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69 「お疲れ様です!」

 こんにちは。


 昨日の仕事の帰り道。

 駅までの道で高架下を通る部分があるのだけれど、五メートルほど前を仕事帰りの男女が歩いていた。その二人が高架下に差し掛かった時、ちょうど高架下から出て来た男性が、出会い頭に「お疲れ様です!」と言った。そして、私の前を歩いていた男性の方も「お疲れ様です」と返した。


 私は知り合いなのかな?と思っていたけれど、女性が「知り合いですか?」と聞くと「知らない人……」と言っていたのだけど、あまりにその一連の流れが、美しすぎるほど普通で、違和感が一つも無かった。


 多分、高架下から出て来た男性の会社は、車内で必ず「お疲れ様です!」とあいさつをする会社なのだろう。

 私が前にいたショッピングモールもそうだった。バックヤードですれ違うと、無条件に挨拶を声をかけないといけない。そうしないと、お互いに顔が覚えられない位のたくさんの人が働く場所で、悪い事をしようとバックヤードに入って来た人をけん制することが出来ないから。

 どうどうとバックヤードに入って来て、積んである在庫を台車に乗せて、正面入り口から持ち出すという事例もあったくらいなのだ。

 挨拶くらい、どんな人でも出来るでしょ、という話だけれど、まぁそれくらいしか出来ないのだ。でも、挨拶をする事で、存在を認識されているという恐怖感は植え付けられるだろう。人のアンテナって、思っているよりも鋭いものだし、不信感を感じる事も出来るかもしれない。


 話は戻って、その高架下の男性の、無意識に出てしまったいつもの行動に対して、挨拶をされた男性も同じように、とっさにに挨拶をした。

 条件反射なんだろうけれど、それがなんとも日本人らしくて大好きだ。変な目で見るんじゃなくて、返事をしてしまう(笑)

 彼の会社でも、挨拶の習慣はあるのかもしれない。


 挨拶をした人は、高架下から出て来た瞬間に人と出くわしたものだから、会社の建物の中の感覚が蘇ったんだろうなぁ。

 私もそのショッピングモールで働いていた時は、バックヤードから店内のへ出る時のスイングドアでお辞儀をする行動が、ぼーっとしていると出てしまいそうになる時が良くあった。

 アルバイトのあるある話でも、買い物に行った時で、店員さんの「いらっしゃいませ!」の声に続けて「いらっしゃいませ」と山彦コールをしてしまうという失敗談もよく聞くし。


 本人は恥ずかしいだろうけれど、ほっこりするわぁ~

「お疲れ様です!」は、実際に知り合いでは無くても、みんな仕事帰りで疲れているのだから間違いでは無いよ!誰も間違っていない。あの瞬間、優しさしか無かった。

 ほんと、みんな真面目なんですよねぇ。そんな人たちが大好きです。

 みんな頑張っている。えらい。みんな幸せになれ~!




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