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アウトドア系男子が、自宅警備員になる方法  作者: たいちょー
ep.5 約束はテストの後で
29/123

どうして君は、こんな自分と一緒にいてくれるんですか?

「……そんなに拗ねます? 先輩って、意外とメンタル弱いんですね」


 嫌気が差したように大声で叫んでみせると、彼はまるで小さな男の子のように、口を尖らせて拗ねてしまった。一体、何歳児の顔をしてるんだあなたは。


 ――ちょっと、言い過ぎちゃったかなぁ……?


 陽キャの彼なら、このくらいイジってみても大丈夫だろうとは思っていたが、まさかこんなすぐにヘナヘナと萎えてしまうだなんて。もう少し男らしい人だと思っていたのだが、どうやらそうではないらしい。


「先輩、もしかして怒ってます?」


「……怒ってはないよ? ただなんか……やっぱり俺って、そういう扱いなんだなぁって思って」


「ただの冗談じゃないですか。そんな真に受けないでくださいよ」


「君の冗談は、一つ一つの刃が鋭すぎるんだよ」


「そうですか? もっと過激なのがお好みなら、私はそれでも構いませんけど」


「……この様子を見て、よくまだそんなことが言えるな」


「っ……」


 初めて見た、彼の睨みつける顔。途端その目に圧倒されてしまい、思わず身を引いてしまった。


「そう、ですよね……。すみません」


「謝るくらいなら、最初からするなって……」


 そんな私に呆れた彼が、大きなため息を吐いた。


 ――あーあ、またやっちゃったなぁ……。はぁ、どうして私って、いつもこうなんだろ。ダメだなぁもう、バカバカバカ……ッ!


 楽しくなるといつもそうだ。なんでもかんでもハメを外して、調子に乗っては怒られて後悔する。だからこんな風に、必要以上に人と仲良くするのは嫌なのだ。






「……あ、あの、先輩。一つ聞いていいですか?」


「ん……。いいよ、何?」


 どんな返事をされるか不安だったが、ありがたいことに彼はそれを許してくれた。今ならきっと、雰囲気のままに言えるはずだ。

 ずっと気になっていたこと。聞きたかったが、どうしても聞くタイミングを見出せなくて、話せなかった話。意を決してその質問を、私は彼に投げた。


「先輩って……どうしていつも私から、バカだの鳥頭だの散々言われてるのに、懲りずにこうして一緒にいてくれてるんですか?」


 一体どんな返事がくるかなんて分からない。もしかしたら、これで嫌われてしまうかもしれない。

 例えそうだったとしても、これだけはどうしても、彼に聞いてみたかった。どうして彼は私と、そこまでして友達でいようとしてくれるのか。――どうしてそこまで、私のようなクズに必死なのか。


 一体どんな顔をされてしまうのだろうと心配していたが、そんな彼は一切顔色を変えずに、さも当然のように次の言葉を告げた。


「そりゃあ……何度も言ってると思うけど、友達だからじゃない?」


「……なんですか、その“じゃない?”っていうのは」


「うーん……。正直言うとさ、俺だってそんなの分からないよ。なんでこんな風に、本城さんといつも一緒にいるのか」


「……はい?」


 意味が分からない。何か理由があるからこそ、こうやって一緒にいるんじゃないのか。どうして何の理由もなく、そうやって好きでもない人間と一緒にいられるんだ。


「じゃあやっぱり、サークルに入ってほしいからですか?」


「それもあるっちゃあるけど……。ただ純粋に、俺は本城さんと一緒にいて楽しいし、これからも友達でいたいなぁ、なんて思ってるよ」


「なら、他に何かないんですか? そんなのじゃ私、納得できないんですけど」


「何か、ねぇ……」


 両手を組んで、人差し指を何度もくっ付けたり、離したりしている。こんな動作、彼がしているところは見たことがない。もしかすると自分は今、彼の未知なる領域に立っているのだろうか。






