全員集合!(挿絵あり)
※もはやこのページの内容全てがネタバレなので、まずは本編を読んでからこちらをご覧頂けると、よりお楽しみ頂けるかと思います。
●村木 実:
説明するまでも無く、本作の主人公。大学二年生。社会学科所属。根っからの陽キャ気質で、本城さんからはちょくちょくバカにされてしまっている。
昔から人助けのために首を突っ込んでは、自分が思っていた以上に関わることになり困る癖を直したいと思っている。……が、結局それは今でも直らずに、本城さんの問題へ首を突っ込もうとしているのが現状である。その結果として、「どれが本当の自分か分からない」と言う彼女に「本当の自分を作ればいい」と告げ、その手伝いをする約束をしてみせた。
ただし、困っている人にはすぐ手を出そうとする一方で、基本的にはあまり他人に興味があるわけではなく、普段は独り身でいることが多い。妹の茜曰く、ニートのような生活をしているとのこと。
妹はおろか、本城さんにまでも「プレゼントのセンスが無さそう」と言われ、もう少し女心を知りたいと悔やんでいたのは言うまでもない。
偶々本城さんを連れて入った美味丸のラーメンを気に入り、ちょくちょくお昼休みの間に向かうようになった。
高校時代に付き合っていた彼女のことを未だに引きずっており、それを妹にまで心配されている。
これからも本城さんの友達として、ずっとそばにいてほしいという日和ちゃんの願いを呑み、その約束をしている。
▼いくらさんから頂いたイラストです!
●本城 綾乃:
説明するまでも無く、本作のヒロイン。大学一年生。コミュニケーション学科所属。根っからの陰キャ気質で、陽キャのノリで接してくる村木先輩を尊敬しながらも、半ば面倒に思っている。
これまでずっと自分のことを必要以上に心配してくる村木先輩のことが気に食わずに、半信半疑で付き合っていた。だが、彼に母親の正体がバレてしまったときに明かした「どれが本当の自分か分からない」という悩みに、「本当の自分を作ればいい」と真正面から言ってくれたことが決定打となり、ようやく彼を本当の友達として認め始める。……が、イマイチ距離感の取り方が分からずに、未だに四苦八苦している模様。
サークルの体験入部へ来た理由や、演劇をやめてしまった理由。未だに胸の内に秘めていることは多いが、それらを真摯に聞こうとしてくれる先輩のことを、徐々に信頼し始めている。
茶色い事件を通して出会った、河辺さんから言われた言葉「なんとなくで始まって、合わなかったら『仕方がないや』でいい」という言葉が心に刺さったようで、最近はそれを自身の教訓としている。
一ヶ月近くの間、『アンノウンストーカー(別作品)』にて起こった事件をきっかけに再会した、篠崎秋那のことをずっと心配し続けていた。河辺さんの一言や、村木先輩の後押しもあり、勇気を振り絞って戻ってきた彼女のお見舞いへ向かい、対面。一時は口論になったが、無事に和解し改めて友達としてやっていくこととなった。
親友である日和が、周囲から嫌われるようになったきっかけのことを、長年の間知らなかった。単に日和のキツい性格が原因なのだろうと思っていたようだが、秋那との会話でようやくその謎が解けた。
ほとんど先輩と同じ頻度で通っているはずのくせに、自分だけ学食のおばちゃんに値段をまけてもらったりと、意外とちゃっかりだったりする。
中学生の頃にあった「学年別嫌いな人間ランキング」では、二年間一位を取り続けていた。しかし、本人はあまりそのことを気にしておらず、寧ろ陽キャの戯言だと思っている。
過去にレン君との間に起こった悲劇を、今でも思い出しては心を痛め続けている。
あの子に似ている女の子として、ぜひ村木先輩を助けてほしいという茜の要求を呑み、その約束をしている。
▼茶白猫さんから頂いたイラストです!
●村木 茜:
村木先輩の妹で、高校三年生。自身のみならず、家族も認めるブラコンであり、兄を毎回悩ませている。その度合いは、初対面だった本城さんの前で堂々と兄の枕に抱き着くほど。
兄との会話から、本城さんに対する兄の想いを汲み取り、わざわざ彼女と会いたいと頼み込んで会うこととなる。長年妹としてそばで見てきた兄のことを助けてほしいと、本城さんにお願いし約束を交わすことができた。
つくづく兄は思っていたようだが、初めて会った本城さんにも一枚上手だと思わせるほど、意外と頭は聡明。というよりも、単に女の勘が鋭いのかもしれない。
将来はスポーツトレーナーになるために、専門学校への入学を志望している。
小さい頃から羊が大好きで、家には羊のグッズがたくさんある。今回兄から誕生日プレゼントとしてもらった羊のぬいぐるみには、“ラム”と名付けてとても可愛がっている。なお、本人の名付けセンスは天然らしい。
▼数野衣千さんから頂いたイラストです!
