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幽冥界
パヤスは、詩音が不安そうな顔をしているのを見ていった。「パヤスにまかせろ!」
「そうはいっても、パヤス。いったい、トヒラーをどうするつもりですか?あいつは手強いですよ」
「トヒラー? あんな小男は、パヤスの敵ではない。」
「とはいっても、トヒラーは、軍団の司令官てですからね」とゴリアテス。
「パヤスが、魔法を使えることを忘れるな。」とパヤス。
「トヒラーの機甲師団を打ち破るのは、簡単じゃないですぞ」とゴリアテス。
「心配するな。パヤスにまかせろ」
詩音がおずおずとパヤスに尋ねた。「トヒラーって、そんなにすごいの?」すると、パヤスは怒り出した。
「小僧、パヤスを信じないのか?」
「信じたいけど」と詩音。
「煮えきらないマスターだな。前回のマスターは、単に金持ちになりたいだけだったから、魔法ですぐに叶えてやった。なあ、マスター。あんたの願いは、そう簡単には、叶えられないぜ。」




