前へ目次 次へ 13/36 13.絶品! 並んだ価値はある 組長、美子、古谷、日下部。 四人で乾杯。 「あれ? 日下部ちゃん、大丈夫なの?」 痛風で足の痛みが心配な日下部に美子が声を掛けた。 「歩けなくなったら、箱に詰めて宅急便で送り返してくれ」 「自分の事は自分がいちばん解るからな。飲めるってことは大丈夫なんだろう」 蕎麦は店自慢のくるみ汁で。コクと深みのある味が病み付きになりそうだった。 そして、つまみの味噌ポテトとしゃくし菜漬け。これが絶品だった。 窓の外では雨が…。