「……一応その、一つだけあるっちゃある」


 俯き加減で、彼がこちらを覗く。


「なんです?」


「その……ホントは凄く言いたくないことなんだけど……知りたい?」


「え。まぁ、言ってもいいような話なら」


 そう言うと彼は、背を椅子の背もたれに任せて、猫背になっていた姿勢を正した。

 今の彼は陽キャどころか、暗く病み切った陰キャのような表情に見えた。まさか陽キャの彼が、こんな表情をするとは思いもよらなかった。

 そんな彼が次に言葉を発したのは――じつに、十秒ほど経った後である。


「……ちょっと()()()んだよね、本城さんが」


「似てる……? 誰とです?」


「それは……。あははっ、もうすこーし本城さんが素直な性格になってくれたら、話してあげてもいいかなー……なんて」


 後頭部をポリポリと掻きながら、不器用な笑みを彼が浮かべる。

 そんなの、堂々と何かを隠してると言ってるのと同じじゃないか。どれだけ不器用なんだ、あなたは。


「何か、嫌なことでもありました?」


「まぁ、そうだなぁ。昔、ちょっと色々ね……」


「話づらいことですか?」


「……まぁ」


「つまり、まだ私はその話をする人物に値しない……。そういうことですか?」


「えぇ……そうなっちゃう?」


「だってそうじゃないですか。何か間違ってます?」


「いや……そうだなぁ」


「ハッキリ言ってください。そうやって、はぐらかされるのは大嫌いです」


 顎元に手を添えて、彼は視線をテーブルへと落とす。

 こんな風に返事に迷うところを見るに、もしかすると彼は意外と優柔不断で、根は弱い人なのかもしれない。初めて会ってから最初の内は、もっと面倒な男だと思っていたので、何だか意外だ。


「どうなんですか?」


 いつまでも言葉を発さない彼へ、追い打ちをかける。そしてようやくその一言の決心がついたのか、彼は顔を見上げると、ジッとこちらを見つめてきた。


「……ごめん。ここまで言っておいてなんだけど――今はまだ、本城さんには話づらい、かも」


 その一言が耳を通り抜けた途端に、心の中に謎の焦燥感が沸き起こった。それと同時に、とてつもない悔しさを覚える。――やはり自分には、誰一人として救うことができないんだと、改めて痛感する。


 ――ダメだよ、そんなの。せめて陽キャのあなたぐらいは、元気でいなくちゃダメなんだから。……陰キャでゴミクズの私なんかよりも、よっぽど。


「……そう、ですか。分かりました。……じゃあ、いつでもいいんで話してください。何か力になれるかもしれません」


「力になれるかもって……。本城さん、俺のこと嫌いなんじゃないの?」


 彼が眉を細める。そんな顔で見られても、こっちだって困るじゃないか。


「好き嫌いなんて関係ないでしょ。助けてほしいって言ってる人を、見捨てる理由なんてありますか?」


「それは……」


「それとも、『自分は助けてだなんて言ってない』とでもほざくつもりですか? この期に及んで、そんなふざけたことは言わないでくださいよ」


「いや……」


 困ったような表情で彼が呟く。その様子を見るに、どうやらだいぶ辛い過去があるのかもしれない。――私のようなクズには、到底踏み込めないような、深く辛い出来事が。


「ううん。そうだね……。じゃあいつかまた、話を聞いてほしい。――そのときは、君を頼ってもいいかな?」


「っ……」


 その一言が、何度も耳の中で木霊(こだま)する。そんな言葉、もしかすると人生の中で、初めて言われたかもしれない。


 ――嘘……こんな私にも、そんな風に言ってくれるんだ。……ホント、どこまでバカなんだろうな、この人は。


 彼にとって私はまだ、その程度の人間なのかもしれない。けれども、たったそれだけだったとしても、今の私にはそれがとても嬉しかった。――あの日、()()()へ誓った約束が、ようやく一つ果たせたかもしれなかったからだ。


「えぇ、そうしてください。いつでもお待ちしています。……約束ですよ?」


「……うん、分かった。約束」


 彼は戸惑いながらも、小さく笑みを作ってみせた。――それが自然に起きた笑顔じゃないというのは、見ただけでも私はすぐに分かった。






「やっぱり本城さんってさ。なんか意外と優しいよね」


「……はい?」


 ふと、突然彼がそんな言葉を口にしてみせる。


「前にもさ、雨宿りをするために、家へ来ていいよって言ってくれたでしょ? でもあれって、よくよく考えてみたら、女の子があんまり素性を知らない男のことを家に呼ぶなんて、とんでもないことだよね」


「っ……それは」


 言われてみれば、確かにそうかもしれない。あの時は仕方なくウチへ彼を連れていったが、普通に考えてみれば、彼氏でもない男を家に連れ出すなど、あまりにもぶっ飛んだ行動だ。


「今更だけどさ。どうしてあの時本城さんは、俺を家へ連れていってくれたの?」


「別に……ただ先輩が困ってそうだったから、仕方なく……」


「でもそうは言ったって、俺はあのまま雨が止むまで、店の中にいてもよかったじゃない。わざわざ君が、無理する必要はなかった」


「………」


「……じゃあ、それを踏まえた上で、俺からも質問するね。――どうして君は、こんなにも俺がしつこく関わろうとしているくせに、こうして一緒にいてくれてるの?」


「っ……!」



『――アヤちゃんがそう言うなら……きっと、そうなんだろうなぁ』



 ――い、いや……やだ……。なんで急に、あの日のこと……。


 心の奥底に仕舞っていた、あの日の言葉がぽつぽつと浮かび上がってくる。――本当はもう、思い出したくもないはずなのに。


「それって、その……言わなきゃ、ダメですか?」


「まぁ……もちろん強制はしないけどさ。俺だって答えたし、よっぽど嫌じゃなきゃ知りたいなぁ、なんて」


 そりゃあそうだ。せっかく向こうが答えてくれたのに、こちらだけ見過ごしてもらうだなんて、そんな都合の良い女にはなりたくない。それに、私だけ嘘を吐いて、誤魔化すわけにはいかないだろう。

