第3話 少女の願い12 出揃うメンバー(キャラ名版)
テリス「今の私はテイアのキャラではなく、別人のテリスです。それに、別途特殊艦船も所有しています。」
そう言いつつ、胸の錨のペンダントを解放し、自身の特殊艦船を港に具現化させていく。そこに現れたのは、一般的な巡洋艦だった。しかし、艦首と艦尾に搭載されている主砲を見て度肝を抜かれる事になる。
デュリテ「ええっ・・・イギリスは大型軽巡洋艦のフューリアスじゃないですか・・・。」
具現化された艦船を見て驚愕しているデュリテ。即座にステータス画面を開きつつ、その内容を表示しだした。それをこの場の全員に見られるように、空中に拡大表示をしだす。
デュリテ「このフューリアスは初期型と言えます。後に空母に改造されますので。」
アセリス「艦首と艦尾に45.7cmの単装砲を1基ずつ持つとは・・・。」
ルティネス「一撃に重みを持った存在ですね。」
フューリアスのスペックを見つつ、その内容に驚くしかない俺達。史実の同艦は後に空母へと改造されるのだが、テリスが持つ特殊艦船は初期型のタイプとなるようだ。また、空母タイプのフューリアスも存在しているとの事。
巡洋艦版は実際に戦闘で活躍した事はないが、もし巡洋艦の状態で戦っていたとしたら、その持つ獲物の威力から相当な脅威度を誇っただろう。大和や武蔵の持つ獲物と同等の砲弾が相手に襲い掛かるのだ、脅威の何ものでもない。
それに機動力の問題からして、大和や武蔵よりは機敏に動けたと思われる。となれば、相手艦船に対して一撃離脱戦法を取る事も十分可能であろう。巡洋艦はそうした運用方法が可能でもあるしな。
ちなみに、俺はまだ目撃はしていないが、戦艦信濃と空母信濃の2パターンもあるという。大和と武蔵の姉妹艦なだけに、その存在意義は非常に高いと言える。
そもそも、伝説的な艦船を挙げるとすれば、それは大和や武蔵と言えてくる。実際に建造されているのが何よりの証だ。信濃も同様になるが、こちらの実戦経験は殆どない。よって、大和と武蔵が実質的な伝説の戦艦群と言えるだろう。
無論、今も存命のミズーリ・アイオワ・ニュージャージー・ウィスコンシンの4隻こそが、伝説的な戦艦とも言えなくはない。やはり今も生き残っている艦船ほど、伝説と言えるのではないだろうか。
まあ俺としては日本男児故に、ここは戦艦大和を推したい所だ。ザ・戦艦と言えるしな。
マスターT「まあ何だ、お前さんが望むなら拒む理由はない。後々色々な事が起ころうが、それを跳ね除けられる猛者どもがいるし。」
そう言うと、方々にいる身内達の目が怪しく輝きだす。要らぬイザコザに対しての対応は、今までの各事変を経て重々対応が可能である。特に精神的攻撃に関しては非常に定評がある。そもそも、そこに“6大宇宙種族”の面々が一番手強い感じだ。
地球人だと精神攻撃には非常に脆い傾向がある。対して宇宙種族達はそれが通用しない。とにかくタフネス振りが際立つため、どんな状況であろうが柔軟に対応する事が可能である。それに、そうしなければ広大な宇宙を旅する事など不可能だしな。
ぶっちゃけ、同じ人間同士の抗争の方が遥かに簡単かも知れない。先の異世界惑星事変は、その殆どが人間ではない亜人の面々との戦いだった。同じ種族同士であれば、考えはある程度読めてくる。
何であれ、数多くの事変を乗り越えて来た手前だ。多岐多様のイザコザには対応できる。起きないに越した事はないが、起きたら起きたで対応していくのが無難だろう。
ちなみに、今までは5大宇宙種族と言う形で纏めていた。何故6大宇宙種族になったのかと言うと、ミツキTを始めティルフィアとティルネアが合流したのが最大の理由だ。
