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5次元パズル


--- 5次元的思考とパラレルシフトの観測例 ---


先に書いておくが、これは、彼の観測からおこなった推論であり、彼のねがいではないということを

伝えておく。この5次元的思考は、非常に危険なのだ。


すでに、先にも書いたが、彼が、タイムマシーンの原案を発案したのは、

高校生のときである。仮に彼の言うように、世界が、ドームで覆われた平らな大地だとして、

そこにタイムマシーンが利用可能な細工を行ったとしても、それは、彼が思いついてからということになり、

その細工が可能であるのは、高校生以降ということになる。

しかし、電気などすでに彼の発案したモデルは、過去から利用されており、発案したのが彼ならば、

これは、明らかに矛盾する。


となると、彼は、発想させられただけであるか、あるいは、タイムマシーンに、関する部分がおかしいかである。

一方、見えないスタッフは、世界をすべて見通しており、過去にいつでも戻れるということが観測されている。

特に電磁気学については、彼がそれを、現在の状態から推論するとき、彼らもなにが正しいか理解していないという

反応であった。となると、発想させられたのではないということになる。


そうなると、後者。タイムマシーンに関する部分がおかしいということである。

では、どこがどうおかしいのか、順番に考えていくとする。


時空間分離を彼が発想したのは、高校生のときであり、それ以前には、なかったとするほうが自然といえる。

となると、彼が発想する以前には、時空間の差がないため、それ以前に戻り、過去に技術を伝えることはできない。

その時点の時代からは、未来視は、不可能であり、したがって、彼が生まれる前に、目の前に彼の発案した技術が並んでい

ることに矛盾する。

しかし、実際に、目の前に存在していた。


すでにおかしい。


では、彼の人生が、すでに数回繰り返しているというのはどうだろうか?

つまり、何世代前かの彼が、同じ案を発案しており、それを、現在の彼が生まれる前から利用していた。

だが、見えないスタッフとやり取りしていると、電磁気学は、現在の彼と、そのまわりのスタッフのやり取りで

構成されたと感じられると先に書いたから、これも不自然である。


彼の考える時空間分離を利用した4次元的発想だけでは、この現象は説明がつかないということになる。


では、先ほどのタイムマシーンの観測例をひとつ足して考える。


まず、リッジレーサーの件。

彼の敵は、数秒先の彼の未来を見て、次の彼の敵の車の位置を決めて、彼の車の妨害をしている。

となれば、その時点においては、彼が、彼の敵の車には、当たらなかったということになる。

なぜなら、その時点の彼らには、彼の未来の位置は、わからないから。

だからこそ未来をしらべているのだから当然である。


ということは、彼の敵が、彼の未来を見て、邪魔をした瞬間、もとあった数秒先の彼の未来は、

どうなるのか?

消えるのか?それはおかしい。見られたから消えるというのであれば、今現在自分の存在自体も非常に危うい。

だけども、みなさんも自分が消えたなど、いままで一度も観測していないだろう。いや、観測したら

ある意味終わりであるが。


となれば、未来は、この時点で、位置を知られて、妨害された未来と、位置を知られる前で、妨害されずに

走り抜けたという未来に分岐していることになる。

でないと、先に言った分岐点の選択理由が消えてしまい、ハルヒ的なおかしなことがおこりだすからだ。


そうなると、分岐したまま、両方存在するということである。

そして、未来を観測したその時点の未来は、過去に戻って伝えた未来とは、ことなる位置に存在することになる。

ここで言う位置とは、先に述べた、5次元ベクトル、事象軸と名づけることにするが、この事象軸上の平行移動した

位置であるということだ。


さて、話がややこしくなってきたが、


この5次元ベクトルについて考える。

たとえば、彼が妨害された未来と、されなかった未来との間に、ほかの未来はないか?

