夏休みの約束
いよいよ日付は、地獄のテスト期間へと突入してしまった。テストを受けるのは億劫極まりないものだが、これさえ乗り切ってしまえば、念願の夏休みへと入ることができる。ただそれだけを原動力に、俺はなんとか月、火、水曜日のテストらも終えて、レポートも提出することができた。
残るは明日の『著作権法』のテストだけとなった。これさえ終われば、いよいよ待ちに待ったサマーバケーションを堪能できるようになるのだ。――なるのだが。
――あー、もうダメだ。いいやもう、単位なんて知らんわ。どうにでもなれ。
やけくそに机へ突っ伏してボーっとする。オーバーヒートしてしまった頭に、ひんやりとした机の面が気持ちいい。いっそこのまま、眠ってしまいたいぐらいだ。
――失敗したなぁ、『著作権法』の講義なんて取るんじゃなかった。なんなんだこの法律。法律のくせに曖昧すぎて、全然意味が分からんぞ。
他の法律は大体定義が定まっているくせに、著作権法の定義だけはかなり曖昧だ。しかもそれを、専門の先生自身が「著作権法は毎年変わっているから、専門に扱ってる人でも意味を理解してない人が多い特殊な分野」だと公に公言しているのだから、堪ったもんじゃない。
どうやら、例え似たようなケースでも、ほんのちょっとの差でギルティになることもあれば、ノットギルティにもなるらしい。
そんな中で、これは一体どちらだと思うかを論じろと言われても困る。「そんなのは、問題として間違っている!」と、声を大にして言ってやりたいくらいだ。
――はぁ。いいや、もう。帰ろ。
結局嫌気が差して、荷物をまとめ始めてしまった。適当に自分の中で言い訳を述べながら、席を立ちリュックを背負う。そのままいつもの場所を出ようと、エントランスへ向かった。
「……あ」
口から小さい声が出た。
「あら、先輩じゃないですか」
その声の先にいた彼女が呟く。
それはあまり日に焼けていない色白の肌で、まるで餅のようにもちもちしていそうな綺麗な顔でこちらを見る。相変わらず、見た目は美人なのに、雰囲気だけは気怠そうだ。
「やぁ、本城さん。奇遇だね」
「どうしたんです? こんなところで。……まさか勉強していて、また途中で投げ出したんですか?」
彼女がジト目でこちらを見る。
「またとはなんだ、またとは」
「またじゃないですか。だって、この前も勉強してたくせに、分からなくなって投げ出してたでしょう? きっと今日だって、そうなんじゃないですか?」
「……そうだって言ったら?」
「褒めてあげましょう。先輩が、自分の犯した過ちを正直に告白してくれたことをね」
「はぁ」
相変わらず、この子は何様目線で言っているんだろう。俺のほうが先輩のはずなのに、どうしていつの間にか、こんな構図が生まれてしまったのだろうか。
「その程度で褒められるとはまた、俺が幼稚園児みたいだな」
「ようやく気付いたんですか?」
「ようやく気付いたってなんだよ?」
「先輩の思考レベルが、その程度だってことですよ。バカみたいに物事を隠さないで、幼稚園児らしく素直に先生へ教えてくれれば、それでいいんですよ」
「あーはいはい……分かりましたよ、綾乃先生」
「気安く名前で呼ばないでください。血反吐が出る、気持ち悪い」
――うわっ、ひでぇ。久々に聞いたな、血反吐が出るって。
「……悪かったよ」
「それでいいんです。それより、さっさと中入りましょう? ここ暑いです」
「え。あ、え?」
なんだなんだ、急になんだ? 俺は一言も、君と一緒に中へ舞い戻るなんて言ってないぞ? ……しかし、そんな俺のことは無視して、彼女はさっさと学食の中へと入っていってしまった。
きっと俺も一緒に戻らなかったら、また四の五の言われてしまうだろう。呆れてため息を吐くと、そのまま俺は彼女の後を追いかけた。
俺が中に入ると、彼女は既にちゃっかりといつもの席に座っていた。ホント、気まぐれな子を相手にするのは疲れるものだ。
「で? 特に何をするって聞いてないんだけど、今日は何をするつもり?」
向かいの席に座りながら、俺は彼女に問うた。
「なんですかそれ。まるで普段から私が、トラブルメーカーみたいじゃないですか。変な言いがかりはやめてください」
――ほとんど似たようなもんだけどな君も。
「はいはい、悪かった悪かった」
「……やっぱり先輩、性格バグってる」
何か苦いものを食べたような顔で、彼女が顔をしかめる。そんな顔をされたって、俺は俺なんだから仕方がない。
「なんだよまた、やぶから棒に」
「やっぱりおかしいですよ。なんだかいつの間にか、対応も雑になってきてませんか?」
「そうかなぁ?」
「そうですよ。前ならもっと、良いリアクションしてくれてたのに。なんだか最近は素っ気なくて、つまんないです」
「つまんない言うな、つまんないと……」
でも確かに、最近は彼女の扱い方もなんとなく分かってきたせいか、適当な返事をすることも多くなったような気がする。
けれどもそれは、きっと悪い意味というわけではなくて、良い方向に進んでいるからなんじゃないかとも思う。
「でもそれってさ。俺達もそれなりに、仲良くなってきてるってことじゃないの?」
「……先輩と、私がですか?」
彼女がグッと眉をひそめた。
「そ。友達として、それくらい素っ気ない態度とっても、気にならなくなったってことでしょ。良いことじゃん」
「嫌ですそんなの。私がつまんないですもん」
「えぇ……そこに文句言う?」
「だってそうじゃないですか。先輩は私の、サンドバッグなんですから」
「まだ言うか。前にも言ったが、俺は君のサンドバッグになんか、なったつもりはないぞ?」
「うるさいです。いいから先輩は、お姫様である私の言うことを聞いてりゃいいんですよ、まったく」
――いや、自分でお姫様言うなよ。
「……あっそ」
「あ、またバグ発見」
彼女が人差し指でこちらを指差す。やめろ、そうやって人に指を差すなと教わらなかったのか君は?
