムとルックは、

ツマミを食いながらエールを煽る。


「明日には4層に行きたいな」

「あぁどうせなら俺らがこの塔攻略するってのもありだな」

「攻略?Sランクでも無理なのにか?」

「この塔は、どこまで広がってるか分からないから大体のやつが諦めるんだよ。魔物も強いだろうからね。確実に終わりはあるはずなら攻略するまでだよ。登って敵を倒して酒を飲んで楽しもうぜ?」

「はは、いいねぇそれ。冒険者らしいじゃん!

テッペン目指して塔を登って酒を飲むサイコーなプランだよ」

「私たちを除け者にするなんて〜ずるいですぅ!」

「ほんとだよ。私もさんせ〜」


少し離れた席で話していたノアとセレナがガルム達の机に顔をふっくらさせながら文句を言う。


「お待たせ致しました。エール2瓶です。」

「ありがとう」

「ありがとうございます」


獣人のウエイトレスがトレーにエールをのせ持ってきた。ダンジョンマスターはどうやら相当ゲームが好きらしい。


(そういえば地球にもあんなゲームあったな。確かS○Oだったか…。)


それからご飯を食べながらこれからについて予定を詰め

各々部屋で体を拭き就寝した。


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