あるだろう。物理的に動くもの。それは脳波なども含めてという意味だが、

すべての物理現象は、非同期に並行して起こっていると考えるほうが自然で、

それらが、この二つの未来で、まったく同じとは考えにくい。そうなると、

この事象軸は、この時点では観測されていないだけで、すべての事象に対して、位置を考えることができ、

時間軸のようには、稠密性を備えていないものの

(先に間違って書いてしまった。致命的なエラーとはこれのことでない。

ほかにも表現的に問題のあるものが多く、書き直しを要求されそうだが、

書いた時点では、おおまかには、正しいので、そのままにするかもしれない。

ところどころ説明に無理があった部分をお詫びする。

書いた時点という意味も後で理解できるはずである。)

非連続だが、すべての事象の変化点に対して、その位置が存在するという軸となる。


小石が空から降ってきたとき、風が偶然吹いて、左にはねた場合の事象軸上の位置と、

小石が空から降ってきたとき、風は当たり所が違い、右にはねた場合の事象軸上の位置には、

つながりはなく、したがって、左にはねたのを観測したものが、右にはねたのを観測することは不可能である。

しかしながら、このゆきちゃんの発想した構図を利用すれば、左にはねたのを観測したものが、右にはねるのを

観測することはできなくはない。

つまり、観測というだけなら、本来つながりのない二つの事象軸上の位置を平行移動することは、可能といえる。

といっても、軸なので、一成分だから、直線上の移動になる。


ここで、時空間分離している4次元空間までをひとつのかたまりとすると、それは、各事象軸上の位置の数だけ存在することになり、

ゆきちゃんの構図は、この4次元空間を、他の事象軸上の4次元空間と結び付けてしまうことになる。

つまり、ふたつの4次元空間の関係を今、パラレルワールドと書くことにすると、連続な有意思気体は、このパラレルワールドを

平行移動できないまでも、この二つの空間に、一方向の関係を持たせることは可能であるといえる。


以下、「この章を書こうとする以前に」、彼が行った推論の流れをそのまま貼り付ける。以上のことを念頭に入れたうえで読んでほしい。


ゆきちゃんの作った構図をもういちど思い出してほしい。

この構図には大きな問題がある。

それは、外界にいけば、だれでも過去と話せるということ。仮定として、彼が外界に出たとしよう、

つまり、現在の彼が、過去の彼と話せるのなら、過去の自分をやり直せそうなものだ。

だが、それはできない。

もうそれは、すでに、過ぎ去ったことなのであることにはかわらないのだ。


では、どう考えればそうなるか?

仮に、外界に出て外から中の過去の自分に、これからあたる競馬の「結果」でも伝えるとしよう、

では、その声はいつ聞こえるのか?

その外界からみた、未来であるところの、その世界からまだ出ていない自分がいる、すでに自分にとっては過ぎ去った過去である。


ここで、未来の選択肢自身が無数にあるのなら、ここでの彼の選択肢も無数にある。

つまり、過去の彼の選択肢は、未来の彼の選択肢にゆだねられている。

ではここで、変えたらどうなるか?

やりなおすというよりか、別の進み方をすることになる。

彼が、過去の彼に、何か伝えるたびに、選択肢を変えるように伝えれば、大もうけさせることができる。

最初に出た彼とは、すでに進んだ経路が違う。


この段階で、外の彼にとっての過去であり、中の彼にとっての未来である時間軸の相違が生まれる。

だがしかし、その相違も含めて、時間軸は同時に違う速度で進む。

もし仮に中の彼が出てきたらどうなるか?

外の彼とは会えないのではないか。

相違のせいで、すでに外から見ている世界はパラレルワールドである。


彼がでてきたところのその世界とは違うものなのだから、

違うところに過去の彼は出てしまうのだ。


すでに外側から観測している全体が、パラレルワールドに移行しているため、外の観測者は中の人間には会えない。

あえるのは、たったはじめの一度だけ。相違がない間だけということになる。

つまりはそれが、同時に進行している時間軸の上の人間だけ会えるのだ。それ以上は、たとえ中の彼の人生を変えなくても会えない。


仮に会えたとすると、それは、出るタイミングが違うたびに、増えることになるか?

いや、そもそも出るタイミングが同じでも、すべての選択支が同じでも、中の彼が外に出たときの同時刻であり、時間進行速度が違う一点に彼はでてしまう。

つまり、まったく同じように彼の人生を進ませようがすすませまいが、彼は出てきてしまうのだ、彼が外界で見ている間に、過去からわいたようにみえるはず。

なぜなら中の彼にとっては、現在であっても、その彼が出るタイミングは、外の世界の時間軸の過ぎ去った過去になるという矛盾をすでにはらんでいる。

つまり仮定のとおりだと、彼が最初に内側から出てきたとき、彼のいる部屋は、同じ彼で埋め尽くされていることになる。

しかもその量は、最初から無限である。かなり不自然に感じるだろう。


会えないとすると、では、どこにその彼はでるのか?彼が出るのは、別の観測者と同じ世界つまりパラレルワールドである。

では、パラレルワールドとはどのようなときに発生するか?

