Re;start (1)
初めての小説です。面白いかわかりません!!!!!!。
町の中、ただ一人歩いた。骨が折れているであろう左手を抑えながら、刃物が数本ささって血が大量に滴り落ちる脇腹を雑な包帯の巻き方で止血しながら、酷く傷ついた顔をフードで隠しながら、ボロボロ身なりでただ叫んだ、ずっと叫んだ、大声で叫んだ、叫んだ叫んだ叫んだ叫んだ叫んだ叫んだ叫んだ叫んだ叫んだ叫んだ叫んだ。
気が狂ったように叫び続けた。
一人の少女の名前を男は、呼び続けた。
「道乃ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
気がつくとある家の前に立っていた、あまり来たことは無いがはっきりと覚えている"道乃"の家、震えながらそのインターフォンに指を近づける。
怖かったインターフォンを鳴らしてもこの家から”道乃”が出てこなかったら、ひたすら恐怖だけが押し寄せてくる。少し時間がたちバタバタとした声で「今行きまーす」と聞こえた。
そして、ゆっくりと扉は開き長い薄紅色の髪の毛が見えた扉を完全に開け少女はその姿を完全に見せる。
「----っ」
絶句、驚きを隠せないでいた。当然だ、目の前の全身血だらけの男が立っているのだ、驚かないはずがない。だが、驚いたの彼女だけじゃなかったその家に住んでいるはずの”道乃”がでてかなかったのだ、その事実に絶望する。前のめりに膝をついて倒れる、だがすぐに立ち上がり勇気をだして言う、その言葉に最後の希望をこめて言う、震えながら言う。
「大丈夫ですか」
男が発言する前に少女は言う。
「道乃はいるか?」
「え・・・・・・・」
男の言葉に戸惑っていた。もう一度、今度ははっきり大きい声で来た。
「道乃はいるか?」
息を切らしている男は扉の近くの壁に寄りかかる。
そして少女は悲しいような、虚しいような、落ち込んだような、そんな顔で言った。
「道乃お姉ちゃんは2年前に死にました」
初めての小説とても疲れました、第一章ということでこれからもよろしくおねがいします。これは藤原伽耶が二年前に飛ばされてしまうお話、第一章が終わったら序章も書きたいと思います!!!!!!!!!。