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第2話 テスト試合4 試合開始前(キャラ名版)

 桟橋より港町に戻ってからリアルで数日後。


 俺自身リアルの忙しさから、一定期間海王の艦隊にダイヴする事ができなかった。ナセリスもオールマイティに動いているため、俺と同様にダイヴする事はなかった。


 デュリシラだけは別で、サーバーブースの総支配人的な役割を担っている。その合間を見てはプレイしているようではある。流石は生粋のゲーマーだわ・・・。


 ちなみに海王の艦隊は、今や世界中に大勢のユーザーを抱える大所帯のVRMMO。無論、日本でも同様に大勢のユーザーから絶大な支持を得ている。


 しかし前にも挙げたが、艦船を操艦するという意味合いから非常に人を選ぶ作品でもある。プロレスゲームも同様で玄人志向の作品だ。


 だが、その壁を乗り越えた先には、大いなる世界が待っている。俺はそう確信している。実際にその世界に遭遇したのだから事実だしな。特に身内達には相当ヒットしているようだ。


 アセリスことナセリスが合流した後は、彼女のクチコミで他の面々も参戦をしだしている。生粋のゲーマーたるミツキやナツミAは無論、ウエスト・サイバー・ナッツ・エンルイの4人もしかり。サラとセラも同様、恩師シルフィアもだ・・・。


 身内には生粋のゲーマーや生粋のヲタク気質の面々が数多くいる。その面々からすれば、この様なリアリティに溢れる作品は垂涎の逸品だしな。


 それに、世界的規模でのVRMMOとあれば、新しい出逢いもそこにはある。この部分に魅了されてプレイするユーザーも数多いとか。流石はグローバル社会である。    



マスターT「リアルで3日は、ここではあれから30日が経過した訳か。」

アセリス「かなりの戦線離脱ですよね。」


 久し振りに海王の艦隊にダイヴし、俺達が駐留する桟橋へと訪れる。デュリテとアセリスも一緒だ。他の面々も同ゲームへと徐々に進出しだしてはいるが、今は独自でプレイをしているようである。


 俺達は作戦通り、テスト試合にてトリオ大和と対峙する事にした。手持ちの最大の戦力を以て、相手に何処まで通用するのかを見極める意味合いもある。デュリテにとっては悲願のリベンジマッチだとも言っている。


デュリテ「私はほぼ毎日アクセスしていますが、殆ど変わり映えしませんよ。それこそ、今までに数多くの劇的な変化を経験していますし。」

マスターT「ハハッ、本当だわな。」


 彼女の言う通りである。俺達は今までに超絶的と言える変化の中を進んできた。それらを前にすれば、VRMMO内の各イベントなどヌル過ぎる様相である。


 あの様相を超えるとなると、相当な出来事に遭遇しない限りは納得ができない感じである。これは俺だけではなく、デュリテやアセリスも同様の思いのようだ。


 何と言うか、俺達の生き様がVRMMOを超える旅路を進んできたと言うしかない。生粋のヲタクの方々が知れば、どれだけ羨むだろうか計り知れないわな。


デュリテ「とりあえず、全ての準備は整いました。後はテスト試合でトリプル大和と対峙するのみ。実に血が騒ぎますよ。」

アセリス「まだ完全に溶け込んでいませんが、血が騒ぐ思いは大いに分かります。」


 実にニヤケ顔で笑うデュリテに、心から同調しているアセリス。両者とも未知の領域への興味は計り知れない様子だ。流石は生粋のゲーマーである。


 ただ、通常仕様とはいえ、3隻の戦艦大和を相手にするのは怖じ気味になる。幾ら具現化された仮想空間であれ、あの伝説の大和だ。腰が引き気味になるのは言うまでもない。


 それでも、相手が強大こと超大であれば、それだけ燃え上がるというものだ。どの道でも乗り越えねばならない壁が存在するように、である。


 全ての準備が整ったので、後はテスト試合に出るのみとなる。俺とアセリスは初戦闘となるので、ぶっつけ本番という事になる。先駆者のデュリテのみ知っているようだが、その彼女も今回の流れは初戦闘となる。とにもかくにも、実践あるのみだ。