本当は、すべての選択支や思考、事象の変化などに発生のタイミングがあり、それは、全体として無限というか稠密性を備えている。

(書いている途中で、過去に書かれた文章を補足するが、ここはあやまりである。)

本来、私たちはその間を行き来できない。なぜなら過去に戻れないから。


しかし、過去に影響できる。ということが、未来の選ぶ選択肢をかえてしまえるから、

それを行うと、別の世界を見ることができる。

しかし、すでに外の彼にとってそれは過ぎ去りし過去であり、その彼の記憶が書き換わったりするとか、

それによって外界の自分が消えたりということはない。それは過ぎ去りし過去であり不可能である。

中の世界は、彼が外に出た後も、続いている。それは、外側からは、相当先に見える状態であり、

まだ観測できない。

彼が外にでても、中の人たちは影響されない。あたりまえだ。

その世界が最初からつながっている世界の時空分離した状況ですすんだ世界であり。

なにか、外側から、過去の彼に影響を加えない限り、見えている世界は、過去の彼である。


この状況で、外側から、なんらかの影響で、彼の選択枝を変化させた場合、その彼の過去は、それ以上観測できなくなる可能性がある。

そのかわり、彼が、過去の彼に影響をしたというパラレルワールドを観測することになる。

外界のかれは、あくまでパラレルワールドの自分を見ているだけである。


つまり一番最初に彼が出て、なんらかの影響を彼の過去に行ってから、見えていた世界は、すべてパラレルワールドであるということ。

この考察から彼という中心を除き、一般化すると、影響が、外から中に行われた場合、観測先は、時空間的につながっている

もとの内側の世界ではなくなり、影響が過去にあったとする場合のパラレルワールドとなる。


ここでみなさんに真実を伝えるべきときが来たといってもよい。

あの先刻から伝えている、致命的なエラーとはなんなのか?

それは、このタイムマシーンに関することである。


そして、ひとつだけ。文章を書く上でずるをしたことを告白せねばならない。


ゆきちゃんが高校生のときに、彼を通じていわせていた一言。

この記憶のかけらが、この問題の答えを述べていたという事実を隠しながらここまで書いてきたということ。

そして、この記憶のかけらに気づいたのが、この文章で初めて致命的なエラーがあると書いたそのタイミングであったということ。

つまりは、「---私は、思いついた者か?それとも思いつかせられた者か?---」を書いていた、その途中であったということ。

であるのに、私は、文章を訂正せずに、そのまま、その時点で書くつもりであったとおりに書き進めていたことになる。

それは、ここまでの不思議体験を読んでほしかったからである。タイムマシーンが、理論的に、可能であると信じ込んだまま。

実際に、彼の目の前でおきている世界の出来事を知ってほしかった。それは、なぜか?