 こうなってしまった以上は、それを言葉として自分の口から、彼へ伝えなければならない。



『僕だって、好きで――とは思ってないよ』



 それなのに。それがどれほど難しくて、心苦しいことなのか。それを今、改めて私は思い知る。


 ――……先輩は、()()()なんかじゃない。そんなのは、()()()からずっと分かってる。分かってる、はずなのに……。



『そうかな。僕は好きだよ。君の――』



 あの時。あの人から貰ったあの言葉が、どれほど自分に影響していたのか。それを思い知らされたのが、彼との出会いだったのだ。


「その……()()()、というか。私も。先輩と、ある人が」


「へぇ。俺と似てる人なんて、いるもんなんだ」


 意外だという表情を彼が浮かべた。


 ――違う。



『じゃあ今度さ。もし二人で会えることになったら……一緒に、海に行きたいな』



 ――違う……違う、違う、違う!



『いいねー海。じゃあさ、私が住んでる近くに、綺麗な海があるんだよ? そのときは、こっちに来なよ。ご飯でもご馳走するからさ』


『そっかぁ。それじゃあそのときは、お邪魔させてもらおうかな』



 ――似てなんかない。先輩とあの人は関係ないの。全然違うの! なに言ってるの私!?


「……ダメですよね。その人はその人で、先輩は先輩なのに。こんなこと、許されないですよね」


「まぁ……俺も同じような理由だから、人のこと言えないけど。その人と俺は違うからね」


「……そう、ですよね」


 ――そうだ。先輩は、あの人なんかじゃない。いくら望んだところで、それは絶対に変わらないはずなんだ。


 そんなことは、最初から全て分かっている。分かり切っているはずなのだ。それなのに――。



『――人間ってさ。自分が大切だと思う人のことを、どうしても求めちゃうんだよね。ダメだって分かっていても、もう自分ではどうしようもできないし。しかも自分が弱っているときほど、誰かに(すが)りたくなっちゃったりしてさ』


『? それって……?』


『……アヤちゃん。僕――』



「……先輩。私――」


 そこまで言って、我に返った。思わず出しかけた言葉を、ハッとつぐむ。


「……本城さん?」


 一体何事かと、彼がこちらを覗いている。――今は、そんな彼の目でこちらを見られるのが、なんだかとても不快だった。


「いえ……なんでもないです。忘れてください」


「そう? なら、いいんだけど……大丈夫? なんか凄く、汗かいてない?」


「え……」


 まさかそんな……そう思って、額を触った瞬間にゾッとした。

 手にはまるで、べっとりとした血のような汗が付いていたのだ。どうやらだいぶ、動揺してしまっていたらしい。咄嗟にポケットからハンカチを取り出して、私はその汗を拭った。


「す、すみません……」


「なんで謝るのさ。こっちこそごめんね。きっと、嫌なこと思い出させちゃったよね?」


「い、いや、そんなっ。えっと……」


「いいよ、何も言わなくて。……辛いこと、あったんでしょ?」


「……まぁ。そう、ですね」


「大丈夫。無理して落ち着こうとしなくてもいいよ。ゆっくりでさ」


 思わずしどろもどろになってしまった私を見て、彼が優しく微笑みかける。私の気持ちなんか、一ミリも分かっていないくせに。


 ――あなたがそんな笑顔をするから、私だって苦しい思いをするハメになるんだ。ホント……ズルいよ。


 そんな優しい彼のことを、私は心の中で強く恨んだ。






「それじゃあさ、俺にも一つ、約束させてよ」


 そう言うと彼は、右手の人差し指を一本立てた。なんだか、らしくない光景だ。誰かの癖でもうつったのだろうか?


「なんですか……?」


「簡単だよ。いつでもいいからその話、俺に話してほしい。何か、力になれるかもしれないからね」


「っ……いいん、ですか?」


「もちろんだよ。俺達、友達だろ? 君のことは、俺がちゃんと見てるからさ」


「っ!」



『大丈夫だよ。アヤちゃんが独りぼっちになったとしても――君のことは、僕がちゃんと見てるから』



「……あなたって人は……ホントに……」


「え、なに?」


 何も知らない彼が、ぼんやりと首を傾げる。そんな彼に悟られないように、私は俯きながら右目を擦った。


「……なんでもないです。気にしないでください」


「ん、そっか。よく分かんないけど……じゃあ、約束ね。お互いに」


 ニッと歯を見せて彼が笑う。そんな無邪気な笑顔に、思わず不器用な感情が湧いた。

 何度見ても腹が立つ、優しい笑顔。いくつされても嬉しくならない、その優しさ。全然カッコよくもないし、頼もしくもないはずなのに――やはり()()()


