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88 言葉が通じる空間

 こんにちは。


 昨日の続きです。

 お客さんからのお酒で、ベロンベロンに酔ったSさんは、お開きはしないで朝までカフェでみんな過ごせばいいと、ずっと言っていたのだけど、カフェは翌日の7時からモーニングがあるそうなので、なんとか周りのスタッフさんたちが笑顔で回避して(笑)みんなでカフェを片づけた。

 マンパワーは足りていますからね。テーブルや椅子を運んだりするのは早いもんです。


 そうしているうちに、Sさんも朝までというのは諦めた……というより、お酒で限界だったのでしょう。

 なんとかエレベーターでお見送り。

 私はとりあえず、質問は出来ないかったけれど、ミーハーを発揮して写真くらい撮ってもらおうかなぁ~と、お願いをしてベロンベロンの顔が真っ赤な(笑)Sさんとツーショットで撮ってもらいました。

 そして、ホテルに帰ろうとエレベーターに乗ったのですが、なぜかそのエレベーターは帰る組ではなく、カラオケ組のエレベーターだったようで、あれよあれよという間にカラオケへ。

 まぁ私は、帰りを待つ人もいない自由の身なので、ぜんぜん大丈夫なのです。それに終電を逃してしまった人は困るのもあって、カラオケの流れになったんでしょうね。

 最初は先払いでカラオケのお金を払っていたのですが、知らないうちにSさんが20名全員分を出してくださったそうで、代金が帰って来ました。Sさんはカフェから動けず、潰れていたそうですが……翌朝はご神示に行かないといけないそうなので、カラオケに来るより寝てくれ……!というのがみんなの総意でした。

 ほんと、楽しかったんでしょうね。いつかは絶対にお返しをしないといけない。


 そのカラオケでやっと、人見知りの私もちゃんと話せる機会がありまして。

 印象的だったのが私への質問で「巫女をしている方ですか?」と聞かれた事。そんな事言われたことないわ(笑)

 でも、私がカフェで「ここにいるみんなが、ここを出た後もずっと幸せです様に」と祈っていたのを受信?されていたのかな?だって、手を合わせた時もあったけれど、一瞬だったからなぁ。

「違いますよ」とは言ったものの「巫女では無いですが……」と神社かどうかわからない神社の話をすると、最近は勝手に感じてご神示をする人たちが増えているのよ、とご機嫌だった。そうか……あれはご神示で、ご神示をするのは巫女なのか……?と思ってもいなかった世界の話を聞いた気がしました。


 他にも私同様に、不思議な体験をしている方がいらっしゃって、私の体験がすんなりと受け入れてもらえて、私だけじゃないんだ!とすごくうれしくなりました。

 傍から見たら、怪しい話をしている集団なのかもしれませんが、こじ付けでは無く本当に周りで起こっているだから、仕方ないし、それを嘘だと言われないだけでも有り難いのです。言葉が通じるって、こういう事だと感激しました。


 カラオケは大人数すぎて、部屋を2つに分かれていましたが、行き来する人、居座る人ともに自由で。

 とりあえず私は移動するのは苦手なので、ずっと同じ場所で、みんなが盛り上がりそうな曲を選曲して歌っていましたが……ステージじゃないところで、人前で歌う恥ずかしさよ。それでも本気で歌わないと、その方がなんかスカしているみたいで恥ずかしいし、めちゃくちゃ本気で歌いましたが、お酒を3杯ほど飲んでいるので、音程が安定しない。のどの筋肉のコントロールが微妙に出来ないんですよねぇ。

 まぁ、カラオケなので、そんな細かい事は気にしなくていいんですけどね。

 

 カフェの閉店作業と開店準備を終えたスタッフの方々も最後の方は合流されて、最後の最後までびっくりするくらい、壁が無くてウエルカムな人たちで、優しい空間でした。

 騒ぎ方を知らないでここまで来た私には、体験したことなのない事が沢山あって、それもいい意味でカルチャーショックだったし、色んな初めてがあって、全てが良い体験でした。

 いつもの私なら撮らない行動したから、体験できた事。


 朝の5時で、フリータイムは終了。

 外は土砂降り……だったのが、小雨に。雨だと知っていたから、家から傘を持ってきていたのに、朝まで外出しているつもりは無かったので、残念ながら傘はホテル……

 小雨の内にウィンドブレイカーのフードを被って、ホテルまで帰りました。

 一応2時間ほど寝たし、横になれたので意味はあったのですが、ホテル……要らなかったかもしれないですね(笑)まぁ、ドミトリーで安いので良いんですけどね。


 そんなこんなで、数年ぶりのお出かけは終了です。

 またイベントがあれば参加したいです。

 いつもの自分と違う動きをしないと、何も変わらない。そう言う事が身に染みる旅でした。違う事をしてみる勇気は、いくつになっても、いや、歳を重ねるほど大切な事ですね。




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