 俺とデュリテとアセリスは、それぞれ専用の特殊仕様艦船に乗艦。その状態でステータスコマンドのテスト戦闘の項目を選択。すると、目の前の桟橋の様相が大海原へと変化した。ゲームの世界だから実現できる仕様だわ・・・。


 今回のテスト試合ことテスト戦闘は開発陣側にも注目されているようで、港町に特設された巨大モニターで表示される事になった。事前にゲームマスターことテイアが現れ、その特殊な環境にしたいと告げて来たのだ。


 これにはどうするかと悩んだのだが、リベンジに燃えるデュリテとやる気に燃えるアセリスが承諾してきた。やるからにはトコトン挑むのが2人の信条である。ここは2人に便乗してみるのも良いだろう。


 今回は特別に設けられた海上で戦う事になる。テイアが言うには、トリプル大和との対決の検証も行いたいと言うのもある。実際に3隻との対決を行ったプレイヤー氏の数が少ないのが理由でもあるらしい。


 まあ手持ちの最大レベルの艦船を持ち出しても、トリプル大和と対峙して無事で済むのは希だろう。俺達が頂けたプレゼント艦船も特殊なので、余計注目を浴びた訳でもある。



 ちなみにこの時、テイアより伺えた裏情報がある。俺の特殊大和、デュリテの特殊日向、そしてアセリスの特殊シャルンホルストは、他のユーザー氏はまだ入手していないとの事だ。ゲームマスターより頂けた情報なだけに、非常に信憑性が高いだろう。


 特に特殊大和は確率が確率なため、今後入手する人物は限りなく低いだろうな。もし何度もプレゼントを引ける仕様であれば、もう少し確率は上昇するのだろうが。この点もテイアより伺えたが、その仕様は変えるつもりはないとの事だ。


 何故、彼女が俺達に極秘事項的な内容を述べてきたのか、これに関して尋ねてみた。作品の裏事情を知れば、相手に付け入る隙が生じてしまい、癒着に繋がる可能性も十分出てくる。この点はデュリテもアセリスも同様の懸念を抱いていた。


 その理由は、俺達の素性を事前に調べてアクセスをしてきた事だ。何ともまあな話だが、俺達が生粋の警護者出身であり、しかも先の各事変を攻略した事を知ったからだと。つまり、ゲームマスターからのマジモノでの逆介入である。


 これには大丈夫かと思ったが、俺達の前に再度現れた時のテイアは一般キャラクターの扱いで登場したとの事だ。ゲームマスターの役割を担いつつも、その役を降りて接触してきたと。呆れると言うか何と言うか、見事としか言い様がないわ・・・。


 何にせよ、俺達の前に現れるテイアに関しては、ゲームマスターではなく一般キャラクターとして接するのが無難だろう。かなり雑な扱いになったりしそうだが、そのぐらいの方が癒着やら何やらと言われる心配はない。テイア自身にも迷惑は掛からないだろうしな。



デュリテ「まさか、テイア様から直接介入があるとは思いもしませんでしたよ。」

マスターT「癒着ウンタラが発生しないかが心配だわ。」

アセリス「彼女なら大丈夫だと思いますよ。」


 それぞれの専用艦船の艦橋にて、開戦の時まで待ち続ける。そんな中、先程介入して来たテイアに関して語り合う。ゲームマスターの介入は、色々と問題を引き起こしかねない。


 しかし、先読みの達人たるアセリスが問題ないと告げてきた。ガードラント一族の力量が相手の様相を読んだのだろう。それにアセリスの読みは別の意味合いがあると思われる。


 やはり、海王の艦隊を開発した面々は宇宙種族と縁があるのかも知れない。となれば、何れ何らかの接点が発生するかも知れないわな。


    第2話・5へ続く。

 劇中の流れに似ている作品が多い事から、今後の流れをどうするかでエラい悩んでいる次第で。特に同作の元ネタはワールドシップとなるので、似ているようで似ていない雰囲気を出さねばなりません><; 一応の差異は“艦長自身にダイヴする作品”と設定しましたが、他の艦船の部分はどうしても似てしまったりしますし・・・。


 こうなると、ここにファンタジー要素的な概念を追加するのも面白いかも知れません。色々とアーダコーダと考えながら、日々のネタの回収となるワールドシップの海戦で暴れている感じです(-∞-) 本当に色々と考えさせられる作品群ですわ><;

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