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幽冥界
詩音は、パヤスが困っているようなので、なんとかしなければと思った。けれども、どうしてやることも、できない。詩音は、まだ10歳。なんの力もない。
詩音がうかない顔をしているを見て、パヤスがいった。
「しけた面するな、小僧。さあ、出発するぞ」
ゴリアテスも、パヤスと詩音の後からついていった。道は、どこまでも続いている。3人は、連れ立って歩いて行った。
しばらく歩いて行くと。そのへんに、石ころがたくさんあった。詩音が、不思議に思って、石ころを拾ってみると、そこには、文字がたくさん書いてあった。ゴリアテスがいった。
「どうやら、ソフィアの女王の国が、近づいて来たようですね」
「そうか、厄介だな。」とパヤス。
「ソフィアの女王って」と詩音。
「学問が好きな女王で、国民全員に学問をやらせているのさ。」とパヤス。




