第13話 これから、依頼申請をします
「はい、それでは最後に依頼についてのご説明を致しますね」
「はい、お願いしますメリアさん!!」
「この、冒険者ギルドでは依頼用紙はあちらの入口の近くにある掲示板に張り出されています。そして、受けたい依頼などがありましたら掲示板から依頼用紙を剥がしてこちらの受付に持って来て依頼申請見てください」
「はい、分かりましたメリアさん」
最後にメリアさんは、俺たちに依頼についての説明を始めてくれた。
メリアさんの説明によると、依頼用紙は冒険者ギルドの入口の近くに置かれている掲示板に張り出されていて、依頼を受けたい場合は掲示板から依頼用紙を剥がして受付に持って行き依頼申請をしないといけないらしい。
「はい、以上で冒険者登録を終了致しますね。それでは、最後にご質問などはありますでしょうか?」
「俺は、特に質問したいことなどは無いので大丈夫です」
「わたしも、大丈夫よ」
「私も、特に質問したいことなどは無いので大丈夫です」
「そうですか。それでは、もし気になったことや聞きたいことがありましたら、何時でも遠慮無く私にお聞きください」
「はい、分かりました!!色々とありがとうございました!!」
メリアさんの説明を聞き終わり、冒険者登録を終えると、俺たちは早速依頼を受けるために、依頼用紙が張り出されている掲示板に向かった。
俺たちは、掲示板の前に立つと今の俺たちのランクでも受けることができるEランクの依頼用紙を探し始めた。
最初は、三人で掲示板の前に立ちEランクの依頼用紙を探していたのだが、ほとんど張り出されている依頼用紙はDランクの以上の依頼用紙ばかりで、Eランクの依頼用紙を見つけることはなかなか出来なかった。
そのため、俺たちはなんとかEランクの依頼用紙を見つけるために、一旦バラバラに分かれてEランクの依頼用紙を探すことにした。
「う〜ん、もし受けるとしたらどんな依頼がいいんだろうな・・・・・・?」
あれから、俺は掲示板の端から端までくまなくよく見てみると、ようやくお目当てのEランクの依頼用紙を数枚見つけることが出来た。
俺が、見つけたEランクの依頼用紙は「迷子探し」や「ペット探し」や「落し物探し」などと言った確実に安全な依頼ばかりだった。
だが、三つとも確実に安全な依頼と言うこともあり、依頼達成の報酬は銅貨二枚から三枚といったとても安い金額となっていた。
俺は、取り敢えず初めての依頼と言うこともあり、今回は一旦報酬のことは置いといて、今回は依頼の安全性を優先することにした。
「取り敢えず、定番中の定番の「ペット探し」でいいかな・・・。」
「シリリア、依頼のこと何だけどこの「ペット探し」って言う依頼はどうかな・・・?」
「あっ、いいですね!!ペット探しなら街の中で済みますし、何より魔物や盗賊に襲われる心配もありませんし、何より定番中の定番ですしね!!」
「よしっ、それじゃエリスにも聞いて見て、エリスからも了承を得たら早速受付のメリアさんに依頼用紙を持って行って依頼申請をしに行くか」
「そうですね、まずはエリスに聞いてみないとですね」
俺は、しばらく悩んだ末、定番中の定番であり最も安全そうな「ペット探し」の依頼を選び、ちょうど隣でEランクの依頼用紙を探していたシリリアに声をかけた。
シリリアは俺が選んだ「ペット探し」の依頼用紙を見ると、特に反対することも無く、「ペット探し」の依頼を受けることを簡単に了承してくれた。
俺は、シリリアから了承を貰うことができると、エリスからも了承を得た方がいいと思い、俺たちとは少し離れた場所でEランクの依頼用紙を探しているエリスに声をかけることにした。
「ねぇ、二人ともこの「薬草採取」って言う依頼なんかはどうかな?依頼内容はこの街の外にある森で薬草を採取するって言うやつで、報酬は銅貨九枚だって!!一応、街の外に出ることになるけど、薬草採取なら比較的安全な方だし、報酬も銅貨九枚なら綺麗に三等分に分けることもできるし、どうかな?」
