表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アウトドア系男子が、自宅警備員になる方法  作者: たいちょー
【ここまでの登場人物おさらい2】
54/123

全員集合!(挿絵あり)

※前回のキャラ紹介以上に過度なネタバレを含みますので、まずは本編を読んでからこちらをご覧頂けると、よりお楽しみ頂けるかと思います。

村木(むらき) (みのる)

 説明するまでも無く、本作の主人公。大学二年生。社会学科所属。根っからの陽キャ気質で、陽キャ嫌いの本城さんから忌み嫌われている。


 自身では気付いていないが、大学生とは思えないほど心が広く、親しみやすい性格。本城さんとの間では「心強い先輩」として称されており、元は本城さんが皮肉として扱った言葉だが、実際には初対面の人とまともに話せなかった本城さんに代わって話してくれたり、野犬に襲われた時に本城さんを助けたり(厳密には、二人を救ったのは山のおじいちゃんだが)と、なんだかんだ頼れる先輩。

 また、本城さんの影響で、今まで興味の無かったゲームに手を出そうとしたり、勉強を頑張ったりと、周りの人に影響されやすい性格でもある。


 大学内には友達と呼べる人は少ないが、高校時代の友達は多い。男女問わず誰でもフレンドリーに接することができるが、陰キャ相手は少し苦手のようだ。

 また、年上の人とも人付き合いが良く、本城さんの祖父母ともすぐに打ち解けることができた。


 シスコン気味な彼ではあるが、どうやら妹の茜と今の関係になってしまったのには理由があるらしく、そんな彼女を救おうと今でも悩んでいる様子。

 彼が年下の子や困っている女の子へ特に配慮をするよう心掛けているのは、このためでもある。


 高校時代に付き合っていた元彼女、(さき)との関係を今でも引きずっている。昔は友人達も認めるほどの良い恋人同士だったようだが、現在は疎遠となっており、二人の間にあるとある()()を今でも守っているらしい。


 本城さんにとことん罵られながらも、しつこく彼女をサークルに誘っていたのは、過去にいたとある人物と彼女を重ねてしまっていたから。

 いつかその詳細を本城さんに話すと約束をしたまま、まだ明らかにはしていない。


 本城さんの祖父母や黒澤に、本城さんとの仲を何度も問われるも、現状はまだ彼女のことを“放ってはおけない生意気な後輩”としか思っていないようだ。


▼くまたろうさんから頂いたイラストです!

 先輩の笑顔のイラストですね。果たして、この笑顔は誰に向かって浮かべているのか気になりますね。やっぱり……本城さんなのかな?

挿絵(By みてみん)




本城(ほんじょう) 綾乃(あやの)

 説明するまでも無く、本作のヒロイン。大学一年生。コミュニケーション学科所属。根っからの陰キャ気質で、いつもズカズカと自分の内に入り込もうとしてくる村木先輩は少し苦手。


 強がりで寂しがり屋な一面があるが、元は極端に素直な性格。一見独り身が好きなように見えるが、自分から何かをすることが苦手なだけであり、性格自体は良く仲間内では慕われている。

 小さい頃はお母さんっ子で、いつもお母さんのそばから離れずに友達もなかなか作れなかった。こう見えて、かなり甘えん坊な性格だったりもする。

 お母さんが亡くなってからは、特定の人にしか懐かないような、独り善がりな性格になってしまい、次第に陰キャの道へと進むことになる。


 地元や大学に友達はほとんどいないが、ネット上ではそれなりに多い。あまりにも自分に劣等感を抱いている本人は気付いていないが、割とみんなからの人気者。

 それとは対照的に、村木先輩と接するときはキャラを百八十度変えて、捻くれた生意気なキャラを演じている。本来は大嫌いな彼をいち早く自分から遠ざけるためにこのキャラを取り繕っていたが、段々彼と話していくうちに抜け出せなくなってしまっており、今でも渋々このキャラのまま彼とは接している。