「……そう、ですね。そういうことにしておきましょう」


「うん。じゃあ――待ってるから」


 彼のその笑顔を見ると、不思議と心が安心する。ずっとそばで見ていたいと、欲望が貪欲に欲する。

 ただそれらは、彼自身に抱いているわけではなくて……きっと、自分の中にある罪悪感が、安堵を覚えているんだと思う。――もうその願いは、いくら願っても叶わないはずだったから。


「……あの、先輩」


「ん?」


「その……」


 私の呼びかけに、彼がこちらを見つめる。――そんな笑顔に向かって、たった一言その言葉を告げる勇気が、自信が、資格が、今の私には微塵もなかった。


「……いえ。やっぱり、なんでもないです……すみません」


「……そっか」


 変な目で見られるかとも思ったが、彼は特に気にしない様子で、小さく返事をしてくれた。

 本当に……この人は、根っからのバカなんだと思う。――本当に。


 ――……村木先輩。……いつも、ありがとう。


 そんなたったの一言を、直接口で言う勇気がない自分を、私はただただ恨んだ。






「……あれ、いつの間にかこんな時間だ。なぁんだ、結局全然勉強できないで、五時半になっちゃったなぁ」


 彼が腕時計で、時間を確認しながらぼやいた。両手を大きく広げて、気怠そうにふわぁっと欠伸をする。


「誰かさんが、子供みたいに拗ねるからでしょ。私だって、せっかく勉強してたのに。時間返してくださいよ」


「しんみりする空気になるような質問してきたのはそっちだぞー?」


「知りませんよ。先輩がしんみりするような回答をしてきたのが悪いんでしょう?」


「それはそうかもだけど……うん?」


 ふと、何かの異変に気が付いた様子で、彼が咄嗟にポケットからスマホを取り出した。どうやら、電話が掛かってきたらしい。

 よくもまぁ、陽キャのスマホには、そんなに電話が掛かってくるものだ。自分なんて、日和から偶に掛かってくるぐらいだというのに。――時々、クソジジイからも掛かってくるけれど。


「あれ、岩間(いわま)さん? ちょっとごめんね……。はい、村木です」


 私から体を背けて、椅子に横になって座ってみせる。

 別に、そんな風にわざわざ社会のルールなんて気にしなくても、私は構わないのに。寧ろそんな風に改まって礼儀正しくされると、こっちの気が狂う。


「えぇ、はい……。いや、今日は相沢(あいざわ)さんと交代してて。……え、配達先の資料ですか? ……あぁ!? そうだった、俺です! はい、えぇ、すみません、じゃあ今から行きます! えぇ、えぇ、分かりました! 失礼します!」


 何やら慌ただしく焦った様子で電話を切ると、彼は私に何も告げないまま、さっさと立ち上がってリュックを背負ってしまう。なんだなんだ、一体どうしたんだろう。


「あの……どうかしましたか?」


「あ、ごめん、本城さん! 俺ちょっと、バイト先に行かないといけなくなったから行くね!」


「え。あ、そうなんですか……。分かりました、お気を付けて」


「ありがと! それじゃあ、また明日ね!」


「えぇ、また……」


 私の返事を半ば無視する形で、足早に走り去ってしまった。まったく、忙しい人だと思う。もう少し、のんびり生きてみればいいのに。……まぁ、ジッとしていられない陽キャに、そんなことは無理か。


 ――……結局、一緒に勉強できなかったなぁ。


 彼の後ろ姿を見つめながら、そんな後悔が虚しく、ポツリと心に浮かび上がった。






 いつもの学食、いつもの席で、独りぼっちになってしまう。

 もうすぐ五限目も終わるこの時間だ。いくら夏で外が明るいとはいえ、もう既に学食にはほとんど人はおらず、すっからかんの状態だった。


 ――……あの時も夏だったなぁ、そういえば。


 ゆっくりと立ち上がって、いつもの席から窓の外を見る。

 未だに地球を明るく照らす太陽の下には、モクモクとした大きな大きな入道雲が、空へ侵入してくるものを阻んでいた。


 ――……レン君。


 思い出してしまったあの人の名前が、心の中で静かに浮かび上がる。

 それはもう、取り戻すことのできない、唯一無二の感情。一番近くにいたはずなのに、何もできなかったという、激しい罪悪感。今更謝ったところで何も起こらないという、真っ白な虚無感。どうしようもない感情達が、心の中で渦巻いていた。


 ――ホントに、ごめんね……。


 あの人との失った時間は――もう、戻らない。

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