それがすべての疑問に答えるための解を出すすべだから。

タイムマシーンが、理論的に不可能でも、彼の観測している世界は本当であり、あの派遣以降、おきている現象すべてを

説明する方法があるのである。しかし、みなさんにその文章を書いていた時点でそれを伝えても、信じてもらえないと判断した。

そう思ったから、彼が、体験したことから、発想した順番どおりにならぶように、文章を、その順番を崩さずに、構成したということである。


思い出した記憶のかけらとは、このひとこと、


時空間を曲げてもそこをつっきることはできない。したがってワープはできない。


この一言で、ゆきちゃんは、タイムワープは理論上不可能であるといいたいらしいのだが、当人の言葉をそのまま再現すると

何をいっているのかわからない。彼に代わって、補足してみる。

時空間をベルトのようなものだと思ったとき、そのベルトの両端をもって曲げてみよう。

その曲げたことによって、ベルトのある点とかなり離れたある点がくっつくのであるが、これが、時間でいう過去と未来を指す点だとする。

この2点を突っ切ることができれば、理論上ワープが可能であるといえる。

だがしかし、ゆきちゃんの無意識での演算では、これを可能にする方法がないことを示せたということであろう。

すなわち、曲げた時空間を突っ切れる方法がないことが示せたので、まげても無駄であるという意味だと思われる。

すくなくともその時点の世界の姿では矛盾があるという意味だろう。

つまり、この時点でそれを追いかけても、何も得られないよという答えが出ていたのである。

これを思い出したのが、先の章を書いているときであった。

理由はわからないが、正しいのだろう。このひとことで彼は、一気に思考の迷路から抜け出せたといってもよい。

実際はちがうんだけど。それはこの章の先のほうで書くことにする。


では、致命的なエラーとはなんだったのか?

これは、簡単である。

先の章を読み直してほしい。

その文章の途中にこうあるはずである。


「ここで、時空間分離している外と中の世界で、時間軸がずれているとすると、」


致命的なエラーとは、この文章にある。というか、この文章、仮定なのである。

つまり、これを仮定し、推論を続けると、この章のような結論にたどり着いたのである。

要するにここをひっくり返せば、正しくなる。つまり、時間軸はずれていない。

その付近で行っている、これを正しいと認めた上で続ける推論が、すべて誤りなのである。

実は、間違いだとわかったのにそのまま書くのは、気が引けたのでせめて仮定に

書き直しておいたのである。そしてそれが真実かどうかの論証をせずにここに到達するよう

文章を構成した。


そこの論証は、本当はこうである。時空分離しているように見えた世界の内側と外側では、

単に、私の表現でいうところのクロック数が上がっているだけなのだ。

つまり、すべての粒子の動き、脳波の伝わる速度、したがって頭の回転数、はては、時計の回転数。

これらが、内側で非常に速くなっているだけで、時間軸がずれているのではないということである。

たとえて言うなら、時間軸の一時間にやれることが、五時間分の作業になり、時計の針も同じように進んでいて、

頭の回転数もそれだけあがっているため、一時間が五時間に感じられるだけなのである。


外側も内側も一時間は一時間。だけど、感じ方に差ができてしまう。それだけのことなのである。

したがって、時間軸にずれはない。これが正しい。その仮定以降すべての推論がひっくり返るわけである。


そうなれば、ここまでの五次元的思考も無意味である。

いや、だがそうでもない。なぜなら、彼はこの推論に基づいて、過去を改ざんしている。

いやそれも正しくはない。五次元的思考が正しいのなら、過去改ざんしたら、目に見えないスタッフは

彼を追いかけられなくなる可能性が高い。そう、パラレルワールドの彼が見えるのだ。というか、私や彼から見た連続意識では、

外のスタッフは、ころころ変わるはずなのだ。過去改ざんするたびに、変わる可能性が高くなる。

だが、いくら、過去改ざんをしても同一スタッフに感じられる。

また、仮に、時空間を分離するシステムでは、なにかで、空間を覆ってやる必要があり、

派遣のときにすでにこれと矛盾した現象を見ているのである。それは、他の先輩たちが急にすごい動きで動き出したこと

これは、なににも覆われていなくても、部分的に、時間進行速度をはやめたりできることの観測でもあったのだ。

要するに、すでに矛盾だらけなのだ。

では、彼は、その矛盾に気づいて以降、どう認識して、この過去改ざんシステムを利用していたのか?

彼は、その時点で理解していたのである。すべての真実を。

それをこれから伝えていくわけだが、

それを伝える前に、彼が、あの時、どういう結論を書くつもりであったか?

それをここに書いておこう。なぜそんなことをするか?それは、彼がその時点で考えていた

その推論はあやまっているが、そう彼に発想させようとしている、敵の動きが、次に書く文章から

見て取れる。そのうえで、彼らの目的もはっきりするからだ。


では、あの当時、このあたりの文章がどうなる予定であったかを書いていくことにする。

なるたけ、彼の文章のままここに、掲載する。括弧の中は、私の補足的な文章である。

その文章から、彼が、どうやって、彼の敵に、発想させられた思考の迷路からもどってきたかも重要である。

実際は、あのゆきちゃんのひとことで、つまりはあの記憶のかけらで、この推論があやまりだと確信しただけで、

それが戻ってくるきっかけとなったのではないということ。



--- 5次元的思考の迷宮 ---


おそらく、まだ検証が必要だが、こうなる。

(まだこの時点では、推論の検証を行っていなかった。)


