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5.オヤジギャグに注目

平均二本。飲んだ酒の量。小松の計算はほぼ正確だった。

「お姉ちゃんと話がしたかったから」

そう言ったのは古谷。

車内販売の売り子のお姉さんと話をするためにビールを購入したらしい。

「ジジイが若い子と話をしようと思ったら、お金を払ってきっかけを買うんだよ」

皆んなが聞き耳を立てる。

「ん?」

面食らう古谷。

「終わりかい! その後があると思った」

古谷がしゃべると、どんなオヤジギャグが飛び出すか皆んな注目しているのだ。


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