「私は、薬草採取でも大丈夫だよエリス」
「うーん、まぁ俺も薬草採取でもいいと思うよ。ペット探しより薬草採取の方が報酬もいいしね」
「じゃ、早速メリアさんのところに行って薬草採取の依頼申請をして来るわね!!」
「うん」
「了解」
俺が、エリスに声をかけようとしたと同時にエリスの方から俺たちに近づいて来て、一枚の依頼用紙を見せてきた。
エリスが持って来た依頼用紙はこのウグランタ街の外にある森の中で特定の薬草を採取する「薬草採取」と言うものだった。
この、「薬草採取」は依頼上街の外で行う依頼となっているため、他の依頼よりは遥かに報酬が銅貨九枚と高くなっていた。
シリリアは俺の時と同様に特に断る理由もなかったため簡単に「薬草採取」の依頼を受けることを承諾し、俺も「ペット探し」の依頼よりも街の外に出て行う依頼の「薬草採取」の方が遥かに報酬が良かったため「薬草採取」の依頼を受けることを承諾した。
エリスは、俺たちから「薬草採取」の依頼を受けることのを承諾を得られると、直ぐに「薬草採取」の依頼申請をするためにメリアさんの元に向かって行った。
「そう言えば、シリリアはあの時エリス見たく何も武器とか持ってなかったけど大丈夫なのか?」
「はい、大丈夫ですよ。私の主な戦闘スタイルは後衛からの魔法攻撃なのであまり武器とかは必要無いんですよ。そうなると、逆にレイジ君は武器などは大丈夫なんですか?あの時は、特に武器などは持っていないように見えたのですが?」
「あぁー、それは別に大丈夫だよ。盗賊程度の魔物とかなら身体強化を使えば倒せるし、特に今は武器とかは無くっても大丈夫かな」
「そ・・・そうなんですね」
俺は、エリスが依頼申請にしている間、掲示板の前でシリリアと一緒に待っていると、シリリアが武器を装備していないことに気が付き、なんとなく「武器は無くっても大丈夫なのか」と聞いてみた。
すると、シリリアは自分は後衛からの魔法攻撃が戦闘スタイルだから、特に武器などは必要は無いと答えた。
そして、逆にシリリアから武器のことを聞かれた俺は流石に金が無くって武器が買えないとは恥ずかしくって言えなかったため「身体強化があるから大丈夫」だと答えた。
「あれっ、二人とも何を話してるの?」
「あ・・・あぁ、エリス依頼申請は終わったのか?」
「えぇ、特に何事も無く終わったけど、二人は何を話してたの?」
「いや、ちょっと、お互いの武器のことについて話してただけだよ」
「ふ・・・ふ〜ん、なるほどね。それで、武器のことについては解決できたのかしら?」
「あぁ、武器のことについては特に何も無く解決することはできたよ」
「そうですね」
「まぁ、取り敢えず、今はこの話のことは一旦置いといて、依頼の申請も終わったことだし薬草採取の依頼をしに行こう」
「確かに、そうね。いつまでもここに居てもしょうがないし」
「そうですね」
俺とシリリアがお互いにお互いの武器のことについて話していると、薬草採取の依頼の申請に向かったエリスが申請を終わらせ俺たちの元に戻って来た。
戻って来たエリスは俺たちに「一体、何を話していたのか?」と聞いてきた。
俺は、特に隠す意味も無かったため正直に「お互いの武器のことについて話していた」と答えた。
エリスは、何故か少しだけ俺たちのことを疑っているようだったが、一応はなんとか納得してくれた。
俺は、取り敢えずここでいつまでもこんな話をしていてもしょうがないと思い、二人に薬草採取の依頼をしに行こうと声をかけた。
俺たちは、冒険者ギルドの外に出て、薬草採取をするウグランタ街の外にある森に向かって行った。
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