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第12話 これから、冒険者ギルドに行きます


喫茶店でエリスとシリリアの二人と別れた俺は、特に何処かの店に立ち寄ること無く、そのままギリスさんの家に戻って行った。

ギリスさんの家に戻ると、ちょうどリビングでギリスさん、リンナさん、リリス、リスの四人が夕食を取ろうとしていた。

俺は、ギリスさんたちに促されながら四人と一緒に夕食を取ることにした。

そして、夕食を食べながら四人に今日あった出来事などを全て話し、夕食を食べ終えると「疲れたので、先に戻ります」と言い自室に戻り、そのまま布団を被り就寝した。


そして、翌日。

再び喚起のために開けっ放しにしている窓から射し込まれる太陽の眩しい光を目に受けて、この世界に来て実に四日目の朝を迎えた。

そして、いつもの様にベットから起き上がり、いつもの様に着ていた寝巻きを脱ぎ、いつもの様にタンスの中から服一式を取り出し、いつもの様にタンスから取り出した服一式に着替え、いつもの様に扉を開け朝食を取るために一階に降りリビングに向かって行った。

すると、リビングにはリンナさんが一人椅子に座り紅茶を飲みながら今日の新聞を読んでいた。

そして、リンナさんはリビングに入って来た俺のことに気が付き、飲んでいた紅茶と読んでいた新聞を机の上に置き俺に声をかけた。


「あらっ、今日は珍しく早起きねレイジ君」


「はい。今日は昨日知り合った人たちと一緒に冒険者ギルドに行く約束をしているので」


「あら、そうなのね。それじゃ、冒険者ギルドに行くなら何か少しでも食べた方がいいわね、取り敢えず厨房に行って余りのサンドウィッチとかを持って来てあげるから待っててね」


「えっ・・・はい、ありがとうございますリンナさん」


リンナさんは少し驚きながら俺にそんなことを言ってきた

確かに、俺は一昨日と昨日は昼頃までぐっすりと寝ていたためリンナさんがそんなことを言うのも無理は無いな。

俺は、取り敢えずリンナさんにエリスとシリリアの二人と冒険者ギルドに行くことを伝えた。

俺が、冒険者ギルドに行くことを伝えると、リンナさんは手をパンと一回鳴らし余りのサンドウィッチを取りに食堂に向かって行ってしまった。


「はい、昨日の余りのハムとタマゴのサンドウィッチよ」


「あ・・・ありがとうございますリンナさん」


取り敢えず、俺は適当な席に座りリンナさんがサンドウィッチを持って来てくれるのを待つことにした。

そして、待つこと数分。

白いお皿に三枚のサンドウィッチを乗せたリンナが戻って来た、戻って来たリンナさんはそう言いながら俺の前にサンドウィッチが乗っているお皿を置いた。

俺は、サンドウィッチを持ってきてくれたリンナにお礼を言いながら一枚のサンドウィッチを手に取り朝食を食べ始めた。

因みに、今リビングに居ないギリスさんは自室にこもり書類の整理などをしていて、リリスとリスはそれぞれ自室でまだ眠っているらしい。


「ごちそうさまでした!!料理人の皆さんにサンドウィッチ美味しかったと伝えて置いてください」


「分かったわ。それじゃ、気を付けて行ってきてね」


「はい、行ってきます!!」


俺は数十分でサンドウィッチを食べ終わると、リンナさんにそう言い、リンナさんに見送られながらリビングから出て行き、屋敷からも出て行き街に出て、エリスとシリリアの二人と待ち合わせしている冒険者ギルドに向かって行った。




冒険者ギルドの前に到着すると、約束の時間より数分早かったが、既にエリスとシリリアの二人の姿があった。

俺は、遅刻はしていなかったが、二人を待たせてしまったと思い小走りで二人に近付いて行った。

俺も、一応二人を待たせてしまったら悪いと思い早めにギリスさんの家を出たつもりだったんだけど、一体二人はどのくらいの時間に宿屋を出て、どのくらいの時間にここに到着したのだろう・・・?


