青春は夏の思いとセミとともに。
ミィィィン、、、ミィィィン、、、 セミが大きな声で鳴いていた。あぁなんて日々なのだろうか。暑い。暑すぎる。僕は小さく溜息をついた。なんでこんなことしてるんだろうな。僕の名前は神山羊 秦。職業は学生をしている。高校1年生だ。所属している部活は電子工作部に所属している。10月のロボットグランプリにむけてロボットの製作・改良にむけて活動している。今はその部活の休み時間だ。お弁当を食べながら考えていた。この部活に僕はむいてないのではないか。そう考えていた。ロボットに使用するパーツを製作しているのだが、その寸法が間違っていることが多々あるのだ。「お前ほんとにつかえないな。」「お前そろそろやめたら?」そんな言葉ばかり投げつけられる。もうやめよう。そう思いながらお弁当をパクついた。「神山羊。大丈夫か?」その優しい言葉に僕は振り返った。そこには優しい、北原先輩がいた。「あぁ大丈夫ですよ。」僕はそっけなく返した。「そんなはずないだろ。お前明らかに様子が変だぞ。抱え込まずに言ってみろ。」「言っても無駄じゃないですか。先輩に相談して僕の精度が上がるわけでもないし、悪口を言われるのがなくなるわけでもない。なにかかわりますか?」「変わらない。なにも。だってお前が変わる気ないんじゃん。お前が俺に変えることを頼ってる時点でお前はなんにも変らない。」「じゃあどうすればいいんですか。」「自分を信じろ。それだけでいい」「は?そんなことできるんだったらこんな状況になってませんから。」「そうだよ。逆にかんがえたら自分を信じることができたら、その状況が打破できるってことだろ?」「まぁそうですけど・・・」「大丈夫。お前ならできる。」「その根拠はなんですか?」「瞳。お前の瞳は生きている。」「まだやる気というなの牙を抜かれたわけじゃないよな?」「はぁ・・・。まだ頑張ってみますよ。」「よし!その調子だ!なんかあったら俺に言えよ。相談乗るからさ。」「ありがとうございます!」そういった先輩は暑い夏のセミの声とおもに光に埋もれた。
こんにちは。メープルです。今回は2作品めです。学校生活の合間にがんばって執筆しています。まだまだ未熟ですが、これからも僕の小説をよんでいただけたら光栄です。またアドバイスやレスポンスなどがあれば書き込みお願いします。