Document:設定資料B
このお話は用語や設定集をまとめたものです。
※二章が終わるまでに登場した用語や設定の情報のみなります。
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【用語集】
~Hemera~
アレクシアが転生した時代で、人間たちが信仰している女神の名前。吸血鬼が行動できない日中を見守ってくれる"昼の女神"として崇められている。加護を与えてくれる女神として説明された。
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【街&施設】
~|ReinCarnation Academy~
アルケミスに建てられたリンカーネーション専用の学園。呼び名は『RC.A』や『アカデミー』などと様々なものがある。吸血鬼に対する座学や、剣術の基礎を習得する訓練などを集団で学んでいく。前期と後期によって内容も大きく変わる。
前期は座学・訓練をメインに学び、前期の最後に実習訓練を行う。後期は生徒でもこなせる簡単な"派遣任務"をメインに、リンカーネーションに所属する上司と現場へと赴く。そして後期の最後には"卒業試験"を行う。
これらを乗り越え、アカデミーを卒業することで、初めてリンカーネーションへ所属されるようになる。
~Astra~
深夜帯に"星空"が綺麗に見えることで、アストラと名付けられた。周囲は森林に囲まれている。食屍鬼がよく出没するようになり、廃村と化してしまった。アカデミー生の実習訓練の場として利用するため、村や森林地帯にキャンプ地を整えている。
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【名家】
~Arnett家~
アルケミス発祥の家系。神に最も愛され、この家系がリンカーネーションという組織を設立した。吸血鬼の最大の敵でもある。本来一つしか与えられない加護を、アーネット家は複数与えられる。更に名家の長所をアーネット家はすべて備え持つ。
以下の名家はすべてアーネット家から"派生した家系"と言われている。派生させた理由は、"吸血鬼を絶滅させるため"らしい。現在は"ヘレン・アーネット"が、アーネット家の血を継いだ唯一無二の皇女としてグローリアに君臨している。
~Blain家~
アルケミス発祥の家系でもあり、アーネット家に仕え続けてきた家系でもある。他の名家のように長けた能力はなく、個人によって実力の差は様々らしい。ブレイン家で最も特徴的なのは"逆手持ち"の剣術と剣技。
現在はヘレン・アーネットの側近として"カミル・ブレイン"が仕えている。
~Raines家~
ノースイデア発祥の家系。アーネット家の次に"神に愛された家系"と呼ばれている。レインズ家は天性の"身体能力の高さ"や、"剣術"や"剣技"に長けている。アカデミーの生徒として"ナタリア・レインズ"がその血筋を継ぐ。
~Plender家~
イーストテーゼ発祥の家系。天性の"存在感の薄さ"から"隠密行動"に長けている家系。吸血鬼たちから情報を盗む役目を背負っている。アカデミーの生徒である"ロイ・プレンダー"はその血筋を継ぐ一人。
~Arkwright家~
サウスアガペー発祥の家系。天性の"器用さ"を持つことから"医療技術"に長けている。アカデミーの生徒である"デイル・アークライト"、養護教諭の"エイダ・アークライト"がその血筋を継ぐ。
~Trevor家~
ウェストロゴス発祥の家系。天性の"運動能力の高さ"で"機動力"に長けている家系。十戒を務めているトレヴァー家出身の"ティア・トレヴァー"は、本来アーヴィン家やパーキンス家が担当するはずの、グローリアの体制を考案する役目を任されている。その事から"トレヴァー家の最高傑作"とも言われている。
~Abel家~
サウスアガペー発祥の家系。アベル家は天性の"信仰心の高さ"から"加護"という力を使うことに長けている。アカデミーの生徒である"ジェイニー・アベル"もその血筋を継いだ一人。名家の中では技術面において、レインズ家の次に剣技が長けている。
~Oliver家~
ノースイデア発祥の家系。天性の"動体視力"と"静止視力"の良さから、"狙撃能力"に長けている家系。遠距離戦において必須となる人材を多く搬出している。
~Perkins家~
ウェストロゴス発祥の家系。天性の"洞察力"を持つことから、"心理戦"という名の"読み合い"に長けている。知能を持つ"犯罪者"や"吸血鬼"の行動を予測する役目を負う。アーヴィン家と共闘させられることが多い。
~Irvine家~
ウェストロゴス発祥の家系。天性の"記憶力"と"容量の良さ"から、"判断力"や"知識量"に長けている。よく集団戦の司令塔に抜粋される。また、パーキンス家と共闘させられることも多い。
~Newton家~
イーストテーゼ発祥の家系。天性の"発想力"から、人類の進化に必要な"工学"に長けている。制服や武装などを開発するために、ニュートン家はA機関へ多大な貢献をした。アカデミーの生徒である"アビゲイル・ニュートン"はその血筋を継ぐ一人。
~Izzard家~
イーストテーゼ発祥の家系。他の名家とは違い、天性に恵まれた長所はない。イザード家は優しい人物が多いという噂もある。現在の代の十戒に抜粋されなかったことで、"出来損ないの名家"として悪い噂ばかりが立つ。アカデミーの生徒である"アリス・イザード"はその血筋を継ぐ一人。
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【武装】
~モース硬度&靱性~
モース硬度は鉱物に対する硬さの尺度の一つ。硬さの尺度として、一から十までの整数値を考え、それぞれに対応する標準鉱物を設定する。硬さの基準は「あるもので引っ掻いたときの傷の付きにくさ」となる。