「ごめん、遅れた!!」


「ちょっと、遅いわよレイジ!!わたしたちがどれだけ、ここで待ってたと思うの!!」


「いや、まじでごめんって」


「ちょっと、エリス。私たちが早く着きすぎただけだし、レイジ君はちゃんと時間通りに来たんだから、そんなに強くレイジ君に当たらないの」


「わ・・・分かったわよ。レイジも強く当たちゃってごめん・・・・・・」


「いや、別にいいよ。俺も二人を待たせちゃったのは本当のことなんだから」


どんなに心の中で言い訳をしても、結果的には俺が遅れてしまったというのは変わりないため、取り敢えずエリスとシリリアの二人に謝罪をすることにした。

俺が、二人に謝罪をするとエリスがそんなことを言ってきた。

どうやら、エリスは長時間冒険者ギルドの外で待たされてしまい、イライラしているようだった。

俺は、これ以上エリスの機嫌を損ねることはヤバいと思い、もう一度エリスに対して謝罪をすることにした。

俺が、エリスにそう謝罪をするとシリリアがエリスにそう注意をしてくれた。

シリリアに注意をされ頭が冷えたのかエリスが少し不貞腐れたように小声で俺に謝ってきた。


そして、俺たちは取り敢えず冒険者ギルドに入ることにし、冒険者ギルドの扉を開け、中に入って行った。

中に入ると冒険者ギルドは早朝にも関わらず、数人でテーブルを囲みお酒を飲んでいる冒険者たちの姿が見えた。

俺は冒険者ギルドと言うのは、アニメや漫画などでお馴染みの荒れくれたイメージを想像していたが、この世界の冒険者ギルドは特に荒れている様子は無く、俺が思い描いていたイメージとは違うものだった。

そして、俺たちはそんな風にギルドの中を見渡しながらカウンターに向かって行き、カウンターに到着すると受付嬢のお姉さんがにこやかな笑みを浮かべながら俺たちに声をかけてきた。


「おはようございます!!この度は、どのようなご要件でしょうか?」


「はい、冒険者登録をしたいのですが」


「冒険者登録ですね、分かりました。冒険者登録の人数は後ろにいる二名を含めて三名でよろしいでしょうか?」


「はい、それでお願いします」


「では、まずは冒険者登録について簡単に説明致しますね」


「はい、よろしくお願いします」


受付嬢のお姉さんはそう言い、冒険者登録についての説明を始めてくれた。

お姉さんの説明によると、この世界での冒険者のランクはG.F.E.D.C.B.A.Sの八段階に分かれており、依頼の難易度はE.D.C.B.A.Sの六段階に分かれているらしい。

Gランクの冒険者はEランクの依頼のみしか受けることができず、F.Eランクに昇格すればDランクの依頼を、D.Cランクに昇格すれはCランクの依頼を、Bランクに昇格すれはBランクの依頼を、Aランクに昇格すればAランクの依頼を、Sランクに昇格すれはSランクの依頼を受けることができるらしい。

冒険者ランクを上げるには、一定数の依頼を達成すればワンランクごとに上げることができ、特定の依頼を達成することができれば数段階冒険者ランクを上げることができるらしい。

依頼を無事に達成することができれば、その依頼に見合った報酬を受け取ることができ、依頼を失敗してしまえば依頼失敗の賠償金を払うことになってしまうらしい。

護衛依頼など第三者の生命に関わる依頼を受けている最中に依頼対象の人物を見捨てた場合は即座に冒険者登録が抹消され指名手配されてしまうらしい。


「はい、これで冒険者登録についての説明は終わらせていただきますね。もしも、説明の中で分からないことや聞きたいことがありましたら担当アドバイザーである私ミリアにお聞きください」


