表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/327

22 大きな黒犬と三匹の白い犬

 こんにちは。


 不思議な夢を見たんです。

 夢は不思議なものと相場は決まっていますが。


 夢の中の私は普通に自分の部屋のベッドで寝ていて目覚めるんです。リアルと何も変わらない部屋と、いつもの状況。

 でも枕に違和感を感じて、枕をのけると、ベッドの頭部分の板と敷布団の間に湯たんぽくらいのサイズの、生き物がうずくまっていました。茶色いつやつやの毛なみで細長い尻尾の動物の背中。咄嗟にデカいネズミ?と思いましたが、ネズミだったとしても、そこから退けないといけない。

 胴体の横から両手を潜り込ませて、引っ張り出そうとしました。

 本当にネズミだったらどうしよう……噛まれて、狂犬病とか感染症を持っていたらどうしよう?と思ったものの、何事も無いように祈るしかない。


 そして、そのデカネズミを抱えたところで、なぜか、それが大きな黒い犬に変わったのです。

 レトリバーくらいの大型犬。

 その黒犬は「やれやれ、見つかってしまったか。面倒だなぁ」と邪魔くさそうな顔をしていた。


 そこで私は、その犬が、いつも私が寝やすいように、枕になってくれたり、護ってくれたりしていたんだなぁとどこかで思っていて。

 そうしているうちに、なぜか三階にあるはずの私の部屋の窓から、犬が三匹飛び込んできたんです。白い犬二匹と薄いベージュの犬。小型~中型犬という感じ。


 窓は開いていて、外を覗くと、お隣さんの建物が犬の保護施設になっていて、遊んでいた犬が施設と私の家の間を飛び越えるのが、楽しいのか、飛び越えて来たようでした。

「危ないから!落ちたらどうするの!」というと、三匹とも大人しくなって、叱られ待ちみたいになって。

 そんな事をしている間に、黒犬はどこかへ消えてしまっていた。


 私は施設の人に「犬がうちに入ってきています!」と窓越しに言うと、全く悪びれず「あはは~、すみません。下まで連れてきてもらえますか?」言い残して、どこかへ行ってしまった。

 私はまだパジャマだし、えーーー!?と思いながらも仕方がないなぁと、ここに留まりたそうな三匹の犬のうち、とりあえず二匹を抱えた。思っていたよりも軽くてびっくりした。

 残りの一匹には「ちょっと待っててね」といって、犬を抱えて外へ出るのだけれど、足取りが重すぎて、どうあっても先に進めない……という所で目を覚ましました。



 寝ているのに、寝て目覚める夢って不思議な感覚だなぁ~とか、何で犬?とか、いろんな事を考えながら過ごしていたのだけど、ふと、先日の事を思い出したのです。


 時々登場する、神社なのかよくわからない神社の事です。

 先日行った時に、仮設トイレが小さな敷地内に設置されていまして。どうやら、あぜ道を挟んだ向かい側を工事するようで、その作業員の方々の為の仮設トイレの様でした。

 その場所は大きな畑だったし、見晴らしも良くて、空も大きく見えて、風も通るし、陽が沈むのも見られるとても良い畑だったので、残念だなぁ~と思うと同時に、仮設トイレの確保は、作業をする方々にとってとっても大切な事なので、どこかに置かないといけない事は分かるのですが、なんだかその日は、その敷地内が空っぽの様で力を感じなかったのです。

 どこかに移られたのか、力が一時的にとは言え弱まってしまっているのか……そんな感じでした。

 

 トイレは必要とは言え、神さまが気の毒だし、申し訳ないなぁと思って、もし私の作業部屋で良かったら、非難してきてくださっても大丈夫ですよ、と心の中で言った。

 色んなものが置いてあって、ごちゃごちゃしているし、掃除も行き届いていないですが……と付け加えて。


 それからなんにも無かったのだけれど、あの時にお誘いをしたから、入っていらっしゃったのだ……と思って。これも勝手な妄想ですよ。でも、龍神様ときつねさまお二人……なんですよね。龍神様がご祭神なのだと思うのだけれど……

 で、大きな黒犬は新年の祈祷会にお邪魔をしたお寺の大黒様か、去年の春位から気配を感じているスイーツ好きの?狐さま。

 お稲荷さんに黒いきつねさんがいらっしゃると言う話は、神社周辺にあるカフェのオーナーから聞いたことがあって。このカフェも不思議な事が沢山起こるカフェで有名なのですが。


 でも、はじめはネズミだったから大黒様なのでしょうか……?分からないなぁ。私ごとき零感人間には、簡単に教えてもらえない。


 はいはい。

 これも全部、妄想ですよ。分かってますとも。まぁ、それくらいの気持ちで聞いてもらって良いです。

 私ですら、確信が持てないのに降りて来る状況で戸惑っているのです。



 最近、日本酒が飲みたいと思っていたわけだなぁ……

 昨日もおちょこ一杯分だけ、飲んだんです。邪魔くさいから飲みたくないのだけど、どうしても飲まないといけない気がして、本当に少しだけ。

 龍神様?は甘いものより日本酒が良いようです。でも、絶対に呑ませるという感じでは無くて、出来ればほんの少しだけでも……という感じみたいです。

 今日も飲んであげたらよかったけど、おかきを食べて許してもらいました。



 作業部屋では無く、私の部屋に入って来たのは、やっぱり作業部屋がごちゃごゃし過ぎていて嫌だったのかもしれないですね……。申し訳ない。

 とりあえず私の部屋は、年末に窓だけは、めちゃくちゃ拭き掃除をして綺麗にしておいてよかった。


 私、不思議ちゃんではなんだけどなぁ……

 でもまぁ、もし、神さまたちが非難されてきているのなら、少しでもくつろいでもらえたらいいなぁと思います。みんな譲り合って幸せが一番ですからね。



(読み返し無しで、失礼します。早く寝たい……)




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