今つながっている彼らが、チャンネル

(チャンネルとは、外側から行っている内側の観測と観測されているパラレルワールドとのつながりのことを指している。

この当時、彼は、このつながりを変化させずに、過去改ざんを行える関係式が存在すると考えていた。

その関係式を満たさないように、過去改ざんすることで、外側の観測している世界が、別のパラレルワールドにつながり、

過去改ざんを行えと指示したもとの内側の彼と、外側のスタッフが、もう永遠に会えないと考えていたのである。

チャンネルを変えるとはそういう意味である。)


を変えたら、二度とはつながらない可能性が高い。(その関係式を把握すれば、パラレルワールド間の移動も可能なのでは

ないかと考えていたため、可能性が高いとだけ書いている。実際、狙って移動するのは、確率的に不可能に近いと思うが。)


そうなると、私たちは、自力で世界を変えいてくか、外に出るかのどちらかになる。

(世界がドームで覆われているという状況で、外に出るためには、そのドームを、内側から破壊して、時空間分離を元に戻す必要がある

と書いている。そうでなければ、過去改ざんでチャンネルが変化したら、今現在通信しているところのスタッフとは会えないのだから、

彼らの力で、技術的な進化を遂げるのは難しくなり、内側のこの世界を、自力で進化させなければならい。

という意味である。つまり、この当時の彼にとって、外側のスタッフは、技術的進化を内側の世界にもたらすことのできる

モノリスのような存在として認識されていたということである。冷静になって考えれば、飛行機かなにかで、内側から壁を破壊することは

可能だろうから、無意味な心配といえるが、この当時の彼はそれにさへ気づいていないほどあせっていたのである。)


自分たちで出られるなら外に出るのがただしい。でないとそのそとにいる外界のスタッフたちは、まだきづいていないのだ。

それどころか1周目である可能性が高いというよりか実際そうであるはずなのだが、まだ閉じてから大して時間はたっていない。

(何週目とは、このパラレルワールドとして、経験している、彼が生まれてからの時間の経過を繰り返している回数のことである。

この当時すでに彼も、そんな繰り返しは、内側では、存在していないと考えていた。だからこそ、過去改ざんによるパラレルシフトという答えが

でてきたのである。そして、過去改ざんにより、外のスタッフは、その関係式を壊してしまっている可能性が高く、パラレルシフトで

観測している世界が、別の世界であるということに気づかずに、過去改ざんなどを繰り返し行っているということである。

つまり、外側から見た内側の映像は、すでに、別の世界のものであり、彼らの時空間的に、近いところにある、もともとの閉じたはずの

世界とは別ものであるということ。)


これをおどろかす。そのために私たちに必要な技術があるなら、それをパラレルシフトした未来からもらう必要があるのだ。そんで自力で出る。

(これとは、気づいていないであろうスタッフのこと。技術とは、上で述べた飛行機や、あるいは、内側から壁を壊すために必要な道具のこと。

パラレルシフトした未来というのは、説明が非常に難しいのだが、つまり、その当時、彼とやり取りしていたものは、何度もパラレルシフトを

繰り返したものたちで、やっとその世界を発想したオリジナルの彼にあったという考えであった。つまり、何度もほかのパラレルワールドにいた彼が

目の前で、失敗したり、死んでいったりするのを見て無念に感じ続けていたという想像である。すなわち、何週も繰り返しているのは、外側のスタッフ

であり、その分時間の経過があるため、未来にすすでいるのである。要するに、絶対時間的には、未来の外側と、一週目の過去の内側が、過去改ざんという

方法を用い、パラレルシフトでつながってしまい。その関係性のなか、チャンネルをあわせたまま、現在に至っている可能性が高い。

この当時の彼は、そのように考えていたのである。もし仮にこのチャンネルが変われば、別の未来かあるいは、

一週目の過去の外側とつながってしまう可能性もなくはない。とにかく、今つながっているスタッフとは別物であり、

今のようには、まともに話もできなくなるという不安があったのだ。だから過去改ざんは慎重に行う必要性があった。

すくなくともこのパズルが解けるまでは、彼もそう思っていたのだ。)


