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31 原作の問題

 こんにちは。


 原作の他メディア化の問題について、色々と問題が浮上してきましたね。


 今浮き彫りになったと言うより、見ないふりをしていただけだと思うのだけれど……。

 もともと原作大好きな作品がマルチメディア化されたことがある人なら、あれ~?と思う事の方が多いはず。


 以前にも書いたことがあるけれど、ある程度、ドラマなら1時間か30分、映画なら2~3時間の間で、キャッチーなひと山ふた山を絶対に作らなくてはいけないので、そういう意味での改変をしないといけない事もあるでしょう。

 しかし、大人の事情のごり押しアイドルや、若手役者とそのバーターをねじ込みたいだけの改変や、製作サイドのご都合主義の改変は原作を愛している者なら、本質がずれている事がすぐに分かる。


 確かに丁寧に映像化されている作品もたくさんあって、作者が「下品な原作を丁寧にそのままアニメ化してしまっている」というほどのものも知っているし。


 でもアニメよりもやっぱり実写系がなぁ……。

 アニメは、意識高い系のたくさんのオタクの目もあるし、それがニーズになっている。そして、作り手側が、特権意識が実写側よりは少なく、また、作り手自体がオタクで、実質、オタクがリスペクトを込めて作っている場合が多い。

 

 しかし実写化はそうはいかない。欠片もないのに恋愛要素をぶち込んだり、アイドルを若手俳優を使いたいから、要らない咬ませ犬をねじ込んだり。

 人間関係が変わると、本質がぼやけてしまう。

 そうなると作者は、リアルに自分の体を切り刻まれたりかき混ぜられたくらいの感覚になるだろうと思う。


 また、自分の意図していない作品が、酷評されるのも、絶賛されるのもどちらも辛いと思う。

 絶賛型の作品を知っているからなぁ……。私も実写ドラマから入ったから、構成や作りが悪いとは言わないけれど、原作を後から追いかけると、エッセンスが同じだけの全く違う作品だったことに愕然とした。

 そして、どちらが作品として秀でているかというと、もちろん原作だと思った。


 もちろん、何もないゼロから人を引き付ける作品を作り上げているから、という事もあるけれど、それを差し引いても原作の方が面白い。原作を読んでからだと、ドラマは大味すぎて見られなくなってしまった。


 得てして、ドラマは、テンプレが過ぎるところがある。

 こういう展開がみんな好きなんでしょ?感が丸見えというか。少なくとも、私が見たドラマはそうだった。視聴者の事も馬鹿にしていると思うんですよね……レベルが低いやつらに合せてやっている感があるというか……。

 原作が無いドラマだったら、それでいいんですよ。それが物語根幹だから。でも原作があると、それが悪変になる。そして、傷つく人が出て来る。


 物語って、漫画にして面白いもの、人間が実写で演じてピッタリなもの、アニメーションにして一番輝くものもの、ミュージカルや演劇のスタイルがしっくりするもの、又は小説などの文字だけの表現の方が世界が豊かになるものって、やっぱりあると思うんですよ。

 無理やりに、合わない選択肢を選ばなくても良いんです。化学反応が悪い方へ作用する事だってあると言う事。


 結局のところ、ゼロから作り上げた原作者と原作へのリスペクトが無い、特権階級意識と「映像化はこういうもんだ」という凝り固まったシステムの押し付けが問題なんだろう。

 その問題をクリアしていれば、ちゃんとコミュニケーションを取って解決できていただろう。

 守るべきは、お金を出す大人では無くて、原作なんですよ。だって、ファンは原作についているのだから。大人の事情を押し切って一億の収益があるかもしれないけれど、原作ファンを味方につけたら10億の収益になるかもしれないという事。だって、ファンがいるという事は、唯一無二の魅力がそこにあるという事だから。

 それに気が付かない、譲り合えないお金を出す人たちと、防波堤になってあげられないどころか、筆頭になって悪変を遂行する製作陣。お金をもらっている立場でしがらみもあるでしょうから、大変だろうし言い訳もあると思いますよ。でも、プロの仕事をしようと思うと、どちらが後世に残る仕事が出来るプロかって話です。




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