表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/327

87 ぎゅうぎゅうの夜

 こんにちは。


 先日に行ってきたイベントの日の事を書いていなかったですね。


 いろんな経験が出来たイベントでした。

 散策からイベント会場であるカフェへ行くと、まだ準備の真っ最中でした。そんなお店の入り口に一人の女性が立っていて、話しかけられました。


 彼女も一人参加なのだとか。そのうち、ネット友達で来た二人組と、二人組の親子が加わって、何でもない話をしながらイベント会場が開くのを待っていた。

 イベントを開催元が、みんなが仲間だと言う意識が高いチャンネル……というか、語り手のかたが、誰一人置いて行かないタイプの人なので、はじめから壁が無い人が多いようです。

 私も壁を失くした状態で参加しているとはいえ、それは元々の性質では無いので、まぁ言えばやせ我慢ですよね(笑)

 嫌では無いんですよ。ただ、人見知りと警戒心が人よりも高いので、優しく柔らかい物だと分かっていても、恐る恐るしか触ることが出来ないのです。


 ほぼ全員がフレンドリーで、警戒心無しで仲間に入れてくれる、そんな空間。

 私も、そのチャンネルを見ているので、その空気を楽しむことは出来るのですが、ただ私は一つのミッションを抱えているんです。

 それは、主催者のSさんにひぃちゃんの知り合いなのか聞く事。

 知り合いでは無かったから、別にそれでいいんです。残念というよりも、良かった~と思います。ひぃちゃんを失った人がいた方が悲しい。知らないと言われたら、ホッとすると思う。

 

 どうやって話を切り出そうかと、タイミングを見計らって、Sさんを囲んで談笑している輪に入って回ったのですが……タイミングがつかめない。

 基本的に周りの人たちは彼の話が聞きたくて集まってい、それぞれが自分の話で時間を取りたくないのです。質問をして、彼が答える。しかもその質問は、みんなが知りたい動画に乗せられない裏話。そんなの、話しをぶった切る隙なんてありません。

 そのうちに、Sさんが楽しくて酔っぱらってしまって、余計に楽しくなってしまってご機嫌で。そうなったら、もう人が亡くなった話に繋がる質問なんて出来なかった。


 それでも、まだ迷いが捨てきれない私は、多分他の人と目の色とか雰囲気が違っていて、怖かっただろうなぁ……ストーカーみたいに写っていたかも……

 私は見た目だけは髪がめちゃくちゃ長くて地雷系寄りなんですよね……。実際は、髪を切りに行くのが邪魔くさ過ぎてお尻まで伸びているだけなんですけど……


 もうこの頃には、お酒を飲み過ぎると記憶が無くなるという話を聞いていたから、記憶はないだろうと思って、記憶が無いような状態の時に聴いても意味が無いかもしれないとおもって完全に聞くのを諦めたのです。しかし、後日の動画で、最後の最後までイベントの様子を覚えてたから、記憶は飛んでいなかったようです。それでもあのご機嫌な状態に、ひぃちゃんが亡くなった話をぶち込む勇気は無かったです。


 最後の方に、コロナが始まってから経験する事の無かった、押しくらまんじゅう状態を経験した。

 最後の乾杯をするのに、それぞれが日本酒をもって、Sさんを中心にギュウキュウに集まったのだ。もっと!もっと!と言われて、みんながブラックホールみたいに密度が高くなる。

私はほぼ中心に居たので、自分ではコントロールが出来ないくらいのギュウギュウを味わった。

 人の顔が……まぁSさんだけど、がすぐそこにあって、他の人も毛穴までまじまじと観察できるくらいの距離でもみくちゃになるなんて事、ありえない状況。密ですよねぇ~

 もし何かあればみんな道ずれですよ(笑)でも、大丈夫だと信じているから、密集している。共同体ってこういう事なんでしょうね。


 Sさんは去年くらいから、民間人の役割を越えた働きをしていて、はたから見ていても、正しい事を開示しすぎているから危ないだろうなぁと思うのだけれど、実際に色々とあるようで。その一端を誰でも知ることが出来る炎上で目の当たりにしているので、話される全てが作り話では無いんだなぁと信じられる。

 そんな彼が「自分の命なんて大したこと無い」と言った。その言葉がこの人の密集なのだろう。その言葉の意味は、私もいつも思うからよくわかる。命を軽視している訳では無いですよ。でも大きな流れの中で、一人の命よりも優先される事も在るのです。生贄になれと言っている訳では無く、それくらいの覚悟が無いと成し遂げられない時代の流れがあるという事。


 色んな意味で、みずみずしい体験が出来たイベントでした。

 まだまだ夜は長く、話は続くのですが、一旦この辺で。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