前へ目次 次へ 12/36 12.順番待ちはまったりと 並んでいるのは店の軒下。 「傘を差すほどではないな」 そう呟いて灰皿の前に移動すると、タバコに火をつけた。 日下部、古谷も灰皿の前に集まる。 まったりとした時間が流れる。 ベンチに腰かけているペコ、久美、美子、小松はうたた寝をしている。 車中での酒が効いてきたようだ。 店では4人ずつに分かれた。 席に着くなり組長が瓶ビールを二本頼んだ。 「ここは飲む席なのね」 そう言って、久美が席を立つ。 代わりに美子がやって来た…。