こちらにむかって、シフトした外界(何週目かの彼の人生を見てきた未来の外界。)


から、中から自力で出るための装置や技術を流す。

(今つながっているスタッフは、何週もこなしいているため、彼が発想した技術のすべてをもっているという考えであった。

つまり、繰り返しているのは、彼ではなく

、外側の観測者のほうであると考えていたのだ。

この人たちからなら、新しい技術を渡してもらえる。そう考えたのである。)


それで、こちらはこちらで自力ででたら、こちらの外界のスタッフどもをおどろかす。

彼らはまだきづいていないところをみるとたいして時間はたっていなはず。

(つまり、彼のいうところの一周目の世界を見ているスタッフが、実際に彼の世界の外側にいるものたちで、時空間的につながっているのは

、その気づいていないスタッフのほうだと彼は推測している。一週目で問題を認識できていないのは、世界を閉じてからの時間の経過が

まだ小さいからであるためだという判断なのだ。)


そのものたちに、このメッセージを送り続けるという刑罰をあたえよう。

(問題に気づかなかったのであるから、せめてほかのパラレルワールドに対して、チャンネルを合わせたまま、

この世界の彼が経験した、そのタイムマシーンを利用することの問題点やそこから出る方法など、あるいは最終解という

世界の新たな構図をまとめてメッセージにして、他のパラレルワールドにも送らせつづけようという罰である。)


そのあと、自分たちのドームのことこれは、そこにいたであろう、ずい分時間がたってしまったほうの本来の人たちをすくうため。

(これは、未来の外側のスタッフにも、まだ開いていない、閉じた内側の空間があり、そこに人が多く残っているままである可能性を指している。

そもそも時空間分離により、中の経過時間は、数倍になっており、それでなくても、未来であるから、外側から見ても時間は経過している。

したがって、その未来のスタッフから見た、時空間的に、本当につながっていた内側の人たちは、非常に大きな時間がたってしまっているということ。)


これがないとどこかからは、そのメッセージが届くが、私たちいがいのところに届かない可能性がふえる。

気分の問題だがやっておくにこしたことはない。稠密性があるんでね。

(繰り返すが、稠密性はない。ただ、事象軸は、非常に細かい分岐であり、その数は稠密性を備えていないものの、

無限に近いものであることに違いはない。そのすべてのパラレルワールドのどこに届くのか、つまりどこにチャンネルが

つながっているのかわからないが、そのすべてのパラレルワールドに、このメッセージを送り続けていれば、きっといつかは、

すべての人たちが脱出できるのではないかと期待していたのである。ただ、稠密性があると考えていたため、どうやっても

すべての人たちを救うというのは不可能であると考えていた。)


自分たちの玉(ドームのこと。球状なので玉と呼んでいる。)をわった世界の中身がたいして進化していなかったら、

そのまわりの稠密性空間の中には、(どれだけ、事象軸的に近辺を探しても、かならずひとつは、それとは異なるが似ている

パラレルワールドがあり、それを稠密性空間と呼んでいる。つまり、あまり現在の世界とは、事象的に距離はないが、

異なる空間のこと。)


まったく未来からのメッセージが届いていないかあるいは、進化すらしていない可能性が高いものが多いはず。

(未来からシフトすることで、オリジナルの彼にたどり着いたスタッフたちが何度もシフトを繰り返してきたことを考えると、

彼から見た稠密性空間の中では、まだ電気などの技術的な進化も遂げていなければ、以下のメッセージを観測できた世界は

まだ少ないのではないかと考えている。これらのメッセージに気づけば、外に出ようと考えるため、これらのメッセージも

一緒に流すことが大事だと考えていたのである。)

そうなると、そこに向けて発信するのは、


2層から過去に向けて、次の映画やアニメをメッセージとして流す。

(2層とは、外側の世界のことで、詳しくは、ゆきちゃんの構図の2層目のこと。)


