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第4話 大規模テスト試合3 精神体の強者達(通常版)

「はぁ・・・あの幼子が祖母の様相か・・・。」

「本当ですよねぇ。」


 一切合切気にするなと言った雰囲気のヴィジェラ。そんな彼女のフォローもあり、雰囲気が幾分か明るくなるテリスである。その2人を見つめ、感慨深い思いになった。


 すると、同じく感慨深い雰囲気を醸し出す新参の女性。彼女の頭上にはミーコという名前が挙がっている。本家の人はミツキTである。諸々の雑用から解放されたようで、漸く同作にダイヴする事ができたようだ。


 話を戻すが、彼女もヴィジェラことデュヴィジェの幼少の頃を知っている。今ほど気丈な人物ではなかったため、今の据わり様に安堵している感じだ。まあ今ではミーコ自身が新たな宇宙種族と化したため、本当の意味でヴィジェラの小母になった感じである。


 ちなみに、ミーコが頂けた特殊艦船なのだが、何とあの戦艦武蔵である・・・。デュリテが挙げるには、俺が頂けた戦艦大和と同じ超低確率の特殊艦船である。それを引いたのだから、ミーコの強運は凄まじいとしか言い様がない。


「このテスト試合が終わったら、今度は私も暴れますよ?」

「まあ機会があったらな・・・。」


 やる気満々な感じのミーコに溜め息を付く。ただ、彼女のヲタク気質は今に始まった事ではない。生前の彼女が正にそれだったしな。全盛期は7歳と少女の年代だが、その博識たるや大人顔負けの様相だった。


 ミーコも予てから海王の艦隊には魅力を感じていたと語っていた。ただ、先に挙げた雑用などがあったため、俺達より後続で参戦する事になる。


 今は精神体として過ごしているからか、その度合いは超絶的な領域に至っている。むしろ、数十億年などの時間経過が彼女を覚醒させたのか、ほぼ全てのネタ絡みに対応が可能である。何と言うか、正に“ゴッド”と言うしかない。


「お姉様は万般に渡って行動が可能ですからね。何だってできると思いますよ。」

「本当にそう思います。」


 俄然やる気を見せだしているミーコに対し、非常に冷静な感じの女性達。こちらの2人もミーコと同じく精神体の存在だ。彼女達の頭上にはデュネラとディアの名前が挙がっている。デュネラはティルフィアその人で、ディアはティルネアその人である。


 この2人はミーコほどヲタク気質ではないのだが、未知の領域に触れるという部分では結構なまでの玄人志向を持っている。そもそも、ディアは異世界惑星の創生者だ。未知の領域に触れ続けていたのが実状なのだから。


 デュネラはミーコとディアほどの玄人志向を持っていないが、前世が黒いモヤの存在というだけあってか“規模による”貪欲度は計り知れない。更に転生する際に俺達の知識や経験を吸収したとあって、これまた超強力なヲタクが誕生するに至った。


 3人の精神体の女性は、短時間や長時間の間に色々な流れを経てきた。無論、その主題的な部分は生命力に関してだが、最近は俺達の影響から娯楽の世界に浸かりだしている。まあ元が人間のミーコは愚問だが、生粋の宇宙種族のディアは無論、生粋の精神体たるデュネラが娯楽に回帰したのには驚くしかない。


 まあでも、周りにヲタク気質の面々が大勢いれば、その生命力に感化されるのは言うまでもない感じか。元は人間ながらも精神体に至ったミーコに、基本素体が精神体であるデュネラとディアであれば尚更だ。否が応でも感化されるのは言うまでもない。


 それに、娯楽の世界には上限がない。際限なく高まっていく探究心は、それに浸かる者を魅惑の魔酒漬けにさせてしまう。決して抗う術などない。俺自身も全くそのクチである。


 ちなみにだが、2人が頂けた特殊艦船を伺って度肝を抜かれた。デュネラは戦艦型の信濃、ディアは空母型の信濃である。本家は最終的に空母化しているが、もし史実に何事もなければ戦艦化していたのは想像に難しくない。海王の艦隊では両方具現化されているようだ。


 この様相を知り、茫然自失的な感じのデュリテ。俺が所有させて貰っている大和と同じく、入手確率は凄まじく低確率の信濃群である。それがこうも揃い踏みするとなると、何かしらの思惑が働いていると思わざろう得ない。



 ただ、これに関してはその概念は一切発生しないとの事だ。その理由は、今は一般参加のテリスが挙げてくれた。この部分はゲームマスターたるテイアの意見を伺う事になる。


 特殊艦船の取得の流れは、海王の艦隊に初回ダイヴした際に無造作に選ばれるらしい。この仕様は一発勝負でやり直しが利かず、以後は永続的にその艦船を使う事になる。そんな特別的な仕様ながらも、こうして超レアな艦船を引いたのは、俺達の運の良さだと挙げるしかない。


 まあでもこれは特殊艦船での話であり、一般艦船としては普通に入手が可能である。無論、それなりの努力は必要不可欠であるが、入手に関しては不可能ではない。事実、デュリテが数多くの一般艦船を所有している。


 それでも、特殊艦船の位置付けは逸脱している。何より目立つのが防御力3倍の効果だ。先のテスト試合で実感したが、一般艦船型の大和の砲撃を特殊艦船型の大和は全て跳弾させていた。あの天下の46cm主砲弾を、である。勿論これはゲーム内仕様のものではあるが、それを差し引いても防御力3倍の効果は非常に大きい。


 同時に最大の欠点がある。ベラボウに掛かる総費用だ。一般艦船型の方も、それほど無理をせずとも入手は可能ではある。しかし、実際に試合に出した際の費用はドエラい事になっている。下手をしたら直ぐに赤字となり、何もできなくなってしまうのは言うまでもない。


 ことそれが目立つのが特殊艦船であり、海王の艦隊に初ダイヴ時に頂けるとあって直ぐに使いたくなるのが実状だ。だが、その誘惑に負けて使ってしまえば、当面は負債を抱えての借金プレイとなる。運営側の見事なまでのトラップである。


 まあ手頃に入手できるとあれば、それをそう簡単に使わせないぞ、と工夫されるのも致し方がないかも知れない。逆のパターンとして、入手は困難だが普通に使える仕様だと別だが。今の海王の艦隊は、前者の使う事が厳しいながらも、手頃に手に入る仕様を用いている。


 となれば、やり直しによる特殊艦船の取得も考えられるが、そうは問屋が卸さないという感じだ。そこは超絶的にと言っていいほど徹底しているので、誰も改善を希望する声は挙がる事はないらしい。


    第4話・4へ続く。

 チート性能再び(-∞-) 戦艦版信濃と空母版信濃と。戦艦版は最初の企画との事でしたが、ミッドウェー海戦で主力空母4隻を失った事から変更したのだとか。それに戦艦の時代は終わりを告げだしていたため、空母への換装は致し方がなかったのかも知れません。ただ、信濃は全ての意味で不幸に見舞われ、先の姉妹たる大和と武蔵ほど稼動せずに沈んでいます。


 当時の話となりますが、全てのお亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りしますm(_ _)m


 まあ戦艦の有用性は実際には健在で、ミズーリ号などが戦後の各戦争で艦砲射撃を行ったりもしていますし。1トン近い(超える?)砲弾を数十キロまで飛ばせるのは、大陸間弾道弾を除けば戦艦ぐらいでしょう。“超能力により誘導着弾が可能であれば、全く以て変わってきますが”@@;(警護者や探索者の劇中での話です><;) 何ともまあ(-∞-)

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