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きおくがなくて

作者: りんごぁめ

ゆきこ

それがわたしの名前


3年付き合った彼氏と別れた

もう元彼と言わなきゃならない


現実が見えてきたらもやもやする

3年もつきあったのに

なぜか思い出せない

顔も、声も、思い出も


なのにかなしい、さみしい。



わたしの名前の“ゆき”みたいに

溶けて消えてしまったみたいだ




思い出がないから語れない

ただ、たのしかった

旅行にたくさん行った

次はどこに行こうって話したんだ


思い出せないがつらい。


わたしは、なぜ記憶を溶かしてしまったのか

とかそうと思った訳ではない

いつの間にか消えていたんだ雪のように。



風邪はひいてないか、泣いてないか、怪我してないか

すごく心配もある





正直、追い詰められたのはある

うつ病の悪化の進行具合が最悪だった

逃げてしまったんだ

それでも、別れたくない気持ちもあった


遠距離恋愛なんてさせてもらえないのも分かってた



それでも少し期待してた

最後の最後に試させてもらった

それもクリア出来なかったから別れるしかなかった



死にたい、消えたい

そうおもうようになった



おちついて、ひとりになった途端

頭がおかしくなったかのようにグルグルして

気がついたら、思い出せない状態に。





みんなは大切に出来てますか?

記憶は簡単に消えてゆくのです

都会の少しだけ積もった雪のように簡単に溶けてきえてしまう


記憶も思った以上に簡単に閉じ込めれてしまう

どうせなら彼氏のことも……いや、元彼のこと全てを閉じ込めてしまいたかった。

みんなは大事にしてくださいね

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