靭性とは物質の脆性破壊に対する抵抗の程度、あるいは亀裂による強度低下に対する抵抗の程度。端的には破壊に対する感受性や抵抗を意味する。「たたいて壊れるかどうか」の堅牢さ。
吸血鬼の肉体は爵位が上がるほど、頑丈になっていく。その為、吸血鬼に対する武装を作るうえで、この両方は一定ラインを越えなければならない最重要課題となる。
~燐灰石~
日中に太陽の光を吸収し、夜中になると吸収した太陽の光を放射する不思議な鉱物。モース硬度は五、靭性は"男爵"にギリギリ破壊されない程度。食屍鬼避けの為、クロスロードに置かれている。
~Lux零式~
燐灰石で作られた黒色の刀剣。名前の由来は「光」で、名付け親はA機関の主導者であるシャーロット。作中では孤児院、仮試験、本試験に使用された。男爵とは渡り合えたが、子爵には刀身を軽々と折られている。
~Disruptor零式~
燐灰石で作られた黒色のリボルバー銃。撃鉄を手動で動かす必要のあるシングルアクション。食屍鬼の肌を容易く"引き裂き"、肉体を"崩壊"させることから、シャーロットが『ディスラプター』と名付けた。
~燐灰石α~
A機関の研究の成果により、紫外線を石の中に溜め込み、任意で放射することが可能となった燐灰石。モース硬度が五から六へと強化され、靭性は子爵に刀身を折られない程度には頑丈になった。
~Luxα~
燐灰石αで作られた黒と紫の刀剣。刀身の中央に燐灰石αが埋め込まれている。"二十五度以上"、もしくは"マイナス五度以下"の温度を持ち手から検知したとき、紫外線をこの部位から放出する仕組み。マイナス五度以下を設定したのは、吸血鬼がこの剣を利用できないようにするためである。
またこのルクスαの開発により、紫外線に脆い食屍鬼を杭無しで殺せるようになった。その殺し方は『紫外線を放出した剣で、心臓に損傷を与える』だけ。ちなみにアレクシアはルクスαを開発したシャーロットを称賛していた。
~杭~
食屍鬼や吸血鬼にトドメを刺すために必要。杭の種類は下から『木・石・鉄・銅・銀・金・宝石・金剛石』である。
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【名称】
~十戒~
"神から加護を与えられた転生者"のことを表す。本来は十戒内で入れ替わりが起きることなどあり得ない。しかし吸血鬼にされ、心臓に杭を刺されてしまえば、二度と生まれ変われない。このような事態が起きた場合のみ、十戒で転生者の入れ替わりが起きる。
転生前のアレクシアは、十戒として申し分ない実力があったにも関わらず、神を嫌悪していたため、加護の力も名誉ある十戒の役目も与えられなかった。
~階級~
リンカーネーション内での実力を表す名称。鉱物などの種類で実力を区別され、十字架や杭なども階級に合わせたものが支給される。
1.金剛石:皇女のみ
2.宝石:十戒
3.金:貴族
4.銀:最上位
5.銅:上位
6.鉄:中位
7.石:一般
8.木:見習い
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【吸血鬼】
~原罪~
"災禍"と呼ばれる力を持つ吸血鬼たち。公爵の元に仕え、人間たちを殺し回っている。領地に攻め込んできた先代のアーネット家や十戒たちを、公爵と共に一瞬で皆殺しにした。
原罪のメンバーは全員が、"名家の始祖"でもあり初代十戒。その為、ヒュブリスと呼ばれていた時代のアレクシアと面識がある。
アレクシアは一ノ罪ステラ・レインズと接敵したとき、少女の胸元に『ЯeinↃarnation』という紋章が刻まれているのを目にしている。
~眷属~
原罪に仕える"規格外の化け物"たち。元々はバートリ卿の眷属だったが、公爵との戦いに敗北したことで、今は原罪の眷属として仕えている。ケルベロスを含め、十匹存在するらしい。
~Bathory卿~
爵位最高峰の公爵と互角に渡り合える実力を持った女性の吸血鬼。謎多き"血涙の力"を扱える。人間から吸血はせず、血液を買い取り、人気のない森の奥でひっそりと暮らしていた。
"人間と吸血鬼の共存を望む"珍しい吸血鬼。しかし異種族による争いを止めるため、自身の僕である"眷属"を連れ、原罪を率いた公爵と衝突したが、敗北してしまう。その後は公爵に迫害され、人間の夫と育んだ子を産み、静かに息を引き取った。
その血筋を継いだ人物は、吸血鬼を殺すために転生を繰り返した"アレクシア・バートリ"となる。
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【能力】
~血涙~
バートリ卿が所持していた奇妙な力。アレクシアはケルベロスの血の涙を舐めることで、この力を覚醒させた。この力は強大で、欠損していたアレクシアの肉体を再生させ、ケルベロスの獄炎を操れるようになった。
しかしアレクシアはこの力の詳細を未だに理解していない。
~加護~
神によって十戒やアーネット家の人間が与えられる力。血染めの皇女として吸血鬼に危険視されるヘレン・アーネットが、四匹の伯爵と交戦する際に初めて加護を披露した。内容は外傷で死ぬことがない"不死の加護"。弾丸や杭などを消費しない"不失の加護"である。
アレクシアはこれを聞いて『規格外』だと苦言を呈しているが、これはあくまでもヘレン・アーネットが規格外なだけ。
~災禍~
人間が吸血鬼に敗北し続けてきた原因となる原罪の力。災禍の対策を取れなかったのは、原罪と出会った人間が誰一人として生還しなかったため。この力が存在したことで、今までの十戒は原罪に歯が立たなかった。
作中でステラ・レインズが、アレクシアの前で災禍らしき力を使用している。アレクシアは、その力の正体を半分ほど見抜いているようだ。