 余談だが、唯一幼馴染である日和と話しているときだけ、一番素の状態で話しており、自分の弱いところや嫌なところも全てさらけ出せるほどの親密な仲でもある。


 自分を育てていた海のおじいちゃんとは対照的に、いつも親しくしてくれる山のおじいちゃん夫婦には感謝しており、何か恩返しができないかといつも思っている。

 村木先輩を強引にプチ旅行へと誘ったのも、下心のようなものはまるで無く、ただ純粋に二人を安心させたかったから。突っ走ると周りが見えなくなる性格でもあることから、村木先輩に言われて初めて、自分の行動の危うさに気がつくほど。


 猫好きな一面もあり、特に好きな品種はシャム猫。将来いつかは飼いたいと思っている。


 大嫌いなはずの村木先輩に、不器用ながらも優しくしてしまうのは、彼をレンと呼ばれる人物と重ねてしまっているから。

 いつかその詳細を村木先輩に話すと約束をしたまま、まだ明らかにはしていない。


 なんだかんだ文句を言いながらも、自分のことを友達として接してくれる村木先輩には、ちゃんと感謝しているようだ。


▼茶白猫さんから頂いたイラストです!

 ぼんやりとした表情で、一体何を考えているのかよく分からない、本城さんらしい雰囲気が描かれています。

挿絵(By みてみん)


▼いくらさんから頂いたイラストです!

 寝起きで、寝癖姿の本城さんですね。いつも仏頂面で、憎まれ口ばっかりでクールぶってるくせに、たまーにアホっ子な本城さん。

 そんな彼女が、寝癖だらけの姿でムッとしてる表情はたまりませんね……。凄く、好きです……。

挿絵(By みてみん)




撫子(なでしこ) 日和(ひより)

 本城さんの幼稚園からの幼馴染。現在は仕事に就いている。


 かなりの自由人であり、父や弟が家にいるにも関わらず、下着が透け透けなTシャツを着ていたり、ベッドは暑いからとわざわざ床で寝ていたりと、周りの人もため息を吐かずにはいられない。


 自分とは対照的である真面目な弟にいつもこっ酷く叱られてはいるが、本人は姉弟のスキンシップと捉えており、その会話すらも楽しんでいる模様。


▼数野衣千さんから頂いたイラストです!

挿絵(By みてみん)




村木(むらき) (あかね)

 村木先輩の妹で、現在高校三年生。家族が認める重度のブラコンであり、兄を度々悩ませている。


 そんなブラコンの割には、一年半付き合っている彼氏もおり、彼氏も公認するブラコンっぷり。

 それは久しぶりに帰省した兄に会うために、彼氏の家にお泊まりしていたにも関わらず、急いで昼前に帰ってくるほど。


 いつもお昼まで寝ている寝坊助な兄に毎度叱ってはいるが、兄と話すきっかけができると、実は嬉しがっていたりする乙女な一面もある。


▼こちらも数野衣千さんから頂いたイラストです!

挿絵(By みてみん)




松金(まつがね) 源二(げんじ)

 本城さんの母方のおじいちゃんで、通称山のおじいちゃん。身体が大きく、無精髭が似合うジェントルマン。

 その見た目とは裏腹に、あまりにも優し過ぎる性格ゆえに、周りからよく心配されている。

 職業は野菜農家兼、猟師。また、地域の子供会とも関わっており、働き者なしっかりさんだが、家ではちょっぴりだらしない一面もある。


 過去に一度、交通事故で妻とお腹の中にいた子供を亡くしており、絶望していたところをおばちゃんに救われた。おばちゃんとは二度目の結婚であり、その性格からなかなか彼女には頭が上がらない。

 本城さんのお母さんでもあり、自分の娘の理依(りえ)をも亡くしてしまったとき、孫娘である本城さんだけはどうにか見守ってやりたいと決意し、以降はいつも必死になってサポートをしてくれている。




