裏話的な
こんなことを考えながら書いていました。
作者のお喋りにお付き合いいただけますと幸いです。
まずは二人の名前の由来について。
アルセアはAlcea rosea=タチアオイ(ドイツ語)から取りました。タチアオイの花言葉は「野心」「気高く威厳に満ちた美」です。
クリサンテーマはхризантема=キク(ロシア語)から取りました。キクの花言葉は「高潔」「高尚」です。
二人それぞれのイメージに合う花を選びました。
次に世界観やそれぞれの国のモデルについて。
お分かりの方もいらっしゃるのではないかなと思いますが、世界観は冷戦がモデルです。
国について、
ホーエンツォール国はナチス下のドイツ:冷戦期アメリカ:現代日本が6:3:1くらいのイメージで、
名前はドイツ皇帝(プロイセン王家)筋”ホーエンツォレルン家”から考えました。
ロマノー国はスターリン下のソ連:冷戦期ロシアが7:3くらいのイメージで、
名前はロシア帝国王朝”ロマノフ朝”から考えました。
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以下は没設定、もしくはどこかの並行世界線上の彼女たちです。
二人は同じ士官学校の卒業生で主席争いをしていた
本文改変 「何度か顔を合わせたことがある」のではなく「何度も言葉を交わした、刃を交えた。その感覚、あれの考え方、動き方、どれも今だって鮮明に覚えている」仲に
結局、二人そろって卒業主席だった。決着は付かずじまい。
クリサンテーマは不満げだ。
そんなクリサンテーマを見てアルセアはにいっと笑う。
「なあ、勝負の続きをしないか。」
「…は?」
「なに、簡単な勝負だ。どちらがよりすごいことができるか、それだけのこと。…ああ、断ってもらっても構わないぞ。」
アルセアはにやにやとしながらそう言った。
「はっ、私が負けるとでも?…受けてたとうじゃないの。」
クリサンテーマはアルセアの目をまっすぐに見て言い放つ。
アルセアは今度は満足げに笑った。
二人は最後の日、互いにタンジーを渡して東西に分かれていった。
締め
二つの国は、和平を結んだ。ほとんど不可侵と変わらないものであったがそれでも大きな進歩である。
調印を行うその日。
それぞれの国を率いた二人の女の姿はなかった。
空っぽになった総統室で。人気のない書記長室で。
棚の上にある女子学生らしき二人が笑い合う写真が一枚、机上のタンジーの押し花を見つめていた。
タンジー…貴方との戦いを宣告する
この時空ではジャスミンは黒バラ(花言葉:貴方はあくまで私のもの、決して滅びることのない愛)になっていたかもしれません。
他にも考えていたことはありますが今回はこの辺で。
また気が向いたら加筆するかもしれませんね。
読んで下さりありがとうございました。
またお会いできる日まで。