●撫子 日和:
本城さんの幼稚園からの幼馴染。現在はネット通販の事務仕事に就いている。
小学生の頃、同級生だった男子二人にハメられたことがきっかけで、長きに渡り周りから忌み嫌われるようになった。中学生の頃にあった「学年別嫌いな人間ランキング」では、五位になったことがあるらしい。
そんなことがありながらも、一切気にせず友達として一緒にいてくれた本城さんのことは、一番大切な友達だと思っている。
幼稚園の頃からの幼馴染として、自分のせいで変わっていってしまった本城さんのことを、救いたいと思っている。その願いを村木先輩に頼んでは、彼女を救うとの約束を交わした。
上司である松平のことを、いちいち呼ぶのが面倒だからと“マッツー先輩”と呼び、お互いに慕い合っているようだ。
▼こちらも数野衣千さんから頂いたイラストです!
●桐野
村木先輩や本城さんが通う大学から少し離れたところにある、元演劇館の向かいにあるラーメン屋“美味丸”の店主。訛り口調だが話しやすい、気さくなおっちゃん。
本城さんのお母さんと学生時代の知り合いで、同じ映画部だった。特別深い交流があったわけではないらしいが、当時から彼女の演技力は彼も一役買っていたようだ。
自身の店を開いてからしばらくして、本城さんのお母さんと再会。それから徐々に彼女とは、交流を深めていった。村木先輩には、詳しくは本城さんから直接聞けと告げたまま、あまり詳細には話していない。
以前までは自分の奥さんと共に切り盛りしていたが、昨年奥さんがガンになり一人で仕事をすることに。奥さんの治療を応援する一方で、彼女を冗談の中で死なせてしまったりと、なかなかにキツいブラックジョークもあまり気にしないようだ。
以前に一度だけやってきた先輩のことを覚えているほど、記憶力が良い。本人曰く「こんな商売してたら、人の顔を覚えてねぇとやってらんねぇ」とのこと。
●河辺 渚
駅の近くに住んでいる、若い女性。本城さんは自分と同様に、暗くてネガティブな印象を持っていたようだが、本来はその逆。割と楽観的な性格で、多少の嫌なことは気にしないタイプである。一方で、一度決めたことはなかなか変えられない性格でもある。
イヨとカヨの様子を見に来たことがきっかけで、村木先輩らと出会うこととなる。当初は長年続く介護のストレスから、表情や雰囲気が暗めに出てしまっていた。
村木先輩に「変なことをしていないか」と問い掛けられたとき、この人なら話を信じてくれるかもしれないと感じて家へと誘う。結果的に、今まで一人で溜めこんでいた気持ちを二人に話すことで、多少なりとも気持ちは楽になったようだ。
●河辺 愛佳
河辺さんの一人娘で、小学一年生。まさに“無邪気”という言葉が似合う子で、とても元気な女の子。
両親からはまだ真実を教えられておらず、「おじいちゃんとおばあちゃんはアメリカへ行っている」と伝えられている。この真実については、彼女が大きくなった数年後に、ちゃんと伝える予定でいるそうだ。
●イヨとカヨ
どこの誰かが捨ててしまったのか、はたまた野良犬が生んでしまったのか。出先が全くの不明な野良犬二匹。因みにどちらも茶色い毛並みをしており、イヨがオスでカヨがメス。
人懐っこく、滅多に人に向けて吠えることはない。河辺さんのお母さんがエサを与えてしまったことがきっかけで、現在村木先輩が住んでいる部屋の前に、栗を置くようになる。
なんだかんだと色々な騒動が起こったが、結果的には近所のおばちゃん家族が引き取ることとなった。
●篠崎 秋那
本城さんと同じく、大学一年生。栄養学科所属。強がっているように見せて意外と弱気な性格で、根はマジメだったりする。
クロスオーバー作品である『アンノウンストーカー(別作品)』の主人公。ひょんなことからAと名乗る女にストーカーされることになり、結果的に約一ヶ月の間監禁されていた。その間、せっかく手を差し伸べてくれた本城さんのことを突っぱねてしまった自分を悔やんでおり、いつかは謝りたいと思っていた。
小学生の頃からの本城さんの知り合いだったが、長年の間彼女をイジメるリーダー格として接していた。本人はそれを楽しんでいた半面で、そんなことでしか自分を大きく見せられない自分自身に嫌気を差していたらしい。中学生の頃は更に、少しでもそんな弱い自分を大きく見せようと、体を売り続けていた過去もある。
せっかくお見舞いに来てくれた本城さんに、一度は強がってしまったものの、心改めてこれまでの全てを謝罪。今度は彼女の友達として、再スタートをすると誓った。
▼カスタムキャストにて
●松平
日和ちゃんの職場の上司。のんびりとした雰囲気で、大きいガタイはまさに熊のような男性。
自分が日和ちゃんに“マッツー先輩”と呼ばれていることに対して、自分も彼女のことを“ヒヨリン”と呼び慣れ親しんでいる。
●本城 理依:
本城さんのお母さん。本城さんが中学二年生の時に、病気で亡くなってしまっている。
元々は、演劇館を本拠地に活動していた「劇団ACT」のリーダー。本城さんや桐野さんが言うには、とても演技力に優れた女性だったらしい。
娘である本城さんと、とある約束をしている。それに縛られ続けているせいで、本城さんは今でも演劇ができないでいるようだ。
今回のキャラ紹介から、それまでの間で登場していなかった人物は省いていこうと思います。また今後も再登場し次第、改めて次回以降のキャラ紹介回にて詳細を載せていきますね。決して忘れたわけでは無いので、お間違いなく!
今後とも、よろしくお願いします!
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