第3話 少女の願い8 時の流れと次の改修(キャラ名版)
テリス「あの時は、本当にありがとうございました。」
マスターT「あ・・ああ、どういたしまして。」
色々な思いを巡らせていると、傍らのテリスがその場で正座をしだす。そのまま、以前の流れに関しての礼を述べだしてきた。そんな彼女に気にするなと返す。何時ものクセからか、彼女の頭を優しく撫でながら、である。
ルティネス「何か、完全に小父と姪っ子な感じですよね。」
シュテナ「ですね。」
ヴィジェラ「私も同じ様な感じなので、非常に感慨深いですよ。」
自然的な言動を見て、ノホホンとしている3人。特にヴィジェラはテリスと同じ様な間柄に近いため、余計親近感を覚えるようだ。
俺達地球人とは時間と空間の概念が異なる5大宇宙種族の面々。テリスもデュネセア一族の1人なので、その特質的な概念が大いに働いている。そんな彼女の母親ディナリアが開発した海王の艦隊なのだ、従来の作品とは逸脱した仕様になるのは言うまでもない。
まあ俺達の本業を踏まえれば、海王の艦隊に入り浸りするのは非常に問題がある。息抜きと題してのプレイ止まりに留めるのが無難なのだろうな。
それでも、ディナリアが命懸けで育んだ作品である。その娘たるティリナも賛同している。ここは可能な限り、足を運びたい所だわ。
ちなみに、後続参戦の女性陣が得た特殊艦船だが、雰囲気を察して直ぐに港に具現化させていた。ただ、俺達先発側が戦艦だったのに対し、彼女達は駆逐艦や巡洋艦に空母だった。
ヴィジェラは日本海軍の駆逐艦島風。1隻のみしか建造されていなが、実質的に日本の最強の駆逐艦である。ただ、戦後まで生き抜いたという意味合いでは、雪風や冬月の方が非常に有名ではある。
シュテナはドイツ海軍の巡洋艦プリンツ・オイゲン。こちらも戦後まで生き抜いた艦船で、あのビスマルクの護衛を担っていた事もある。日本と同様に大多数の艦船が撃沈された中、こうして戦後まで生き抜いた艦船は正にレジェンドそのものだと言えた。
ルティネスはアメリカ海軍の空母エンタープライズ。言わずともなが、数多くの戦場に参戦している最強の空母とも言える。有名な二つ名はグレイゴースト、これも有名である。ただ、実際に戦後まで生き抜いた空母は数多くいるため、エンタープライズだけが最強とは言い切れないが。
それでも、日本やドイツは数多くの艦船が撃沈されている。それを踏まえれば、戦後まで生き抜いた艦船は伝説そのものだ。先にも挙げたが、重要な事なので再度挙げておく。
まあ俺としては、やはり戦艦大和や武蔵が最強の艦船だと言うしかない。存在そのものが正にレジェンドそのもの、神々しく輝いていると言える。絶対的なレジェンドを語れる艦船の真の概念とは、既に撃沈されている事が多いのが皮肉な話である。
その後、テリスも含めた一同で雑談を繰り返す。ゲームとしてだと、この後に海戦に赴こうとかの流れになるのだが、海王の艦隊にダイヴしている理由は息抜きなのだから。
それに、俺が迂闊に動こうものなら、他の身内達が黙っていない。共闘させろとしつこく迫ってくるのが目に見えている。それ故に、今もこうして旅鳥のチューニングを繰り返しているのだから。
そもそも、俺が選んだ支援船・旅鳥は、継戦能力は殆どない。駆逐艦と巡洋艦の間の耐久力を持つが、移動力は戦艦よりも遅い。更には装甲も脆弱であり、武装も威嚇射撃などができる程度の貧弱なものになる。
唯一の利点は、一定の範囲内にいる他の艦船の耐久力や消耗品を回復できる点だ。他の艦船も耐久力の回復は可能ではあるが、受けるダメージが大き過ぎると回復が間に合わず轟沈する可能性が高い。
“全ての艦船は回復はできますが、それを鵜呑みにすると簡単にやられますよ”、と言うのが運営陣の方針であろう。まあ旅鳥自体も艦体の回復が可能となるので、上手く立ち回れば生存率は高まるとは思う。今は推測の域を出ていないのは、実際に旅鳥を出して試合に出ていないからだ。
それに、これは既に告知にも出ていたが、近々艦長や艦船に大規模なアップグレードが可能となるという情報があった。それらを踏まえると、今は試合に出ずに艦船群の仕様を吟味し続けるのが無難である。
何にせよ、本格的に暴れるなら、次のアップデート後が良いと言うのが身内達の見解だ。それまで流石に我慢ができない身内達は、今も試合に繰り出しているのが何ともだが。
ミーシェ「ぬぉー! あの女の子ちゃんだとっ?!」
雑談やらチューニングやらをしながら待つ事、数時間後。試合に出ていた身内達が全員港に戻ってきた。対人戦に入り浸りだった四天王や三姉妹もしかり。
その中で、ニューフェイスたるテリスを見るなり、直ぐにコミュニケーションを取り出すミーシェ。その彼女がゲームマスターのテイアの仮の姿であり、リアルではティリナという幼子であった事に驚愕している。ナーシュや他の面々も、テリスの成長振りに非常に驚いている。
これに関してだが、ヴィジェラから詳しい補足があった。そもそも、テイアことティリナはデュネセア一族であるため、成長力は並外れて高いとの事。しかも、俺達が先の異世界惑星事変に赴いている間に急成長したとの事だ。
地球と異世界惑星との時間の流れは全く異なり、その超大な時間の流れがデュネセア一族のティリナに影響を及ぼしたとの事である。彼女の母のディナリアなど、大人の面々は全く変化がないとも。
これに関しては、幼子の急成長の仕様とも言えるだろう。実際に人間の幼子も、一定の期間に至れば成長は止まるそれと同じである。要はその度合いが地球人の俺達とは逸脱して異なるというだけである。
第3話・9へ続く。
地球人と宇宙種族との時間と空間の流れが違うというそれです(-∞-) まあ何十万年や何百万年など平気で生きる種族なので、時間と空間の流れが異なっていても何らおかしはないと思います・・・一応@@; 何にせよ、覆面シリーズは宇宙種族の設定ありきになりだしていますが、これはこれで良いのかも知れませんね(>∞<)
ちなみに、次の大規模アップデートは色々と画策しています@@b 元ネタとなるワールドシップ側でも、まず有り得ない仕様を具現化してみようかと><; ここはVRMMO的な感じで表現できれば幸いですね><;