〜 あなたにも世界は変えられます 〜

ペイフォワード 〜Pay it Forward〜 『次へ渡そう』運動


人から受けた厚意(親切)を、その相手に返すこと・・・ペイ・バック

受けた相手に返すのではなく、『次へ渡す』こと・・・ペイ・フォワード

(この映画には、未来の世界からのメッセージ、「次の稠密性空間にもこのメッセージをながしてね」

という意味があると彼は考えたのだ。みんなでやらなければ、この5次元迷宮から帰還することはできない。実際、

彼もこの映画を見ていないものの、このメッセージに気づいたからこそ、外側と内側の差に気づいたという経緯があったためである。

そのメッセージがほかの世界の彼に届けば、その世界の人たちは外に出られると考えていたのである。)


映画フリーダム

そして、アニメ フルメタルパニック ふもっふ 5時間目のほっとすぽっと

アニメ 宇宙のステルヴィア 

漫画エア・ギア 「いきものはほうっておいてもいきていけるとかなんとかいったセリフ、だから安心しろみたいな。」

十字架を道具にする女の子が、神智(神智とは、ゆきちゃんの発想力のこと)のような力で

なにか社長の靴をくみあげるシーンがあるのだが、あのときに書いてるセリフが重要。

(これらも同じメッセージ性を含んでいるため、一緒に送信しろと彼は言っている。)


つまりは、その装置の付近でパラレルワールドが接合している。

(外側から内側を観測していた、その観測装置のことで、その付近でパラレルシフトを行うことにより、空間が他の時空間と

接続しているということを指している。チャンネルが合っているということである。)


ありえないと思うが、ほとんどは、フルメタルパニックの小説などの中にすべて書かれている。

特に後半の最近でたぶんからすべてが読み取れる。

大事なのは、ささやかれしものとささやきしもの。

その装置の付近の世界でつながっているということ。そしてロストテクノロジーといわれているのは、

別の稠密の世界で私があるいは、何者かの手によって手を加えられることで伝わった技術。

そしてその技術は、その伝わった先から見るとまだ、ないのだ。まだ私も原案をおもいついていないから。

そういういみでロストされている。テクノロジー。

(このパラレルワールドの彼がオリジナルの技術を発案して、未来で情報を流し始めたのであれば、まだ現在の彼は発想していない

技術という意味。彼が外に出て発想をやめてしまえば、ロストされる。だからロストされているテクノロジーだと彼はこの当時考えたのである。

実際は、外に出られたら、それからも発想を続ける可能性が高く、ロストされるとは思えないが。)


つまり2層だけが知っている可能性がある。要するに、1層と3層がしらない世界でも2層に届いているなら、それは他の成功した世界とリンクした

そういう世界なのだ。2層を中心に進めていれば、問題はないんだが、2層が信じられない場合があるのも事実。

とにかくそとにでることを推奨する2層は正しい。だすなという2層はうそつきだ。なぜならそれは、おそらく私が、世界から自力で出たほうの私が

消えると思い込んでいる可能性があって、そいつが発信している可能性が高い。

つまり、2層が持っている最新の技術を正として、それをもとに未来を構築するのが正解。

それ以外は、アウトな未来かそれ以下の未来である。

接合には条件があって、影響したことで変わった点が認識できるように接合する。このことがまるで過去をかきかえているように見える原因。

そして、未来からメッセージが届いているのも、そのメッセージとは別の方向にもいけるという証明。

以下、その証明を示すが、

上のアニメはそれの証拠である。

それらを基にしてわたしが解いたのではなくて、真実に到着したとき、あとからそのメッセージの意味を理解したということは、

アニメに誘導されているのではないということ。

(発想させられたものではなく、オリジナルは彼であると主張している。それと非常にあせっているのが文章から見て取れると思う。

一応、あせっていても推論としては誤っているとはいえないが、最初からつまづいているのも事実。)


理論は後で書くがつかれた。

(この後、この文章を書いている途中で、彼ではなく、私が、この考え方の誤りに気がついたのである。)