「はい、分かりましたミリアさん」


「では、質問などが無いようなので、こちらの冒険者登録用紙に必要事項などの記入をお願いします」


「はい、分かりました」


受付嬢のお姉さん-ミリアさんは、俺たちの目の前に冒険者登録用紙と言う紙を差し出してきた。

見た感じこの冒険者登録用紙に記入することになっている内容は名前、生年月日、性別、年齢、出身地、スキル、魔法となっている。

前半の名前、生年月日、性別、年齢は特に考えることも無く記入することができたが、後半の出身地という欄で手が止まってしまった。

転生者である俺は、まだこの世界に来て四日目だったため、あまりこの世界の地理についてはほとんど知らないため適当にありそうな地名を書くことにした。


「ミリアさん、記入終わりました」


「わたしも、終わったわ」


「私も、終わりました」


「はい、それでは冒険者登録用紙をお受け取り致しますね。記入に不備が無いかどうかを確かめるために確認致しますので少々お待ちください」


「はい、分かりました」


冒険者登録用紙の記入を終えた俺たちは、それぞれミリアさんに用紙を差し出した。

それぞれ、冒険者登録用紙を受け取ったミリアさんはその場で受け取った冒険者登録用紙に何か不備が無いかどうかを確かめるために、ゆっくりと時間をかけて受け取った冒険者登録用紙に目を通し始めた。


「確認した結果、書類には不備はありませんでした。それでは、最後にこちらの石版に手をかざしてください」


「え・・・えーと、この石版は何ですか?」


「この石版は、個々に与えれたスキルと魔法属性を確認することが出来る石版となっています。もちろん、こちらが確認したスキルと魔法属性は外部に漏らさないようにしていますのでご安心ください」


「へぇー、そんな装置もあるんですねぇ・・・・・・」


二十分後。

冒険者登録用紙に目を通していたミリアさんが顔を上げ、書類に不備が無いことを俺たちに伝えてくれた。

どうやら、本当に適当に書いた街は存在するらしい。

そして、冒険者登録用紙の確認を終えたミリアさんはデスクの下から手形の石版を取り出した。

この、石版はミリアさんが言うには、個々のスキルと魔法属性を確認することが出来るものらしい。


「じゃ、最初はわたしがやらせてもらうわね」


「はい、手を離してもらっても大丈夫ですよ。エリスさんのスキルは身体強化、剣士、魔法の三つですね。魔法属性は無属性魔法だけですね」


「う〜ん、魔法属性は一つだけか・・・。まぁ、元々魔法が苦手だったししょうがないか・・・・・・」


まず、最初にエリスが石版に手をかざした。

エリスのスキルは「身体強化」 「剣士」 「魔法」の三つで、魔法属性は「無属性魔法」の一つだけだった。

どうやら、エリスは魔法が苦手のようだった。


「それじゃ、次は私が行きますね」


「はい、手を離してもらっても大丈夫ですよ。エリスさんのスキルは魔法、弓術、鑑定の三つですね。魔法属性は火属性魔法、水属性魔法、風属性魔法 、氷属性魔法、回復魔法の五つですね」


「はい、ありがとうございました」


次に、シリリアが石版に手をかざした。

シリリアのスキルは「魔法」 「弓術」 「鑑定」の三つで、魔法属性は「火属性魔法」 「水属性魔法」 「風属性魔法」 「氷属性魔法」 「回復魔法」の五つとなっていた。

どうやら、シリリアは身体を動かすより魔法の方が得意だったようだ。


「じゃ、最後は俺だな」


「はい、手を離してもらっても大丈夫ですよ。レイジさんのスキルは「剣術」 「弓術」 「身体強化」の三つですね。魔法属性は「火属性魔法」 「水属性魔法」 「風属性魔法」 「回復魔法」の五つですね」


「はい、ありがとうございますミリアさん」


俺は元々「スキル 隠蔽」でステータスを隠蔽していたため、俺のスキルは「剣術」 「弓術」 「身体強化」の三つで、魔法属性は「火属性魔法」 「水属性魔法」 「風属性魔法」 「回復魔法」の四つとなっていた。

どうやら、この「隠蔽」スキルはこの機械にも通じるようだった。


「はい。それでは、ステータスの確認も終わりましたのでそれぞれこの冒険者カードをお受け取りください」


「「「はい、ありがとうございます」」」


「この、冒険者カードは紛失してしまった場合は、高額の金額を払うことになっていますので、紛失にはお気を付けください」


「「「はい、分かりました」」」


それぞれ、ステータスの確認を終えるとミリアさんがデスクの下から冒険者カードと言うものを取り出し、俺たちにそれぞれ渡した。

俺たちは、ミリアさんから冒険者カードについての注意事項を聞き、冒険者カードをミリアさんから受け取った。

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