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ナトゥーラの城
パヤスと詩音は、ナトゥーラの案内で、城の中に入った。城の中には、不思議なものがいっぱいあった。
ナトゥーラは、椅子に座った。そして、パヤスと詩音に食事をすすめた。食事は、豪華なものだった。パヤスと詩音は、腹いっぱい食べた。
「ところで」とナトゥーラ。
「パヤスよ、南極まで、なにをしにきたんだい」
「あんたに教えてほしいことがあるんだ」
「なんだい」
「死んだ人間に会うにはどうしたらいい?」
「なに? なにか目的があるのかね」
「この小僧の願いは、死んだ母親に会うことなんだ」
「なるほどねえ」
「ナトゥーラ、あんたなら知ってるだろ?」
「ああ」
「どうしたらいい?」
「幽冥界へ行くしかないね」
「なんだって?」
詩音は、パヤスとナトゥーラがなにを話しているのか、さっぱりわからなかった。そこで、パヤスに尋ねた。
「なに?幽冥界って?」
「この世界の裏側にある世界のことだ」
「そこへ行くと、お母さんに会えるの?」
「そうらしいな」




