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2の18(ルーナss2)


「ふっふ((´I `*))ふっン〜」


ルーナは気持ちよさそうによくあるような街並みを歩いていた。エレナとエリシアの2人は遊園地に言っているためいない。ルーナはふと、普通の一軒家の前で止まり感傷深そうに家を見る。


「懐かしいなー。あれから何百億経ったんだろう。でも、こっちではたった数十年なんだね。ママは元気にしてるかな?」


ルーナの目の前にある一軒家はもちろん前に住んでた家であり母親が暮らしている家だ。父親はルーナが小さい頃に亡くなってしまっているため顔はしらないし、覚えてもない。数分感傷に浸りホテルに戻ろうとすると家のドアが開き

こちらをみる。


「あっ……。」

「……。あのどこかであなたに会いませんでしたか?」

「っ!?」


家の門から出てきた母の姿は以前より痩せそ細っており生えていなかったはずの白髪が生えていた。

まるで何かに取り憑かれたような状態だった。

だけど、母は母だった。ルーナの姿は木下ゆきと全くと言っても違う。雰囲気、顔、髪全て。なのにルーナの母親は的確に射抜いてきた。


「いや、あったことないと思います。」

「絶対あるは。こっちにむいてくれませんか?」

「はい……」

「まさか、ユキ?ユキなの?」

「…………人違いです。」

「そうなことは無いは、姿かたちが変わっても母親の私が

分からないはずないは。ユキなんでしょう?」

「あはは、母はごまかせないか……。ママただいま」

「あぁあユキ、ユキだぁ。おかえりぃ〜!!」


母親は外も関係なしにユキに抱きつき声を上げ泣く。

まるで子供になってしまったかのように。


(ママ……。そうだよね。愛しの旦那は亡くなって私も弟も亡くなったんだもんね。あぁなんですぐ帰ってあげれなかったんだろう。)


ユキは泣き崩れる母を抱えながら家の中にはいり悔やむ。ルーナの力があれば地球に帰れたなのに帰らなかった。

母は、自分以外居なくなってしまう呪いのような状況で相当なストレスが溜まっていたに違いない。しかも、周りの10人からしたら狂人として見られてもおかしくないのだ。

つもりにつもったストレスが原因で母親は幼児退行みたいなのを下のでは無いかと思う。


「ママ大丈夫だよ。」

「ユキもうどこにも行かないで……。」

「うん、どこにも行かないよ。」


それから数十分泣く母を宥めながら話をした。

ユキがルーナになった時のこと。それから神になって数百億年遊びながら幸せに暮らしていたこと。まだ数日しか見てないが、ルーナがみた弟のことを話した。

そして、ルーナは母の状態を調べていたらおかしなことに気がついた。母の子宮辺りに膨大な量の魔力が渦巻いていた。


「これは……」

「どうかしたの?」

「あ、いや。そういえばさママは私の弟をどうやって産んだの?ママが男とやることはないと思うし……」


ちょっと直球過ぎるかなと思ったがそんなことはないようだ。


「それが記憶が無いの。私はそういうことをした覚えがないしユキが亡くなってずっと家に篭ってたから。

幸い、アキさんのお金があったから暮らしていけたけど……」


人間である以上そういう行為をしなければ受精することはなく子供も生まれることはない、そのため母体で何かが起こっているのだろう。なぜ神となったルーナ、歪な魂で元最強の魔王ある弟、楓。あきらかに何かがあると思ってしまう。もしかしたら前世やもっと先の過去にあるのかもしれないが関係ない。


「ママ大丈夫だよ。私の弟をだもん。帰って来れるかは分からないけど生きてるから大丈夫だよ。ママの心の中でもね。」

「ふふ、そうね。ユキ大きくなったね」

「ッ!!うん。当たり前だよ!何百億歳だと思てるの?」

「それでも私からしたらまたまだ子供だわ」


今度は、ルーナが母に甘えるように抱きつく。

母は、ルーナに抱きしめられるとまるで身体が若返っていくかのようにハリができ白髪もなくなり綺麗な黒髪に戻る。


「わっ身体が昔に戻った?」

「ふふ、これくらいできなきゃ神しっかくだよ」


ルーナは母の体に魔力と生命力をそそいだため若返ったように感じたのだ。ついでに子宮深くに渦巻いている魔力を奪いさった。


(これは、そういうことか。弟の残影がママの子宮にのこってしまったのね)


居ないと判断したルーナは、母親に見られない位置で黒い渦を握り潰し消失させた。


「ママ。私お腹空いちゃったなー」

「ふふそうね。何がいい?」

「うーん、ママのカレーがいいなー!」


こうして母と再開したルーナはこれから先、幸せに生きた。



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