前へ目次 次へ PR 20/36 20.組長の弱点 身体が受付けないものって誰にでもあるだろう。 組長にとって、それは化学調味料。 蕎麦のつゆに使用されていたようだ。 蕎麦だったのか確信はないがタイミングでは蕎麦だった。 一度部屋を出たから余計に感じたのだろう。 部屋の中はその臭いが充満していた。 「全く気にならないけどな…」 日下部は出された料理を全部平らげていた。 戻って来てからの組長はまさに顔面蒼白だった。 時間いっぱいで中締めをして一行は部屋へ引き上げた…。