「そんなにバグだと思うなら直してくれ」
「嫌ですよ。なんで私が、先輩のことを直さなくちゃいけないんですか」
「君が文句を言ってるからだろ?」
「文句を言うことと、実際に行動にうつしたいと思うのは別でしょ」
「あーはい、そうですかぁ……。まぁもうなんでもいいよ」
背を椅子に任せて、両手を頭の後ろで組む。
そんな俺の向かいに座る本城さんは、相変わらず眠たそうな猫のように、可愛らしく呑気に欠伸をしていた。
それきり、二人とも特に会話もないまま、数分が経つ。お互いにスマホをいじるわけでも、見つめ合うわけでもなく、ただただぼんやりと、その場で時間を過ごしていた。
「……あーあ」
こんな風に無言の時間が続くと、次にどこで話を始めればいいかが分からなくなるものだ。段々と退屈してきたので、特に何の意味もなく、ポツリと呟いてみる。
そんな俺の言葉が気がかりだったのか、目の前に座る猫ちゃん――もといお姫様が、こちらに声をかけてきた。
「どうしたんですか? そんなつまんなさそうにして」
「んー……いやね? テストが終わったら、もう夏休みなんだと思ってさ」
「そうですね」
特に表情を変えずに、いつもの仏頂面のまま彼女が相槌を打つ。
「本城さんは、夏休み何か予定あるの?」
「予定ですか? うーん……一つだけ、向こうに呼ばれたら行くんですけど。それ以外は特にないですね」
「ふぅん……。じゃあ、基本的には自宅警備してるんだ?」
「……その言葉、悪意しか感じられないんですけど」
嫌そうに頬杖を突いて、彼女が告げた。
「あいや、そういうつもりではなかったんだけど……。なんか、ごめん」
「別にいいですよ。自宅警備してるのはホントだし」
「そっか……」
そんな素っ気ない返事に、なんだかこちらも拍子抜けしてしまう。以前ならもっと、なんやかんやと言われたはずなのに。最近は少し、憎まれ口が減ってきているような気がする。
彼女に性格がバグってると言われたものの、そういうこの子だって俺と同じく、性格がバグってきていると思う。もっと以前のように、ああだこうだ言われるほうが、こっちとしてもやりやすいものだ。
ただもちろん――それは俺が“彼女に憎まれ口を言われたい”というドM的な意味合いではない。
「じゃあさ。本城さんは、夏祭りとか行かないの? 日和ちゃんとかとさ」
「行かないですね。というより、日和のほうがお祭りとか嫌いなんで、あの子とは行ったことがないです」
「え、そうなんだ」
それは意外だ。寧ろお祭りのようなイベントで、はっちゃけることが好きそうな子だと思っていたのだが。
「日和ちゃん、お祭り嫌いなの?」
「お祭りというよりは……人が多いところが嫌いなんですよ。多分、私以上に嫌いなんじゃないかな? 高校生の時に、一度だけ二人で東京に行ったことがあるんですけどね。その時の日和の苛立ちったらもう……酷かったですね」
「へ、へぇ……。日和ちゃんも、意外と怒るんだ……」
「意外どころか、よく怒りますよ。あの子ああ見えて、割と短気でプライド高いんで。自分の嫌なことには、とことん不機嫌になるんです。それがすぐ顔に出る子なんで、それもあってか、昔まぁ色々と……」
「……なんか、想像すらしたくないな」
「あんまりしないほうがいいですよ。先輩と初めて会った時だって、日和が不機嫌にならないか、ずっと心配だったんですから。偶々運良く先輩は、日和に気に入られたみたいで良かったですけど」
「はぁ……。そうなんだ……」
彼女の親友である本城さんが言うのだから、きっと間違いないのだろう。
と、いうことは――俺も日和ちゃんのことは、絶対に怒らせてはいけないということである。
――合気道もやってるって言ってたし、気を付けよ。……怒らせたら、絶対殺される。
「それじゃあさ。本城さん自身も、お祭りにはずっと行ってないんだ?」
「そうですねぇ。最後に行ったのは確か……小学生の時に、お母さんと行ったきりかもしれません」
「小学生かぁ。じゃあもう、十年近く行ってないんだ?」
「そうですけど……先輩」
