↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/9

1)生きるとは基本、苦しいことなのです(涙)

 

佛説施餓鬼甘露味大陀羅尼經


 如是一時釋迦牟尼如來在海會説法…..


 ブッダが説いた、餓鬼《がき》に甘露《かんろ》の味を施す大陀羅尼《だいだらに》についての伝えるべきこと。


 こんな感じ♪

 あるとき釈迦牟尼《しゃかむに》如来《にょらい》(シャーキャ=ムニ=タターガタ)は、海の中の島、狐陀山、金剛輪《ヴァジュラチャクラ》峰の、盧鷄鶏舎婆羅(ルケーシャバラ)というとこの修行場で説法したんだわ。

 大勢の四衆、1阿僧祇人(100,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000人)以上、とても説明できないほどがブッダを取り囲んでいた。

 そして金剛《こんごう》八楞《はちぼう》師子《しし》之座《のざ》に安座されて、菩薩たちのために方広《ほうこう》の法《ダルマ》を説いた。


 そのとき、世尊《せそん》(バカヴォン、ブッダの敬称)はみんなに、悪趣に堕ちた衆生たちへの愍れみを念じて欲しいと思って……

 梵語で『親那畢利多《シンナハッリタ》摩陀羅(マーダラ)般遮(パンニャー)陀羅尼(ダラーニ)』、

 漢文でいうと『施《せ》餓鬼《がき》甘露味《かんろみ》大《だい》道場会《どうじょうえ》陀羅尼《だらに》』、

 日本語でおけ!なら『餓鬼さんたちに美味しいものを食わせちゃおうな儀式をする呪文』、

 を、説明しようとした。


 それはとてもすばらしい大悲による、秘密《おごそか》な善い方法だったから、ブッダの心の中(心臓?)から密《おごそ》かに、『日月の愛慈の光』と呼ばれる月のエッセンスであるマニ色の光を放った……。



 マニ色とは、「何でも願いを叶えてくれる」という宝玉・マニ宝珠の色と思われますが、本物のマニ宝珠を見たことはないゆえ詳細はわかりません; 模型なら、お地蔵さん像が手に持ってたり、稲荷神社の狐さん像が前あしをちょこんと乗せてたりするのを見ます。あの、上のとがった栗みたいな形をした宝玉です。


 おそらくは、有名な光明真言「祈る(おん)、絶対存在な(あぼきゃ)大日如来の(べいろしゃのう)すッげえ(まか)シンボル(ぼだらー)、マニ宝珠(まに) on 蓮の花(はんどま)(と化した自分が)、ビカーッと光って(じんばら)宇宙全部を(はら)浄めちゃうぜ(ばりたや)、とりゃあ(うん)っ!」を唱えるときにイメージする、手指だか全身だかから発せられる『五色《ごしき》の光』と、たぶん同じじゃないかとは思うのですが……想像しただけで確信はありません。

(注:光明真言には簡単には翻訳できない深くて広い意味があるとのことですが、そういう奥義は教わったことないので、筆者でも解読できた範囲の表面的な訳でお許しください、、、)


 また五色とは、一説によると赤/青(or緑)/黄/橙(or桃)/黒(or紫)で、胎蔵界の五大如来とその功徳を象徴し、仏花も一般的にはその配色になってる……とのことですが、数日前に知ったばかりなのでまだ詳しいことは、、、すみません



 さて、ブッダの発したその光は、天の最上層・有頂天《うちょうてん》から地獄の最下層・阿鼻地獄《あびじごく》(無間地獄《むけんじごく》)まで、その中のすべてを明るく照らし出し、頗梨《ハリ》の鏡(破離の鏡、閻魔大王が使う何処でも見える万能監視モニタ)で見るように、十方(前後左右に斜めと上下)のあらゆるものがもれなくリアルな3D映像となって(?)見えた。


 そして大衆《だいしゅ》にこう言った。


「善男子《みなさん》! キミたちも見たかナ、六趣に生まれていろいろな苦悩を受けてる様子を!」



 六趣とは、天/人/修羅/餓鬼/畜生/地獄 、迷いの世界で輪廻転生する存在(衆生《しゅじょう》)たちの世界のことです。



 大衆はそう言われ、ブッダの威神(スッゲエ)力でそれを見たので、一斉に声を上げた。


大衆「み、見ちゃい、まし、たぁ~……(呆然)」



 具体的に何を見たかはこの後に出てきます……(((震)))



 ブッダは言う。

 

「世間(宇宙の中)にある八苦は、もう言葉で説明しきれないほどだ。六趣それぞれで受ける苦しさは実にコワいよネ。」



 八苦とは、「四苦八苦」のことで、生きていれば必ずあるという苦しみのことです。


 1)生《しょう》

 2)老《ろう》

 3)病《びょう》

 4)死《し》


 という四苦に加えて、


 5)愛別離苦《あいべつりく》 好きものと離れなければならない苦しみ

 6)怨憎会苦《おんぞうえく》 嫌いなものと近づかねばならない苦しみ

 7)求不得苦《ぐふとくくく》 求めてもそれを得られない苦しみ

 8)五蘊成苦《ごうんじょうく》 肉体に起こる痛みや苦しみ

 

 で八苦です。



「……とは言うものの、この世界でたいていのひとは罪福や因果を信じないで、無知による間違った考えを持ってる。

「ケチり、貪《むさぼ》り、嫉《そね》み、妬《ねた》み……そして命が終わった後、無間地獄に堕ちてまう。想像もできないほどのいろんな苦しみを身に受け、ようやく地獄から出ることができても『餓鬼』さんに生まれてしまうんだヨ。

「いろいろな悪業で身に受ける報いは種類があって、悪業が原因で受ける餓鬼さんたちには、細かく分けると36種類があるんだ。」


 その36種類とは……ちとお休みをいただきまして、その話はまた次回にて。



 - つづく



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。