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トヒラーの帝国
3人は、また、道を歩いて行った。もう夜になっていた。しばらく歩いていると、空から大きな音がした。3人が空を見ると、鳥の群れのようなものが飛んでいた。ゴリアテスがいった。
「どうやら、ギョリのようですな。まあ、ここは、わたしにまかせてください」とゴリアテス。
ゴリアテスは、ギョリの大群に向けて、息を吹きかけた。すると、ギョリは、吹き飛ばされて、どこかへ行ってしまった。
「なかなかやるな、ゴリアテス」とパヤス。
「すごいな」と詩音。
ゴリアテスは、照れくさそうにした。パヤスがそれを見て笑った。詩音も笑った。
3人が歩いていくと、また、宿屋が現われた。3人は、一晩そこへ泊まった。翌日、宿屋を出てから、また、3人は、道を歩いて行った。
しばらく歩いていると、兵士が数人現われた。そして3人に近づいて来た。
「どうやら、トヒラーの部下のようです」とゴリアテス。
「そうか、トヒラーの帝国に近づいたようだな」とパヤス。




