表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/11

必要なのは愛3

本当に短いです。

例えば…光ばかりでは眩しくて何も見えないように、闇ばかりでも真っ暗で何も見えない。

だから、光あるところに必ず闇もある。

光と闇は表裏一体。

それがお互いの優しさであり、また愛でもあるのだと思う。

それぞれの場所でそれぞれを尊重しあって、存在している。


…そうなると、嫁いで25年になる嫁の立場で考えた時、始めこそ多少のいがみあいなどもあったけれど、今ではそこそこの友好関係を続けている。

そんな中、ふと姑が発した「日常茶飯事」という言葉の読みが、「にちじょうさはんじ」ではなく、「にちじょうちゃはんじ」と誤った言い方をしている場合、「あはははは」とその場の空気を乱さぬように、間違いだと気づいても指摘などせずにやり過ごすのか?

それとも、話を遮ってまでも、「それ、にちじょうさはんじですから…」ときっぱり指摘するのか?

かと思えば、空気を乱さないような形で、さり気なく「にちじょうさはんじですよ。」と教えて差し上げるのか?

そのどれも、結局は「愛」ではないのか?

相手の為を思えばこその愛。

それとも、気づいてしまった自分がすっきりしたいだけの、自己満足なのか?

その線引きは…


「すいません、折角の思案中をお邪魔しますが…あのですね…早いところ仕事に取り掛かってもらえませんかね…」

背中に真っ白い羽をつけた美しい巻き毛の天使が、普段見せる穏やかな表情の中に若干のイラつきを混ぜた顔で、神様に書類の山を差し出した。

最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