「ん?」
頬杖を突いていた姿勢を正すと、彼女は大きなため息を吐いた。待て待て、いきなりそんな風に呆れられても、全然意味が分からないんだけど。
「え、なに? 俺なにか変なこと言った?」
「……先輩は、意図が見え見えなんですよ。どうせ先輩のことだから、『今度俺と一緒に行こうよ』なんて、ほざこうとでもしてたんでしょ?」
「へ!? なんで分かったの?」
「だから、何度も言ってるでしょ。先輩は分かりやすいんだって」
「そうなのかな……?」
俺が分かりやすいというか、単に彼女の察しが異常に良いだけな気がするが……今は、そこを追求するのはやめておこう。
「まぁでも、確かにそう言おうとは思ってた……」
「ほらやっぱり。ダメですよ。将来もし恋人にしたい子が出てきたとき、バレバレ過ぎて呆れられちゃいます」
――うわ、急に女の子の話持ちだしてきやがった。なんて奴だこいつ。
「まさか君に、そんなことを言われる日が来るとは思わなかったよ」
「友達なんだから、それくらいは別にいいでしょう?」
「都合の良いときだけ“友達”って言葉を使うんだな君は」
「人間なんて、そういうもんでしょ。自分の都合が良いときに、都合の良い手札を使う。そうでもしないと、社会では生きていけませんよ」
「いや、それはそうかもしれないけど……」
どうして社会の生き方についてを、後輩の女の子にわざわざ教えられなくちゃいけないんだか。少しはこっちの気持ちも、考えてもらいたいものだ。
「で、まぁ。結局は結論として、俺とはお祭りに行きたくないと」
「当たり前じゃないですか。どうしてたかが友達のあなたと一緒に、お祭りに行かなきゃいけないんですか」
「相変わらず酷い言われようだな……」
「……それに」
ポツリと呟くと、そこで急に彼女が言葉を止めた。俺から視線を逸らして、何やらもどかしそうに机を見つめている。一体、どうしたのだろうか。
「……本城さん?」
彼女のことを呼びかけてみるものの、それでも彼女は口を開かない。なんだなんだ、全然意味が分からないぞ?
「あの……どうかした?」
その一言でようやく顔を見上げたかと思うと、なんだからしくないような様子で、彼女はその口を開いた。
「……先輩が言うそれって、“二人きりで”ってことですよね?」
「……えっ」
突如とした静寂。周囲の雑音すらも耳に入らない謎の時間が、俺達のことを包み込む。
一瞬、自分が何を言われたのか分からなかった。はたまた、そんなつもりで言ったわけではなかったおかげで、改めて自分の言葉を思い返しては恥ずかしくなる。
「いや、その……決してそういうつもりで言ったわけじゃなくてだな」
「違うんですか? 先輩陽キャだから、てっきりそういうつもりで言ったもんかと」
「いや、まぁ……」
――そうだよなぁ。そもそも、陽キャとか陰キャ関係なしに、なに俺は女の子一人を誘ってるんだ? そんなの、デート以外考えられないじゃんか。バカか俺は。……いや、バカか。
「ご、ごめん。ちょっと調子に乗って、口走っちゃったよね。やっぱりその話は、聞かなかったことに――」
「いや、いいですよ別に」
「……はい?」
途端、彼女が俺の言葉を遮って、何かを告げた気がする。その言葉の意味を、俺はすぐに理解できなかった。
「だから、別に先輩となら、一緒に行ってあげてもいいって言ってるんですよ」
「……あの、それじゃあさっきと言ってることが……」
「気が変わったんです、別にいいでしょ。デートするわけでもあるまいし。私自身、久しぶりにお祭りに行くのもいいなぁって思ったから言ってるんです。あと、先輩に他のお友達を連れてこられたら、私コミュ障発揮するんで、できれば他の人とは嫌だなぁって思っただけですよ」
「はぁ。……行ってくれるの? 二人で?」
「だから、いいって言ってるじゃないですか。ただし、あくまで友達として行くだけですのでご了承を」
「いや、うん。大丈夫、そこは分かってるよ」
なんだか信じられない。やはり性格がバグっているのは、彼女のほうなんじゃなかろうか?