更に掘り下げると、異世界惑星より移住を希望してきた4人が挙げられる。サキュバス族のセレイスとレティア、ハーピー族のフィーテとサーテュである。完全なる亜人となるのだが、そこは宇宙種族がテクノロジーたるメタモルフォーゼのペンダントが効果を発揮した。今は目の前のサラとセラと共に何やら行動しているが、身形は完全に地球人そのものだ。
驚いたのが、地球に移住する事により種族的にパワーアップを成し遂げている。サキュバス族からデビルサキュバスに、ハーピー族からサタンハーピーという上位種に進化を遂げた。これには俺達は空いた口が塞がらなかった。
異世界惑星の創生に携わったティルネアも、この様な種族的な進化は初めて見たと言う。しかも進化後の戦闘力は、何と異世界惑星のどの面々よりも各段に強くなっていたのだ。最早新たな宇宙種族が誕生したと言っていい。
よって、彼女達を含めた合計7人を新たな宇宙種族と言う形に纏めた。多岐多様な種族がいるため、アンノウン一族と挙げるべきだろうか。それを挙げてみると即座に採用された。何ともまあ・・・。
ただし、地球では本来の姿に戻る事だけは強く控えて貰っている。明らかに異様な容姿をしているため、それだけで大問題に発展しかねない。故に地球へ移住する際に念を押したのが身形の問題であった。
ところが、4人の方は身形を地球人型に変化させてでも移住を希望してきた。となれば、断る理由など全くない。まあ種族的な問題の解決策は、宇宙種族と位置付ける事になったのが何ともな感じではあったが・・・。
何と言うか、異世界惑星での魔物娘達が、地球で大いに化けたのには驚くしかない。これは一種の進化論の1つであろう。調停者や裁定者、そして創生者を担う宇宙種族達にとっては、非常に有益な情報と経験になったようだ。
デュリテ「とりあえず、実行は後日としましょう。恐らく今回も世間の目を引くと思うので、逆に大々的に試験的な試合の様相とした方が好都合ですし。」
テリス「了解しました。当時は私は一般参加となりますので、母に監視役を担って頂きます。」
ヴィジェラ「あの幼子と美女母親がまあ・・・。」
粗方メンツが出揃った所で、後日テスト試合を行う事にした。デュリテが語る通り、今回も他のプレイヤー氏達の目を相当引く事になる。ならば、大々的にテスト試合と銘打って行動した方が良いとも語り出した。
こちらに関してはテリスも了承しだし、当日は彼女は一般参加になるという。彼女の母親ディナリアが監視を行うようである。母娘揃って海王の艦隊の開発側に回っている事実には、改めて驚くしかない。
そんな俺の心境を察知したのか、ヴィジェラが感慨深そうにテリスを見つめだす。アキバ・コミケ事変では幼子で遭遇したが、今では一端の女性そのものだからだろうな。それに彼女達は同じ一族の出身である。感慨深くなるのは言うまでもない。
傍らで意気込むテリスの頭を優しく撫でた。それに対して笑顔で見つめてくる。あの幼子がここまで成長した姿に、ヴィジェラと同じ感慨深い思いになった。
第4話へ続く。
最終形態は空母となったフューリアス。しかし、その前身は大型軽巡洋艦。しかも艦首と艦尾に単装砲ながらも45.7cmの獲物を持つという(-∞-) 実際に実働した経歴は皆無ですが、もし稼動していたら機動力の問題からして、大和や武蔵よりも命中力は高かったかも知れませんね。これ、題材とした作品で具現化して欲しいものですが><;
ともあれ、次の話は丸々大規模テスト試合になると思います。15vs15と元ネタの作品以上の大艦隊を上手く操れるかどうか・・・。ここは創生者の手腕の見せ所でしょうか><; うーむ、まだまだ頑張らねば(>∞<)




