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偽りとしての自分



オレいや僕。

違う。

私。

なんだけど……。



自分の呼び方さえ、わからないでいる。



何せ、私は幼少の頃から男として育てられた。

お家柄では、本来ならお嬢様(?)なのだが、母が病弱だったために兄弟ができなかった。その為、跡継ぎとして育てられた。

代々、家を継げるのは、男児のみとされているため、祖父と父が親戚一同に私を男と言い張って騙している。

という経緯で、家では“僕” 外では、“オレ”と使い分けてきた。



そして、高校には名家の子息、淑女が通う全寮制の高校に入ることに……。


母の計らいで、女子の制服を用意されていたのだが、普段から男物しか着てないので、スカートを履くには些か抵抗があり、急遽男子の制服を取り寄せた。

寮は、もちろん男子寮。



祖父の計らいもあって、個室を宛がってもらえたのだが……。



これから、どうしたものかと悩む日々だ。


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