それでも彼女は、特に赤面するわけでもなく、恥ずかしがるような素振りも見せずに、いつも通りの仏頂面だ。それでそんな言葉を口にしているのだから、益々意図が分からない。――女の子の考えは、やはり謎だらけだ。
「まぁなんか、ありがとう……?」
「……ただし」
俺のお礼を無視するや否や、短く告げると、彼女はいつもの如く、右手の人差し指を立てた。なんだかこの光景、前にも見た気がする。
「え、なに?」
「先輩が今期の単位を、一つも落とさなかったらという条件付きでならいいですよ」
「……はい?」
理解し難い言葉が聞こえた。
「聞こえませんでしたか? 先輩が今期の単位を一つも落とさなかったら、行ってあげてもいいと言っているんです」
「いや、あの、もうテスト三日分終わってるんですけど……」
「大丈夫ですよ。心強い先輩なら、なんとかなるでしょ」
「はぁ……今頃それ言われてもなぁ……」
そんなことになるのなら、もっと早く言ってほしかった。それならもっと頑張って、勉強したというのに。
「まぁ落としたら落としたで、そういうことでしょ。取り敢えず、残ってるテストの勉強をしちゃったほうがいいですよ。――そんなに私と一緒に、お祭りに行きたいのならね」
俺の気も知らない彼女が、相変わらず眠たそうにゴシゴシと目を擦っている。その仕草は、まんま猫そのものだ。
「確か……八月の末に、市内で毎年お祭りってやってましたよね? それでいいですか?」
「あぁ、うん……別になんでもいいよ」
「分かりました。じゃあ、そういうことにしておきましょう」
なんだか、変な話になってしまった。それじゃあさっき諦めかけたはずの『著作権法』についても、今から猛勉強しなくてはならないじゃないか。せっかく帰って寝ようと思ったのに、気ままな猫には困ったものだ。
「はぁ。もう一度聞くけど、今期の単位を落とさなかったら、一緒にお祭りに行ってくれるんだよね?」
「そうですよ、何度も言わせないでください」
「オッケー。じゃあ、約束ね?」
「……まぁ、そうですね。約束です」
その一言を聞いた途端に、心の中でガッツポーズをする。これぐらいは流石に俺が優勢を取らないと、先輩としての示しがつかない。
「よし。じゃあ分かった、本城さん。そんな君に頼みがあるんだ」
そのまま俺は、リュックの中から再び、先程まで勉強していた『著作権法』の講義のレジュメを取り出した。
それらを見つめる彼女は、どうやらすぐに察し取ったようで、見ただけでも「帰りたい」と言いたげな顔だ。
「……あの、先輩?」
「何よ?」
「……何が始まるんです?」
「決まってるでしょ。著作権法のお勉強だ」
「……あの、私帰っても?」
「ダーメ。この間俺だって、本城さんの勉強に付き合ったんだからね? 本城さんも付き合う」
「いや、そんなこと言われても。私、著作権法なんて分からないんですけど」
「じゃあ一緒にお勉強しようか。知ってて損はないでしょ?」
「……はぁ。これだから陽キャは……」
「何か言った?」
「……別に何も」
「よーし。じゃあ本城さんとお祭りに行くためにも、お勉強頑張るぞー!」
そんな俺の一言に、ボソッと「気持ち悪い……」と呟きながらも、なんだかんだ本城さんは、俺の勉強に付き合ってくれた。普段から文句ばっかりなくせに、こういうときの不器用な彼女の優しさは、相変わらず可愛らしい。
そしてやはり、彼女の頭は俺よりも遥かに聡明なのか、俺が全く分からなかった部分も、すぐに理解しては教えてくれた。おかげで今までずっと謎だった箇所も、ようやく理解することができた。この調子ならもしかすると、諦めかけていた単位も落とさずに済むかもしれない。
そんなこんなで無事に『著作権法』のテストも終え、いよいよ前期の全科目が終了した。待ちに待った夏休みとなり、これまでグレーだった気分も一新して晴れやかだ。
俺の場合は、八月の半分以上にサークルの予定が入ってしまっている。九月頭には本番も控えており、それに向けた練習のおかげで、また忙しない日々となりそうだ。――そんなことを考えていた、矢先のことだった。
八月の頭。あの彼女から一本の電話が入ったおかげで、俺の夏休みは波乱なスタートを迎えることとなった。
これにて、本章は終わりです。ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
次回からいよいよ夏休み! 果たして、どんな夏休みが待って……え? 本城さん陰キャなんだから、家から出てこないだろって?
大丈夫です、安心してください。ちゃんと家から出てきます。ついでに、先輩ともちゃんと会います。もう一つついでに言うと、本城さんの秘密もまた一つ明らかになるかも……?
お楽しみに!
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