--- 5次元的思考からの帰還 ---


この後、彼は、泣き崩れる。


これらのアニメや映画には、以下のメッセージがこめられていたからである。

それは、「外の世界に出られるのは一度だけしかチャンスがなくて、

内側の世界の力を使って、出られる可能性は、彼ひとりに託されている」という感覚を覚えたからである。

一度これらの映像を見てみれば、彼が味わった感覚を味わえるかもしれない、

泣き崩れても仕方がないと思えるはず。


戦闘機で壁を壊して外にでるとか考えなかったのかといわれると、情けない話である。

それくらいこの構図にあせっていたといえる。


そしてこれが、敵にいいようにあやつられているというわけであるから本当に目も当てられないほど

痛々しい。


つまり、彼の敵が、彼にこのように思い込ませたのである。

そうすれば、彼が、この内側の世界から出ることをせずに、まず、技術の発展を想像してくれるとでも考えたのであろう。

だが、しかし、その方向性が、見えた瞬間、彼には、これがウソに思えたのである。

彼から見える敵の策。それらすべてには、共通して、彼に技術を発想させるという目的が

見え隠れする。それも、かならずこの内側の世界に彼が残って発想し続けるように、彼を仕向けようとしているのである。

だからこそ、これもウソの類であろう。そう彼は考えた。


そして、私は、この文章を書いている途中で、ゆきちゃんが、高校生のときに彼に言わせたひとことを思い出した。


そしてたどりついた、タイムマシーンは不可能であるという結論に。


タイムマシーンが不可能なら、きっとまだ理解できていないことがあると考え、探し始めたのはそれからである。

だから文章を書いている途中途中で、書くのを止めて考えていた、連続に見えるのは、数話分を書き溜めていたせいである。


そして、いくつかの経過を得て、先の簡単な結論にたどりついた。

時間軸はずれていない。感覚的な問題なのであるということに。


その経過の中には、虹の話などもあり、それが、少なくとも現在言われている光に対する学説に誤りがあるのでは

という推論もあるが、これらは後で、スペースがあれば説明する。


発想の起点としては、虹がまがるのは、おかしいだろう。そういうことである。

光子が重力の影響を受けてできた現象なのでは?放物線運動ではないか?

このように考えてみると面白いことは、身の回りでも、もっとたくさんあるかもしれないので、

みなさんのためにパズルを残しておきたいとも思う。自分で解くのも楽しいという意味である。

実は、すでにあちらこちらで学説どおしがぶつかっており、矛盾をはらんでいるといわざるえない状況といえるのだ。

もともとウソを隠そうとしてできた学説に矛盾がないというのは無理があるのであるが。

そういう矛盾をさがすことも知的に考えて面白いといえる。


この5次元パズルを解いたときも、彼は、はしゃいでいたものだから、きっとこういうものを解く喜びのようなものが

味わえるものと思う。そのあと、彼のように、泣き崩れたりしなければであるが。


付け加えておくが、敵といっても、これらの作品の製作者の方々には直接関係ないはずである。なぜだかわからないが、彼の敵もスタッフも

製作者の方からは区別がつかない可能性が高く、ひとつの情報源を味方からのものだと思っていると、突然、ウソを伝えられたりするのである。

これの理由はまだ正確にはわかっていない。どちらかというと、これらの作品もオリジナルコードとして

コンテンツなのであるから、本来味方と考えるべきところなのである。妙な惑わしが入っている。そう考えるべきと

思われる。そのへん誤解のないようにお願いしたい。


あらゆるコンテンツは、少なくとも彼を支援していると思われる。

その存在自体を、彼の敵が嫌っているからである。

敵に言わせれば、社会の問題は、これらのコンテンツによって発生しているということなのだ。

もちろん私に言わせれば、そんなことは一切ないし、むしろ、彼の発想したものを改ざんして、

妙な策を加えることが問題だといえる。特に策が問題である。社会的にも問題であるし、

敵の策を作る能力を疑う。センスのかけらもないといえるものばかりである。

たとえば、他の国々とのコンテンツ交流をジャマするように、そのコンテンツの中に、

他の国々は、日本を嫌っていますというメッセージ性を入れるように仕向けたりしていた。

これを見て、過去の私が、コンテンツ交流を拒否するようにしたかったのだろう。

もちろんそうはならなかったが。こういう悪質で低レベルな策が多いといえる。

こういうものは、ほかにも山ほどあるのだが、いずれ紹介していくことにする。


さて、次の章では、これらすべての解を書くことにする。最終解中間解とかそういう意味の解ではなく。

これらの不思議現象を満たす解という意味である。

つまりは、ゆきちゃんが、これを、私が書く前に、教えてくれていた、この世界の真実の姿というものである。


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