109 三回忌
こんにちは。
今週の月曜日は、友達の命日でした。早いもので三回忌です。三とはついていますが、三年目が始まるという事なので、二年という事ですね。
二年。それでも早い。どうしたらもっと日々を大切に過ごせるんだろう。毎日をただ浪費して、この二年……いや、生まれてこの方、ずっと過ごして来た気がする。周りにいる親しい人たちが先に旅立ってしまうのは、そう言う事に気が付くターニングポイントなのかもしれない。
本当は、命日である月曜日にお花を持ってご実家へ行きたかったのだけれど、その日にしか美容院に行けなくて。今月の初めに重い腰を上げて美容院の予約をしようと予約サイトを覗いた時には、行こうと思っていた日曜日は埋まっていて、仕方なくて月曜日にしたのだった。
縮毛矯正をするから、髪を括らなくても良い日が後日続かないといけなくて、連休初日縛りがあるんですよねぇ。厄介な事に。
で、火・水曜日は遠保から友達が来るので案内をしていたし。という事で今日にお花を持って行く事になったのです。
日曜日にフライングでお花を持って行っていも良かったけれど、そうしたら、ご実家はお商売をされているので、その休みにわざわざお家にお邪魔をしてしまう事になるので。気を使わせないように、お店が開いている間にお花だけ届けようと思ったのです。
時間が経つと、こういうことは気持ちと共に簡略化していかないと、心の負担が減っていかないと思うのです。私たちよりもずっと、悲しみの隣にいるご家族……特に親の場合、亡くなった娘が占める心の割合はとても大きなものだろう。きっと、それは減る事はない。だから、わざわざ増やす事をしなくていい時期に入ったという事。
亡くなった魂は、三年目までに成仏して次のステージに旅立たないと、亡霊・悪霊化してしまうことがあるそうす。例外もあるらしいのですが。まぁ、私は霊感ゼロ人間なので、本人たちから仕組みを聞いたことが無いから、あの世の在り方の話を聞いた中での話です。創作かもしれないです。
でも、三回忌という区切りがあるは、生きている人にも亡くなった人にも何かしらの区切りが存在するからだと思うのです。
彼女のお母さんが「やっと納骨をしたの」と話してくださった。区切りをつける為なんだそうだ。
生きている人も、心はまだ過去に置きつつ、次に進まないといけない。どんなに気持ちが進まなくても、無理やりにでも。偉いなぁと思った。
そして、ここまで愛してくれる人がいるって幸せな事だと思う。愛されるって、すごい力ですね。どんなに望んでも縛る事なんて出来ないのに、ずっとそこにある。ストレングスのカードだと思う。これが一番強いんです。
お花のアレンジは、彼女の好きな藤色のカーネーションが入っていた。紫色のオーダーをしたのだけれど、ショーケースには紫色はほとんどなくて。だから、色は気にしないで春っぽい感じでお願いします、と言ったのだけれど、紫っぽい花を探してくださったようだ。
その藤色のカーネーションにも、お母さんはすぐに反応されていた。
彼女は次に進んだだろうか。彼女ならひぃちゃん同様に、解脱していても不思議では無い。
今の日本を、私たちをどんな風に思いで見ているんだろう。




