46 運気を上げる方法
こんにちは。
先日、一緒に働いている女の子が、今年の運勢が悪いと嘆いていた。
彼女は毎年、とある長寿バラエティー番組での毎年恒例になっている占いを見て、一年の運勢を信じるそうで、今年は運勢は最悪だったらしい。
それで、運勢が良くなる開運グッズや方法を求めているのだとか。
去年末に、お客さんが小さな龍の根付を数個、従業員さんにどうぞと置いて行ってくれたそうで、私は去年末にそれをもらっていた。店長も自転車の鍵に付けていると見せてくれた。
その根付が一個だけ残っていたようで、それを彼女が見つけて「もらって良いですか?」と聞くので、もちろん良いに決まっている。「龍神様だから、きっと運気が上がりますよ~」と言った。
私は本気でそう信じてはいるけれど、半信半疑な人でも、そういうものは、信じるかどうかで結果を引き寄せるものだと言いたい。またまたぁ~、と半笑いになれられても、それが事実だから仕方がない。
彼女は喜んで、その根付をもらっていたのだけれど、そこから、どうしたら運気が良くなるかという話になった。
開運希望の彼女はHさん。もう一人、私に十日えびすで鯛みくじを絶対に引いた方がいいと教えてくれた従業員のSさんもいて。
神社の話になったから、どんな神社に行けばいいかとか、お願いよりもお礼を言った方がいいとか、昔から日本人は八百万の神を信じているというレベルの話で、神さまは存在するという話なんかをしていたのだけれど、なんたって仕事中。
接客もあるしで、ぜんぜん思ったように話すことが出来なかった。まぁそれが当たり前ですけどね。
Hさんは、テレビ番組でやっている占いを信じるくらいなので、かなり素直な性格の子のよう。
帰ってから、聞いたことを噛み砕いて考えた時に、また印象は変るのかもしれないけど、基本的には私たちが話した事を水が浸透するように聴いてくれているようだった。
私も不思議話で信仰を集めようと思っている訳でもないし、驚かせようと思っている訳でもない。感覚的には、人のお家にお邪魔する時は玄関前で外套を脱いで裏返しに腕にかけて持ち、家に上がる時は履物を端っこに揃えておくんだよ、くらいの日本人が昔からやって来た当たり前のことを話している感じ。古めかしすぎて、最近は忘れ去られてしまったけれど、行動には意味があり、やらなくても起こられることはないけれど、やるかやらないかで言うとやった方がいいよね?みたいな事です。
オカルトでは無くて、丁寧に生活をする方法というか……好きかどうかわからない人に、オカルト話を熱心に話していたら、怖いですよね……
でもその日の夜に、本当に伝えないといけない事を伝え忘れていると指摘された気がして。誰に?と言われると困るのだけど。またいつものアレです。頭の中で誰かが「ちがうでしょ」と言ってきたのです。
伝えていない事というのは、神社へ行くのは運勢を良くする為ではないという事。
順番があって、神社へ行くのは氣をチャージする為。どうしてチャージするかというと、大ざっぱな言い方をすると、人にやさしくする為。疲れて氣が枯れると人にやさしくする余裕が無くなってしまう。だから、チャージしに行くのだ。
本当はそれは、神社じゃなくても森でも山でも海でも川でも良い。でも、神社が手っ取り早い。人が好き好きって思いながら行くと、神さまも喜んでくれるし。好かれて嫌な気分になる神さまなんていない。
運勢を良くするのは、ただ一つ、周りの人の味方になってあげる事。感謝をする事。優しくする事。そして、自分も幸せだと感じる事。誰かにために、望まれている事をするというのが運勢を良くする近道であり、唯一の方法。これを実践していたら、占いの結果なんて関係ない。
私もSさんも、見栄えのする、それっぽい上っ面のやり方だけ伝えて、本質を伝えていなかったと反省をしました。
次に会った時に、そう言う事が言える状況だろうか……
あんまりこういう話をし過ぎるのも、宗教の勧誘みたいで怖いですよねぇ。全く私はどこにも所属していないし、信仰も集めていないんですけどね。
望んでいないのに、押し付けられるのもストレスだと思うし。
どうか、運勢が悪すぎると怯えているHさんに、自然に伝えられますよに。