松金(まつがね) 多恵子(たえこ)

 本城さんの母方のおばあちゃんで、通称おばちゃん。本城さんと容姿が激似で、二人並べばまるで双子なほど。

 多少強引な部分があり、周りの人を困らせてしまうこともあるが、根はお節介な優しい女性。あまりにも優し過ぎる性格の夫を放ってはおけず好きになり、何度断られてもめげずにアプローチを続けたという過去を持つ。




●海のおじいちゃん:

 本城さんの父方のおじいちゃん。本城さんからは、クソジジイと呼ばれている。

 魚市場の会社の社長を務めており、普段から忙しい日々を過ごしている。根は真面目で、悪いと思ったことはハッキリと言う性格。


 当時中学二年生で両親を亡くした本城さんを引き取り、二人暮らしをしていた。しかし、どうにも上手く彼女と接することができずに、今の関係に至ってしまっている。

 基本的に、家事全般は本城さんに任せ、料理は交替で行っていた。本城さんが一人暮らしをすることを彼が認めたのも、彼女がもう一人で暮らしていけると確信があったからである。




黒澤(くろさわ)

 言わずもがな、村木先輩の高校時代からの友人。昔はかなりのお調子者だったが、今ではだいぶ落ち着いたようだ。先輩曰く、重度の方向音痴らしい。




早川(はやかわ)

 言わずもがな、村木先輩が所属する演劇サークルの部長。自分が主となって指揮する最後の舞台ということで、指導には力が入っている模様。




花岡(はなおか) (さき)

 村木先輩の元彼女。黒澤曰く、明るい性格で人付き合いが良い性格だったようだが……?

 二人の間である()()を交わしているらしく、現在はお互いにその“二人ルール”を守っている模様。




●村木先輩のお母さん:

 息子の実と、娘の茜をこよなく愛する母。娘の茜と同じく楽観的なところがあり、度々村木先輩のことを困らせている。


 重度のブラコンである茜に、現状維持が一番だと考えており、村木先輩にも今の関係を大切にするよう教えている。




撫子(なでしこ) (みつる)

 日和ちゃんの弟。高校一年生。姉が相当な自由人なこともあり、かなりの苦労人。高校生ではあるが、だらし無い姉とは対照的でしっかり者。


 幼い頃から本城さんとも知り合いだが、年齢が上がるにつれてタメ口で話しづらくなり、今では敬語で話すような、微妙な仲になってしまっている。




●ルナ:

 本城さんの動画仲間。本城さんより一つ年上の姉御肌で、ちょくちょくポンコツだが面倒見が良い。仲間達から、よく慕われている。




●アンバー:

 本城さんの動画仲間。愛称はアンちゃん。本城さんより一つ年下の高校生で、ほんわかとした優しい性格。家族間でも仲が良く、よくみんなで出掛けることも多いみたいだ。




本城(ほんじょう) 理依(りえ)

 本城さんのお母さん。本城さん曰く、働き者な陽キャだったらしい。

 その割にはどこか抜けている部分もあり、中学へ入学するお祝いと誕生日プレゼントも兼ねて、お高い真珠のネックレスを彼女に送った。


 本城さんが中学二年生の時に、病気で亡くなってしまっている。




本城(ほんじょう) 達海(たつみ)

 本城さんのお父さん。海のおじいちゃん曰く、努力家だが単純で不器用な性格だったらしい。


 本城さんが幼い頃に、交通事故で亡くなってしまっている。

登場人物も増えてきて、だいぶ物語も盛り上がってきましたね。

果たしてこの人物達が、二人をどう変化させていくのか……。ぜひ、お楽しみにしていてください!


今後とも、よろしくお願いします!


【筆者のTwitterはこちら→@sho168ssdd】

●イラストは随時受付中! イラストや詳しいお知らせ、ご質問などはTwitterへどうぞ。小説家になろうのマイページにも、Twitterへのリンクを貼ってあります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